偶然 そこを通りかかったのです
長い長い縄を 延ばしていました
向こうの杭に引っ掛けて
同じ長さに 調整しています
”何本つくるんですか” と聞くと
”60本くらいです” と教えてくれました
一番奥の束を ひとつにまとめていました
雪つりの 一番上の かっこいい所です
てっぺんが 美しい形になります
長い長い棒を差し込み
少し下を まとめて
美しく束ねます
形を美しく 金槌で整えています
てっぺんが 完成しました
細い綱60本が からまないよう
美しく 編み込んでいます
この長い長い棒を
どういう方法で まっすぐに立てかけるのだろう
それが 一番の不思議でした
謎が解けました
①事前に 梯子に登った人が この桜の木に
横に一本 水平に 棒を撮り付けていました
②その横棒の前に 長い棒を立てかけるようにして 滑らせながら
長い棒を ゆっくり そっと滑らせながら 立てかけていきました
そうしたら こうなりました
赤丸の中を 見て下さい
クロスしています
うまく 滑らせながら まっすぐに立ちました
完成した姿です
この木は 桜 「旭松」 でした
縄と枝の 結び目は こんなふうになっています
ぴんと張っています
この完成した旭松は 高くて結び目は撮れませんでした
(写真が撮りやすい 松の結び目です <(_ _)>)
実は 兼六園だけでなく
金沢の町中に 雪つりが作られています
行く途中で 偶然見つけました
(これは 縄を貼っている途中です)
帰りに見つけた 完成した雪つりです
近寄ると 「豊後」という梅の木だとわかります
梅の木も モミジの木も
一番大事な松も 桜も
ドウダンツツジも
小さな樹も 大きな樹も
みんな 大事に 雪つりがされていました
町中どこも 金沢だって 感じました
次回は 金沢城です <(_ _)>