つばさを広げて-女性限定グループ「つばさ・木曜会」

身近な人間関係で苦しんでいませんか?安心できる場所で本音を語り「本当の私」に出会いましょう

「つばさの会」木曜ミーティングのお知らせ

2010-11-12 00:56:13 | 旧「つばさの会」
11月・12月 木曜ミーティングのお知らせです。

今年も早いもので残り2ヶ月を切りました。

11月・12月は開催時間、曜日に変更がありますのでご注意下さい。


* 日時: 11月25日(木) 10:00~12:00  研修室D (午前です)

      12月22日( 水) 13:30~15:30  研修室D (第4水曜です)




* 場所:  文京区男女平等センター

        文京区本郷4-8-3 

           東京メトロ丸の内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」下車5分


* 費用:  100円




両月ともいつも通りの開催が出来ず申し訳ありません。

参加下さる皆さんにはご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。



前回アサーションに参加した感想が途中でした。

大分時間がたってしまいましたが少し書きたいと思います。

私自身もロールプレイを何回も繰り返してやったのですが、

今回一番 「ハッ!」とさせられたのは、観察者として

少し離れた所からロールを見た時でした。


テーマは「上下関係のある人に要望を伝える」

本来相手がやるべき事なのに、「やって欲しい」と言いづらくて

結局は自分でやってしまう・・・

なんとかきちっと相手に伝えたい、というものでした。

各自自分のテーマをあげるのですが、私のグループも

大体同じ課題をあげていました。

「~をしてほしい、~をやめてほしい」はやっぱり皆言いづらいみたいです。

勿論私も苦手です。



前で繰り広げられているロールをしばらく見ていたら

今まで感じた事のない、不思議な感じがしました。

いつもならそこで交わされている言葉ばかりに集中しちゃうんですけど

今回はなぜか全体、大きな空間で登場人物を見ている自分に気付いたのです。

そうやって見てみると、

「~をやって欲しいんですけど・・・」と言っている方が

言葉とは裏腹に後ろにどんどん引いていくように見えてきて。

それに引き換え、本来はやらなければならない相手方には

「この人、まったくやる気ないな」って事が

これまた言葉とは裏腹にプンプン漂ってきたりして。


「あ~、こういう事なんだな」って妙に納得してしまいました。

つまり「こんな事言って相手に悪いんじゃないか」とか

「迷惑じゃないか」、「傷つけるんじゃないか」とか

自分が罪悪感を感じながら発信していると

相手にその感情もチャンと伝わっちゃうんだな、という事です。

その方も言ってましたが、「どうしても相手に失礼になるんじゃないか

と思えて、申し訳ないという気持ちで毎回臨んでいた」との事。

こういう事は私自身にとっても日常茶飯事の出来事です。

なにしろ自分に自信がないので、こんな事言っていいのかな

と、要望を伝える事自体に自信がありません。

そうやってビクビクしながら話す事は、相手にもそのまま伝わっていて

「あっ、じゃ無理してやらなくていいのかな」と誤った情報として伝わっていたのですね。

自分の伝達情報をあいまいにして、断られれば

「やっぱり駄目なんだ」とこれまた自分にダメ出しの繰り返し・・・

こんな状態では相手になめられてあたり前だったんだ、と大いに納得。


そこで大切なのは自分の要望を伝えようとする


「毅然とした態度」


言いながら後ずさり(イメージです) では

私のメッセージは相手に伝わっていないんだ、という事です。

その方も参加者からフィードバックを受けながら

何回か繰り返すうちに、とても素晴らしい展開になりました。

なによりも、自分の要望は一歩もひかないという

強い意志が感じられて、初めはノラクラやる気のない態度だった

相手も次第に要望を受け入れる方向に変わっていったのです。

それも決して強引ではなく、相手の要望も聞きながら

話し合いで自分の要求を通したのでした。

最後はほんとうに見事なやりとりでした。

「これが私も相手も大切にするって事なんだ」と結構感動しました。


前回も少し触れましたが、以前から続けているエンカウンターでも

ここら辺に通じる課題があってずっと苦しんでいました。

「今、ここでの私」を感じてそれを表現しながらメンバーとやりとりをする

そんな場所で私は相変わらず

自分の感じた事を発信しようとすると、決まって

相手に失礼じゃないか、傷つけるんじゃないかとウジウジ・・・

結局何も言いだせずに、悶々として帰るという事を続けていました。

私は自分に自信が持てないでいたのです。

でも今回講座を受講して、なぜだか自分の感じた事(ここでは要望)は

全然悪くない、本当に相手と対等なんだ、と

ロールを見ていてストンと落ちました。

むしろ自分を貶めていたのは、他でもない、私自身だったんだと気付いたのです。

そう思えると、次の機会には感じた自分を大切にできそうな気がします。


その時々で自分に必要と思った事にチャレンジしてきましたが

それぞれ点であったものがここにきて

やっと線に繋がってきたという実感があります。

もっともっと自分を知りたい!

自助ミーティングは私にとって

自分を知る必要な場所の1つです。

本当の自分を知るには色々な方法がありますが

どれも時間のかかる地道な努力が必要です。

でも諦めないで細々でも続けていれば

必ず出会えるものと確信しています。

ミーティングをそういう場所としても使って頂ければと思います。

又長くなってしまいました。

最後まで読んでいただき有難うございました。

では、皆さんのご参加お待ちしています。




 乃 梨 子