早いもので、今日から7月。
梅雨真っ只中の山庭で咲いているのは
真紅のバラ、リリーマルレーン。
少々の雨に打たれてもヘコタレルことなく
新しいシュートにたくさんの花を咲かせている。
その後方で淡いピンク色の花を咲かせているのは
フラウ・ジュリー・ポールセン。
さらにその横で咲き始めたのはアガパンサス。
少しずつ株が大きくなって来たので楽しみだ。
写真の右端に見えるピンク色のバラは
残念ながら見頃に立ち会えなかったバラ
クイーンエリザベス。
花壇の隅っこ暮らしの小さなバラは
レオナルド・ダ・ビンチ。
今年は初めてたくさんの蕾をつけている。
そして、雨に打たれて悲惨なノヴァーリス。
それでも健気に咲き続ける仕事人。(笑)
健気に咲き続けると言えば、つるバラのアンジェラ。
ウッドデッキの真下に植えているのだが
四方八方にぐんぐんと蔓を伸ばして
長い期間に亘って花を咲かせる…まさに必殺仕事人だ。
そしてここにも…早朝出勤の仕事人ノラにゃんこ。(笑)
「オジサ~ン、おはようございま~す!」
「やあ、ノラくん。今朝も早いねぇ~」
「ボク、ず~っと待ってたんですよ!」
「そうか、ゴメンゴメン!」
「オジサン、今朝は寝坊したんですか?」(笑)
「そんなことはないよ。気がつかなかったんだよ~」
「オジサン、早く早く!ボク、先に行くよ!」
「はいはい、お待たせ…」
「オジサン、こっちこっち!」
ちゃんと、いつもの所でご飯を待つんだね。
「じゃあ、頂いてもいいですか?」
いいよ!でも、今日は妙に礼儀正しいんだね!(笑)
「そりゃあ、ボクだって…礼儀の一つや二つ…」(笑)
あれ?ノラくん、耳の所に何か…。
あっ!また、マダニ…?
「ああ、美味しい!オバサン、何か言いましたか?」
だからぁ~、またマダニが頭の上に…。
「エッ!そうなんですか?」
ほらっ!これ、ゴソゴソ動いてる…多分マダニだと思うけど…。
「そうか…またマダニがいるんかぁ~」
ノラくん、また草むらで寝転んだんじゃない?
「確かに…いっぱぁ~い寝転びましたけど…」(笑)
どうする?また、お薬する?
「う~ん、どうしようかなぁ…。お薬はあまり好きじゃないし…」
「あ、オジサンだ!また何かくれそうです!」
ちょっと…ノラくん、話聞いてる?(笑)
「オッ!今度は竹輪だ!半分だけど…」
ねえ、ノラくん、マダニは?
あれっ!竹輪食べないの?いつもは喜んで食べるのに…。
「何だか…食べる気が無くなりました…」
え~、どうして?珍しい…。
「だって…オバサンがマダニのことばかり言うから…」
でも、ノラくんが可哀そうだから…。
「エッ!ボク、そんなに可哀そうなんですか?」
そりゃあ、マダニに噛まれると大変でしょ?
「そうかなぁ~。ボク、気にしてないんだけどなぁ~」
でも、お薬で退治した方がいいんじゃない?
「でも、お薬は苦手だし…。どうしようかなって…」
そうか、いろいろと考えてるんだぁ~。
オジサンも、お薬するのは苦手だと思うけど…。
「う~ん、だったら…こうします!」
エッ!どうするの?
「ボク、しばらく様子を見てみます!」
それって、とりあえず先延ばしってことだよね。(笑)
そう、それが良いかもね…。(ホッ!)
でも、もし今度来た時にもマダニがいたら…
その時は迷わずお薬だよ!
そうならないことを祈るばかりだ。