蕎麦(そば)好き! 栃木県

勝手気ままな蕎麦(そば)屋巡り
NORABOW'S CLUB

手打うどん・そば 甜蕎屋源平(てんきょうやげんぺい) (日光市)

2010-03-09 | お蕎麦(日光市)
 ここも知る人ぞ知る有名なお店ですね。

 「新・栃木のそば探訪80」栃木よみうり[編]随想舎
 では、このお店の紹介記事の後に「究極のそば」として
2ページ特集で書かれています。そこには「月輪(がちりん)」
というこのお店が提供している十割そばの作り方を
手順を追って説明してある。
 ※詳しくは、「新・栃木のそば探訪80」を読むか、
  このお店のHPをご覧ください。

 違いが出る越前の粉で
 甜蕎(てんきょう)は「甘くて香り高いそば」の意味。
店主の高原光一さんは、そば好きが高じ、板前から転身した。
そば打ちは独学。全国のそば屋や粉屋に足を運び、
徹底的に研究した。
 ソバは、ほかの産地に比べて、「色、香り、味が全然違う」と
断言する越前(福井県)産。9月中旬から11月中旬までの
2カ月間は、北海道産に一時的に切り替える。
 (中略)
 電動石臼の石は、各地の石屋に問い合わせて探し出した
東北地方の石。
 (中略)
 そばは十割や粗挽きなど4種類から選べる。
              ~栃木そば探訪80掲載記事より抜粋~

 宇都宮市内の環状線から、県道22号線(新里街道)を日光方面へと
北上する。「あさひ家」の前を通り過ぎ、高速道路の上を渡り、
ラーメン「花の季」の前も通り過ぎ、「栗山きそば」の横を通り過ぎ、
国道293号線の交差点「新里町」も真っすぐ走り抜け、
「鞍掛トンネル」も通り抜け、猪倉の団地入口(右側)を過ぎたら
注意。直ぐ先の三叉路を左折する。そうしたら「坂本屋」を左に見て
もう少し。前も観ていれば必ずこの写真の風景が現れます。駐車場はこの
お店の前(手前敷地内)になります。そこに駐車出来なかった
人達は、地図を見ればわかると思いますが、お店を通り越して直ぐの
所を右折してお店の東側の農道に駐車していると思われます。

 写真手前が「鞍掛トンネル」が有る方向で、上で説明した道。
写真奥は、「木和田交差点」にでて、ここを左折すれば、
「JR下野大沢駅」にぶつかります。またこの道を左折しないで
真っすぐ走ると、左側コメリの手前に「こむらさき」があります。
 また、まだまだ先まで走っていくと、「金谷ホテルベーカリー
今市工場」が左側にあり、その道路反対側に「どざわ」(現在
営業しているかわかりませんが・・・2010.02現在)があります。

 所 在 : 日光市木和田島2505-4 

 時 間 : 11:00~15:00

 定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)

 店 内 : テーブル:4人×4
       座敷:4人×2、4人×3
      
       (そば探訪情報:座席36席)

 駐車場 : 6台ぐらい(お店の前:敷地内)
       ※混雑時、この建物の裏側(東側)の農道に
        駐車してある車多数あり

       (そば探訪情報:7台)       

 H P : 有り。情報誌掲載、口コミ情報等多々あり

 1月の中旬の平日、随分と風の強い昼どき11時10分過ぎに
入店した。この日の最初の客だと思う。店内には誰も居なかったから。
 それでもチャンとテレビは点いていた。

 席に座ると女性がお茶とメニューを持って来てくれた。そばの
種類は4種類と紹介本に書いてあったが、結構細かく書かれていて
私の頭では理解出来なかったので、ちょうど私一人しかいないから
色んな事を聞いてみようと欲をかき、ここの女性に聞いてみた。

 水が流れるごとく流暢に説明してくれてありがとうございました。
しかし、その時はわかった気がしただけで何も覚えることが
出来ませんでした。それでも「これがいいかな?」と思い、

 「粗挽き碾もり」を注文しました。

 メニューを見ると一日15食限定の「石臼挽き十割」(まるぬき)、
十割月輪、金剛(月輪に粗挽きそばを混ぜたもの)なるものがあった。
 よく店内を見渡したところ、入口入って右側の壁にメニューが
掲げてあるではないでしょうか。(緊張していて気がつかなかった)



 少しして、「粗挽き碾もり」蕎麦が運ばれて来た。

 麺ですが、クログロとした色をしていて、四角に近い平麺。
(これに関しては、四角麺だと言う人がいると思う。)粒粒が
はっきりとわかった。長さは20~50センチぐらいが多かった。
 歯ごたえはサクサクと噛み切れる感じで、適度の粗挽きさが
のど越しで小気味いザラザラ感を与えれくれる。
 この蕎麦は二八だけど、蕎麦の香りや味で「十割です」と
言われてもわからないんじゃないかな? 一本一本が弾力性を
感じさせるようにクネクネと盛り付けられている。(一人前
200gと書いてあった)

 蕎麦汁ですが、味見した後の口に残った味が辛口に感じた。
甘味もチャンと感じたんだけど、口残りは辛口の部類に入ると
思った。(後で蕎麦汁は、辛口の書いてあるのを見つけた)
 蕎麦の味と蕎麦汁との絡まった味、両方を楽しみたいのなら
蕎麦汁に少しだけ浸けて口に運び、麺はよく噛んでから飲み込むと
味を楽しむことが出来た。但し、のど越しを感じたいならば、
それ程噛まなくてもいいかもしれないが?

 薬味は、ねぎとわさび。大根おろしが付いて来ても面白いだろうなと
個人的には思った。
 小皿にキュウリ(漬物)とたくわん。
 蕎麦湯は、後からで白くトロトロ気味であった。
 少しになった蕎麦湯をたっぷりと薄めて飲み、きゅうりやたくあんを
かじる。蕎麦湯には微かなそばの香りと味がにじみでていたが、
蕎麦汁のダシの味の方が勝って感じることが出来た。
 
 ご馳走様でした。

 午前11時25分、お会計を済ませる。この間お客さんは
来なかった。お店の女性とチョッと話をさせてもらったけれど、
この日の朝まで雪がチラついていたらしい。一月だから寒いのは
仕方ないけれど、雪がチラついたり、風が大風だったりすると
「暖かいものでも食べようか?」って気に確かになるかもしれない。

 いつもこのお店の前を通ると、駐車場に車が何台か止まっていて、
入ることをためらっていたけれど、今日(こんな日)は空いていて
良かった。(お店の人には申し訳ないですが・・・)
 「またあれも食べてみたいな」と思わせるそんなお店でした。

 尚、詳しくはHP、情報雑誌、情報検索(PC)で調べてください。

 一度食べてみてください。






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