プリシラ物語

☆☆☆

七味唐辛子を持つ男

2004-09-14 21:49:40 | Weblog
残暑厳しい、今日この頃・・これから年末に向けて忙しくなるというのに・・私はなんて不幸なんだろう。。私はホコリや粉っぽいものアレルギーで、ちょっとでも粉末系のものなど、飛び散っていると、クシャミが止まらない。しかも、そのクシャミに可愛げがない。普通のクシャミが「ハックション!」で可愛いクシャミが「クシュン!」で・・私のクシャミは「フェブリッシュネ~!」って感じ???迫力だけは凄いらしい。街中でクシャミすると、知らない人まで振り返る。頑張って、小さくしようとすると、「ハッケッキュ~」となってしまう。もっと、面白く・・イヤ、可愛げがなくなる。困ったもんだ・・・。今日、仕事の帰り、あまりにも疲れており喫煙所でヤンキー姉ちゃん風にイップクしていると、隣の人の灰がヒラリヒラリと落ちてきた。ヤバイ・・吸い込みそうだ・・予感は的中!!どうしよう・・なんて考える暇もない・・「フェブリッシュネ~」声高らかに「フェブリッシュネ~」・・・。向こう側の居酒屋の前で怖そうな男が携帯電話で揉めていた。全ての人々が私を見た。振り返った怖そうな男の手にはなぜか、七味唐辛子が握られていた。

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