サタディナイト・・・フィーバー!フィーバー!・・・ハッスルしちゃうぜぇ~
品川駅ビル・・・ついに行って来た・・・念願の「オイスターバー」。
予約を入れようとしたら、一ヶ月待ちと言われた・・・てやんでぇ、こちとら江戸っ子でぇ(本当は埼玉生まれ、ウフッ)
一ヶ月待てるわけねぇ・・・
・・・ということで、無理やりに?予約を入れた。しかし無理やりだったので希望の7:30PM予約は無理で9:00PMで…と言う事になった。
9:00PMまでには一時間以上ある。どうしたらいいのだ?
友人Kが言う。「アタイの行きつけのおでん屋でちょいと一杯ヒッカケルかい??」
プリシラは黙って着いていった。身長156cmで実はプリシラと同年代なのにどう見ても22,3歳にしか見えない友人Kの小さい背中を見失わない様に着いていった・・・。
風が凄かった。ビル風も吹き上げている。そんな中にビニールで覆われた畳、3畳ほどの広さの屋台から明かりがひっそりと漏れている。入り口が分からない。しかし友人Kは「ここ入り口、足元注意ね!」なんて言いながらドンドン中に入ってしまう。置いていかれない様、プリシラも頑張る。
屋台は初めてではないが、いつもと違う空気に緊張する。
座った瞬間、友人Kが「日本酒ダシ割で・・・」と言った。
何?それ?
とにかく飲め、と言うからプリシラも飲んだんだよぅ・・・日本酒をおでんのダシで割るんだよぅ・・・ まぁ~これが美味いんだ!!空きっ腹に…五臓六腑に…染み渡るんだ・・
これまた、おでんも美味い!
狭い空間で知らない人たちとの語らいもなかなかの物だった。幸せに浸っていた。
と、その時「ゴツンッ」と鈍い音がした。屋台のオヤジが「店を押さえてくれ~」と叫ぶ。
突風だ!!プリシラは屋台のテーブルを押さえた。必死に押さえた。友人Kも押さえている。
5分位経っただろうか・・・やっと風がおさまった。気づくと、鉄の棒が・・・友人Kの・・背中と頭に…さっきの「ゴツン」って・・・
屋台の親父が必死に謝りながら必死に鉄の棒を退けていた。友人Kはそんな事お構いナシに日本酒ダシ割りを飲み続けていた。身体は小さくとも心はでかい。それでこそプリシラの友だ!
親父の「押さえてくれ~」はその後も風が大きく吹き上げる度、何度か繰り返された。そして、その度、避難訓練をしている子供たちの様に客、数人で店を押さえた。イヤ、守ったと言わせてもらいたい。
そろそろ、念願のオイスターバーの予約時間に近づいてきた。屋台にいる全員にほんわかした一体感が生まれ始めていた。
帰り際突然に・・・「入り口はどこだぁ~」の声と共に一人のオッサンが入ってきた。もう出来上がっている。親父ギャグとも呼べない位のダジャレを連発している。そして、いきなり・・・
「そこの、土曜日の夜に女二人連れで・・・可哀相だから一杯のみんしゃい」
ゴチになってしまった。可哀相だから・・・ねっ!!
もう、土曜の夜の可哀相な女二人連れは出来上がってしまっていた。念願のオイスターバーに着いてもワインの一杯も飲めない状態になっていた。そして、名前と料理が一致しないまま適当に注文をした。
注文した中で名前と料理が一致したのは、カキフライだけだった・・・日本酒に汚染された胃袋の中でカキフライとよく分からない料理たちが渦を巻いていた・・・。
日本酒はもう飲まない・・・次の朝・・・そう誓ったプリシラであった・・・。
ナマカキウマカッタヨ~!
品川駅ビル・・・ついに行って来た・・・念願の「オイスターバー」。
予約を入れようとしたら、一ヶ月待ちと言われた・・・てやんでぇ、こちとら江戸っ子でぇ(本当は埼玉生まれ、ウフッ)
一ヶ月待てるわけねぇ・・・
・・・ということで、無理やりに?予約を入れた。しかし無理やりだったので希望の7:30PM予約は無理で9:00PMで…と言う事になった。
9:00PMまでには一時間以上ある。どうしたらいいのだ?
友人Kが言う。「アタイの行きつけのおでん屋でちょいと一杯ヒッカケルかい??」
プリシラは黙って着いていった。身長156cmで実はプリシラと同年代なのにどう見ても22,3歳にしか見えない友人Kの小さい背中を見失わない様に着いていった・・・。
風が凄かった。ビル風も吹き上げている。そんな中にビニールで覆われた畳、3畳ほどの広さの屋台から明かりがひっそりと漏れている。入り口が分からない。しかし友人Kは「ここ入り口、足元注意ね!」なんて言いながらドンドン中に入ってしまう。置いていかれない様、プリシラも頑張る。
屋台は初めてではないが、いつもと違う空気に緊張する。
座った瞬間、友人Kが「日本酒ダシ割で・・・」と言った。
何?それ?
とにかく飲め、と言うからプリシラも飲んだんだよぅ・・・日本酒をおでんのダシで割るんだよぅ・・・ まぁ~これが美味いんだ!!空きっ腹に…五臓六腑に…染み渡るんだ・・
これまた、おでんも美味い!
狭い空間で知らない人たちとの語らいもなかなかの物だった。幸せに浸っていた。
と、その時「ゴツンッ」と鈍い音がした。屋台のオヤジが「店を押さえてくれ~」と叫ぶ。
突風だ!!プリシラは屋台のテーブルを押さえた。必死に押さえた。友人Kも押さえている。
5分位経っただろうか・・・やっと風がおさまった。気づくと、鉄の棒が・・・友人Kの・・背中と頭に…さっきの「ゴツン」って・・・
屋台の親父が必死に謝りながら必死に鉄の棒を退けていた。友人Kはそんな事お構いナシに日本酒ダシ割りを飲み続けていた。身体は小さくとも心はでかい。それでこそプリシラの友だ!
親父の「押さえてくれ~」はその後も風が大きく吹き上げる度、何度か繰り返された。そして、その度、避難訓練をしている子供たちの様に客、数人で店を押さえた。イヤ、守ったと言わせてもらいたい。
そろそろ、念願のオイスターバーの予約時間に近づいてきた。屋台にいる全員にほんわかした一体感が生まれ始めていた。
帰り際突然に・・・「入り口はどこだぁ~」の声と共に一人のオッサンが入ってきた。もう出来上がっている。親父ギャグとも呼べない位のダジャレを連発している。そして、いきなり・・・
「そこの、土曜日の夜に女二人連れで・・・可哀相だから一杯のみんしゃい」
ゴチになってしまった。可哀相だから・・・ねっ!!
もう、土曜の夜の可哀相な女二人連れは出来上がってしまっていた。念願のオイスターバーに着いてもワインの一杯も飲めない状態になっていた。そして、名前と料理が一致しないまま適当に注文をした。
注文した中で名前と料理が一致したのは、カキフライだけだった・・・日本酒に汚染された胃袋の中でカキフライとよく分からない料理たちが渦を巻いていた・・・。
日本酒はもう飲まない・・・次の朝・・・そう誓ったプリシラであった・・・。
ナマカキウマカッタヨ~!