プリシラ物語

☆☆☆

振り向くな!君は美しい!!

2004-09-22 20:25:25 | Weblog
都内某所。私の髪にはサランラップが巻かれていた。2年ぶり、イヤ、3年ぶりだろう。毛染め、今風に言えばヘアダイをした。評判の良かった黒髪を「飽きてしまった」という理由だけで、毛染めを、今風に言えばヘアダイをした。美容室といえば・・シャンプーの時「何処かカユイ所ありませんか?」と聞くが、ま、大抵の方は「ありません」とか「大丈夫です」とか言うと思う。しかし、自他共に認める素直な私は、以前行っていた美容室で、「あ、ちょっと背中が・・」と答えたことがあった。だって、カユかッたから。美容師さんの手が止まったので、あの縁起の悪そうな顔の上のガーゼを取り、姿を探すと泡だらけの両手を万歳にしてしゃがみこんで笑っている姿があった。よっぽど、その姿の方が面白いョ、と言ってやりたかったが、沈着冷静な私はやめた。そこの美容室とは長い付き合いで、「今回のカラーは何色にしますか」と言われれば「夏の浜辺に似合う色でお願いします」だの「パーマはどんな感じで?」となれば「ロック姉ちゃん風に・・」「前髪は何センチ切りますか?」「0,5ミリで・・」などなど、言っては困らせていた。でも、もう、そんな事言ったりしない。毎回の様にいうかもしれないが・・・大人だもん。一人で立ち食いそば屋にだって入れるし、少ししか空いてない隙間にお尻をクネクネさせて座る事も電車で出来る様になったもん・・・。現在、行き着けの美容室・・・不思議な安心感のある元サーファー(今も?)の店長と我がカリスマ美容師S。そんな二人に見送られ帰宅した私は、サラサラの髪なびかせて、なぜか、風呂掃除をするのであった。                              今日も 元気だ、腰が痛い。・・・はない。  
コメント (3)
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