ふわふわな記憶

日々精進。

まんがタイムきららキャラット 2015年 2月号 感想

2015-01-04 06:45:00 | まんがタイムきらら
まんがタイムきららキャラット 2015年 2月号 感想
(前回の感想はこちら→まんがタイムきららキャラット 2015年 1月号 感想



 今月の表紙は先月に続き、「ひだまりスケッチ」。未(ひつじ)年ということで、耳と角が生えているゆのっちたち。
 今月の表紙を見てるとまた新しい1年が始まるんだなぁとしみじみと感じます。2015年も楽しくいきたいですねー。


■ブレンド・S

 今月は苺香ちゃんとの仲をもう少し進展させたいと頑張る店長のお話。
 「新しくできた喫茶店に行きませんか?」と誘っても店長の意図に気づかず、接客業の勉強だと勘違いする苺香ちゃんの鈍感っぷりがおもしろい。何とか約束を取り付けたと思ったら、夏帆ちゃんたちも呼んでしまうなんて店長ドンマイすぎるよ...。しかも苺香ちゃんには悪気が全くなくて、良かれと思ってやった結果がすれ違いになってしまうんだから辛いなぁ...。

 洋服店でも喫茶店でも苺香ちゃんにプレゼントを買ってあげようと奮闘するもなかなか上手くいかなかったけれど、



 最後にはいい笑顔が見れて店長も報われたようでよかったですね。店長が頑張ってお揃いのキーホルダーをプレゼントし合うところまでいったというのに、夏帆ちゃんと秋月くんが何気なく飲み物を買ってカップル用の特製タンブラーをもらうというオチは笑えた。

 ブレンド・Sは1巻が1/27に発売予定です。
 

Aチャンネル



 今月のAチャンネルはセンターカラー。扉絵のナギがかわいい。アニメ絵だとデザイン的に誰が特別好みかというのはないんですけど、原作絵だとナギが一番好みだったりするんですよね僕。

 冒頭からるんちゃんが『気持ちいい「ア・レ」しない?』なんて言い始めるから何かと思ったら、通販で商品が傷つかないように入ってるプチプチか...w

 るんちゃんが通販で頼んだ棚を組み立てるためにお兄ちゃんの部屋からドライバーを借りることに。男の人の部屋に入るのが初めてで緊張するトオルがかわいい。それに対して、ところかまわず室内を荒らし始めるるんちゃんがおもしろすぎる...wベッドの下にドライバーなんて置いてないんじゃないかな普通(笑)



 爽やかイメージのお兄さんが死亡した瞬間だった...。るんちゃんも知らなかったなら、わざわざオタクであることを隠していたんでしょうね...。
 何だかんだでお兄ちゃんのオタクグッズに興味津々なのね...るんちゃん。



 わかるなぁ。お気に入りの漫画だと何だかんだで10冊くらいは普通に買ってしまうのよね。るんちゃんのお兄ちゃんはよくわかってらっしゃる。保存用・布教用は大事。ただ猫は好きだけど猫耳が好きというのは僕にはあまりわからないなぁ。

 次々に出てくるオタクグッズを目にするるんちゃんの反応がおもしろい。抱き枕を見て、お兄ちゃんが少女監禁してるのかと思ったって...w
 るんちゃんの中でお兄ちゃんのイメージってどうなってるんだろう...。

 結局、お兄ちゃんのパソコンでDVDを見ることに。まず、ドライバー探そうよというツッコミは置いといてパソコンのパスワードを妹の誕生日にしてるってだいぶヤバイんじゃないかな。

 今回は抱き枕に抱きつくるんちゃんも見れたし、本当におもしろい回だったなぁ。Ach通信によると2015年春に東京の青山にあるギャラリーGoFaで「黒田bb Aチャンネル展」が開催されるとのこと。Aチャンネル2期そろそろやってもいい頃なんじゃないかなとは思うけど、どうなんでしょうね。


NEW GAME!

 いよいよ、自分たちが作ったゲームの発売日がやってきて、青葉ちゃんたちもソフトを買いに行列に並ぶことに...。
 開発に携わった人でも、ソフトはもらえても特典はもらえなかったりするんですね。自分たちで作ったゲームの発売列に並ぶというのはちょっと不思議な感覚になりそうだ。並びながらも他のお客さんの反応も気になってしまうし。



 店舗ごとに特典違うと複数買うしかないんですよねー。商戦って本当に怖い。まぁ、強制されているわけでもなく欲しいという気持ちがあって買っているので嬉しい悲鳴ではあるんですけど。

 音源は会社にあっても限定版を買うことに価値があるという思考はすごくよくわかる。いくら世の中が電子化しても、「モノ」として持っていることってとても重要なことだと思うんですよね。電子書籍はすごいメリットがあると思うし僕も実際使っているけれど、お気に入りの作品は単行本を電子としてではなくモノとして持っておきたいし、Blu-rayにしてもTVよりも綺麗な映像データが欲しいというだけではなくて、パッケージを含めてモノとして持っていることに意味を見出していたりはするので。

 制作関係者から見たゲームの発売列というのはおもしろいですね。はじめさんとねねっちがゲームのオチについて語りだすという最大級の失態をやらかすというオチも笑えた。はじめさんとねねっち、息ぴったりだし、お調子者なところも似ているし、仲良くなったのも納得です...w



おちこぼれフルーツタルト

 アイドル活動がこれから始まっていくのかと思いきや、衣乃ちゃん以外の3人が見事にやる気Zeroという...。
 毎日三食カレーを食べるという生活に満足しているのでお金には困っていないというのは無茶だなぁ。いくらカレーが万能でも1日3食で食べてたら3日で飽きるよ...。

 新人アイドルとして上京してきた衣乃ちゃんはともかく、女優・ミュージシャン・モデルの3人に突然アイドルユニットを結成してもらうと言ってもこうなるのは自然かもしれないけれど、みんなに共通していることは「売れない」こと。一人ではダメでもそれぞれが持ち味を活かすことでおもしろいユニットが組めそうな気もするんですけどねー。トップアイドルになるためにはまず地道な下積みからということで、次回もどうなるのか楽しみ。
 


■こみっくがーるず


 MAXからのゲストで登場。こみっくがーるずの主人公のかおすちゃんは4コマまんが家。
 かおすちゃんは女子まんが家の寮で暮らしており、少女まんが家の小夢ちゃんや少年まんが家の翼さんやTL(エロ)まんが家の琉姫さんたちとの共同生活を描いた作品。現在のきららMAXの中でもかなり期待値の高い作品だと思います。

 今回は読み切り掲載が決まったかおすちゃんのお話。ずっとボツだったかおすちゃんにもやっと読み切り掲載が決まり、小夢ちゃんたちも祝福をしてくれますが.....。原稿の〆切まで1ヶ月あったにも関わらず緊張で〆切1週間前になっても1コマも進まずにいるかおすちゃん。

 甘いものを食べたり、主人公になりきったり、机の上にファンシーグッズを置いたりと、小夢ちゃんたちからアドバイスを受けますが特殊すぎてなかなかうまくいかないという...wただ3人に共通するところはファンレターを読むことが励みになるということ。でもかおすちゃんはデビュー作のアンケートでも全く応援のメッセージを貰えず、届いたのはお母さんからの1通のみだった。

 すごく落ち込んだけれど小夢ちゃんたちと出会ってまた楽しくまんがを描けるようになったのにまた同じ結果になってしまうのが怖くて、誰にも必要とされないヘタなまんがをさらすことが怖くて描くことができなくなってしまっている様子。
 



 琉姫さんも言っているけれど、続けることって大切ですよね。まんがを描くことに限らず。
 仮に誰からも評価されなくても、本当に自分が好きでやりたいと思ったことはやり続けるのが大切だなぁと思います。

 ファンレターが届かないまんが家の悲しさを描きながらも前向きな意味で恥をさらして生きていくというお話はよかったなぁと。「まんが家」をコミカルに描きながらもまんが家の悩みを描いたりもしていて読んでいて興味深いです。



■純情乙女骨董店

 ゲスト第1話目。骨董品店「ねじまき堂」で店番をする少女のお話。
 店主の姉は世界中を飛び回りあちこちで骨董品を仕入れ、主人公である妹のつむぎちゃんが店番をしているのだとか。
 そして、そこに硯を買いに来たお客さんがやって来て...というのが今回のお話。

 主人公のつむぎちゃんは骨董品については全く知らないみたいで、商品の台帳を見ながらキリっとした顔で商品の解説をしているのがちょっとかわいかった。しかも商品台帳を見ていたにも関わらず200円と20万円を見間違えるというのが笑えます。

 それでも骨董品をぴったりのお客さんに販売することを信念として持っているようですし、しっかりしていそうな青ちゃんもアルバイトとして一緒に働くことになり、次回もどんなお客さんが来るのか期待。



■イキモノシステム

 前回のお泊まり会の続きから。



 冒頭から全力で中二力を発揮するメイちゃんがかわいい。「見えない敵と戦う私、かっこいいー」的な中二病のおんなの子は結構好き。
 逐一何かに二つ名を付けたりしちゃうメイちゃんがおもしろかった。いつも思うのは何で中二病キャラって黒歴史ノートを持っているんだろう。僕も大概中二病的な思考は嫌いではないけど、黒歴史ノートを作ったりするところはよくわからなかったりする。

 キャラ紹介の欄に「セカイからの干渉を一切受け付けない形而上学的魔道書を、あろうことか居間に置き忘れた」と書いてあったのがツボでした。





 来月から「すわっぷ⇔すわっぷ」の連載が決定。「あまゆる。」が終わってしまった悲しみは大きいけれど、すわっぷ⇔すわっぷの連載化は本当に嬉しいなぁ。





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