でもね…と考える

またお母さんがパチンコをしてて
お子さんが車中に残されて亡くなってしまった事件があったようだ

お母さんは４０歳
お子さんは５ヶ月で長男

もちろんお嬢さんがいたかもしれない
でももしかしたら初めてのお子さんだったかもしれない

５ヶ月っていろいろと一番大変な時期かもしれない
辛くてちょっと現実逃避しただけかもしれない
それがこんな結果を招いた
もちろんすぐにわかることだけど
でも普通でなかったらわかることも出来なかったかもしれない


どんな気持ちだっただろうか
暑くて暑くて
きっとたくさん泣いたことだろう

いろいろな思いがあるだろうし
裁判でいろいろな事がわかるだろう
私には裁くことが出来ないけれど
いつだってその状況は自分と裏表だと思う
私だっていつ同じようになるかわからない

疲れがたまる
自由がきかない
それが当たり前だ
育児だもの
でもその中で育自がままらないことがある

当たり前だけどね、でも少しくらい私も自由が欲しい
彼は自由に残業して寄り道して羨ましい
同じようにフルタイムで働いてるのに
手助けしてくれてる部分があるのに
彼がお礼を言ってくれないから私も言わない

そんな風に思う時がある
自分勝手なんだろうって思う
自分の事ばっかり！
そんな自分が大嫌いだ！！

そんな時朝夕来る母のメールに救われる
暖かい言葉に救われる
そして人としての自分を取り戻していると思う

そのお母さんにはそういう人はいなかったのかもしれない
私はまだそこで均衡を保っている
ただその違いなだけ……

そんな風に思ったりする

でもね
同じ思いはしてもらいたいと思うよ
どんな暑かったかどんなに苦しかったか
どんな心情だったとしても
お子さんの思いは感じてもらいたい
自分がしたことの浅はかさはしっかり記憶してもらいたい
死ぬまでとは言わないから
やったことを体験させるって罪があればよいのに……