ぽてぽての庭

ぽてぽて、ぼちぼちいきましょか?

携帯、警戒

2006年10月14日 | つぶやき
遡ること半年ほど前…
会社の後輩が、背広を着たきちんとした男性に、1,000円騙し盗られた。

財布を忘れ、でも時間がなくて取りに帰れず、相手に電話をしたいからお金を貸して欲しいと言われたらしい。
その時100円貸したら、相手が携帯だからもう100円貸して欲しいと言われたけれども、
100円がなくて、それで「返す」という話だったんで、1,000円貸したそうなんですが…

そんな話を覚えていたからか…

同じような場所で、
ちょっとたら~んとした格好の、眼鏡の補修をセロテープで行っている、
ちょっと小汚い感じのおっちゃんに声をかけられた。


男「あの、今何時ですか?


お前は川上かぁぁぁぁぁぁ!!!
と思っちゃった人はちゃりの和作品を見てる人ですね!


私「(携帯を取り出し)11時33分ですよ」

腕時計を最近つけてないので、携帯しか時計がわからないのですよ。
別に静香を狙ったわけではないのです!!


男「あの~電話貸してもらえませんか?

一瞬にして、後輩の事件を思い出す。
貸して、だっしゅされても困る。
下には地下鉄の駅もある。
駅員さんもいる。
公衆電話もあった!!

走馬灯のように駆け巡った後、




私「ごめんなさい。やです(にっこり)」




そして、取り付くしまも与えず、その場を離れた。




3歩ほど行った段階で、
「下に公衆電話がありますよ」と言ってあげたらよかったかな?
と反省してみたけど、
後輩ではないけれど、「財布を忘れたから」となったかもしれない。

やっぱりこれでよかったのだと思ってみた。
ほんとにほんとに困ってたなら、駅員さんに相談するはずだ。



世の中いろいろな人がいて、
ほんとに困ってる人だったとしても、手を貸せないような状況。

数年前、困っていた老人がいたので親切にしたら、
実はそうやって金を巻き上げている、最近流行の手口と新聞で知り、
悲しいなぁと思ったことがある。

ま、盗られたのバス代200円だけだったけどさ。


騙される方が悪い世の中だから、
今後は
カモにならないように、カモにされないような自分でいたいと思う。