六弦研究所

ギターと歌と絵とお笑いと飯。たまに運動。

楽器フェア2009

2009-11-07 18:01:00 | ウザい音楽話
今日はパシフィコ横浜で開催されている
「楽器フェア2009」を見に桜木町へ。





どうでもいいが遠いぞ横浜…





この「楽器フェア」というものは福岡に住んでいた俺にとって
まさに「東京のばか野郎」状態(by長渕剛)でありまして。

行きたーて、行きたーて、しょんなかったですたい。

そしてもう一つ行こうと思った理由は
私、或る「やま勘」って奴をはってまして、
今日ここにあるギタリストが来るんじゃないかと考えており…

とか言ってる間に
いたー!!


Mattias "IA" Eklundh だー!!

俺の3大ギタリストの1人、マティアス・エクルンドですだ!
彼のホームページでTour予定を見ていたら
「2009-11-6~8 YOKOHAMA」とあった。
でもJapanTourはあり得ない。そこでピーンと来たんです。

この楽器フェアに来るんじゃないかと!

会えたよ!
しかも2時からGuitar Clinicだって!絶対見る!

てな訳でいったん離れて、素敵な楽器達の中を
夢遊病のように徘徊する俺。

美しいJames Tylerのブース


ほげ!ポール・リード・スミスご本人がいる!

生ける伝説…すごかばい。

んで2時前にマティアスのブースに戻るとすでに群衆。
でも何とかいい場所を確保。



目の前で神業を堪能…



彼はオタクです。
凡人には理解出来ないレベルです。
とにかくチューニングとテンポの正確さにこだわります。

彼のギターのフレットが
曲がってるのが見えますでしょうか?
あれは本当に正確なピッチを取れるとこに
フレットを打っていくと、
こんな風に曲がっちゃうんだそうです。

さらには変則チューニング、テンポチェンジ、
トリッキーな弾き方とフレーズなど探求心が旺盛です。

でもそれは彼が音楽的センスと
音楽理論の理解にたけているからこそ出来る事です。

ハッキリいって他の人が変則チューニングを使わないのは、
分からないからです。

どう弾いていいのか音がどこにあるのか
分からなくなるからなんです(笑)

Eコードはこう押さえる、Fmはこう押さえる、
と覚えていたのが使えなくなると、
Eを出すにはどう押さえていいか分からなくなるんです。

それはつまりコードの構成音と
フレットの音の配置が頭に入ってないからです。


でも彼は
「チューニングを変えてまたそのチューニングごとの
スケールを覚えるという作業が楽しい」だそうです。

普通の人はつらいです、頭がこんがらがって嫌です。

とにかく、こだわりまくって
レベルが高すぎてついてけません。

書道で楷書しか書いたことがない人が
書道の達人たちの字をみても何を書いてるのかさっぱり。
というのに近いかもしれません。

それにしても上手すぎる。
あんなの見てたら「俺も頑張れば弾けるんじゃないか」と
思ってしまいます。

ふー。

動画も撮ったんですが乗せ方が分からないので
こんな感じってのを。

 ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=cBYwStx_VP0&feature=PlayList&p=60D33A0E61DAED1F&index=5

ちなみに彼はFreak kitchenという
最高のロックバンドのVo,Gt担当のフロントマンなんですが
歌もめちゃ上手いし、作曲センスも抜群です。

ロックさとポップさとちょっと変態な感じが
俺のイメージする理想のロックにドンズバなんです。

ぶっちゃけパクリたいくらい(笑)

とりあえずFreak Kitchenの曲も紹介しときます。

「Speak when spoken to」
http://www.youtube.com/watch?v=L3bauBwyjek&feature=related

「Nobody’s laughing」
http://www.youtube.com/watch?v=fRGtY_gvvYE&feature=related


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