ジャイプールを出て、暫らくドライブした後、ツアーレストランで昼食。とにかく外は暑い。外装が宮殿の様に立派なレストランには客が誰一人居らず、冷房どころか電気も付いていない真っ暗な建物内を案内されるまま進む。これって肝試しかなんかか?(苦笑) 特段、食事は取り立てて話すことも無い内容。
この後、ヒンドゥー教の聖地プシュカルに立ち寄る。ここには、世界創造神ブラーフマーを祀った寺院が有る事とプシュカル湖が美しい事で有名だ。ここでも現地ガイドをお願いしたのだが、カメラやビデオ撮影が禁止なので、寺院などを写真に残せなかった。でも、寺院の屋上で、バラの花びらを僕に振り掛ける神事をガイドさんにしてもらったから、よしとしよう。現地の人にとっては、この町自体が神聖な場所らしく、敬虔なヒンドゥー教徒らしいガイドさんの神話の説明にも熱が入る。が、全く頭に入らない。途中、うつろになってきた僕に、「君をテストする。」と言って、さっき聞いた神話の事を質問されたけど答えられない。う~ん、だって、申し訳ないけど、あんま興味ないんだもん。「いい加減、覚えてよ。」とガイドさんにチクリとイヤミを言われる。すいません。(笑)
美しいと言われてた湖も数年に一回の湖底の掃除のために水がキレイに抜かれてて、ただのドロの谷と化している。インドで最も物価が安いと言われているこの町でも特に買いたいものは無く、正直、何の成果もなく再び車に乗り込んだ。ガイドさん曰く、プシュカルの土産物屋はインドでも、珍しく押し売りが少ないと言う。なぜなら、物価が安いために、世界各国からバックパッカーが集まり、貧乏旅行者が何日も滞在するため、押し売りするだけ無駄だという。インド人以外の人にとっては、なんか意味あんの?という感想しか残らなかった。あえて特産品を挙げれば、ローズ・オイルくらいの様だ。
ガイドさんと別れ、ウメッシュさんの運転で夕刻頃にジョドプールの郊外に有るホテルに到着。今日のホテルは近代的で中々ゴージャス。
早速、食事にする。夕方は涼しいので、広い中庭でディナーをとることにした。庭では人形劇や音楽の生演奏をやっている。
今日はカレーじゃない!!すぐ近くのグリルで焼いているバーベキュー!
これが結構美味い。しかし、これがインクルードではなく別料金だと発覚。あらら・・と思っていたら、マネージャーが現れ、「こちらの説明不足でした。」と言って別料金じゃなくなった。おぉ、なんとフレキシブルで優しい対応。感謝だ。
中庭の芝生に座って弦楽器を演奏する少年。
音色は中国の胡弓の様な感じで、メロディーもかなり中国っぽい。インドもやはりアジアなんだなぁと感じる。僕がビデオを撮影してるのに気付き、これまた本気モードが入り、早弾きを聞かせてくれる。ボウの方には鈴が付いており、弾く度に「シャンシャン」と音がする。
最初は遠巻きに撮影していたが、堪らず接近して話をする。
「わ~すごい!弦は何本有るの?」と尋ねたら、「One,Two,Three・・」と数え始め、10までは調子よく数えていたが、その後の英語が分からないらしく「フン、フン・・」と数え方を変えた。(笑) 僕が代わりに「イレブン、トゥエルブ・・」と数えてあげたら、なんと18弦も有った。楽器にこれほどまで関心を寄せる客も珍しいらしく、レストラン従業員の黒服達もワラワラと集まってくる。「この楽器の名前は?」と尋ねると、全員が口を揃えて「ラオンハッタ」だと言う。(今、ネットで調べてもその名前は出てこない。代わりに「ラヴァンタ」という名前がヒットする。) 少し弾かせてもらったが、やはり上手く弾けない。
翌朝、朝食の時に昨夜の中庭を撮影。
おぉ、ゴージャスだねぇ。
そして、冒頭の写真。レストランの前で、昨日の少年がラオンハッタを弾いている。「Sir!」と声を掛けられる。足元にはもう一本、ラオンハッタが置いてあり「弾いてみませんか?」と尋ねられる。「いやぁ、昨日やってみたけど弾けないよ。」と苦笑いして返したけど、時間がたっぷり有れば習っても良かったね。残念!
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この後、ヒンドゥー教の聖地プシュカルに立ち寄る。ここには、世界創造神ブラーフマーを祀った寺院が有る事とプシュカル湖が美しい事で有名だ。ここでも現地ガイドをお願いしたのだが、カメラやビデオ撮影が禁止なので、寺院などを写真に残せなかった。でも、寺院の屋上で、バラの花びらを僕に振り掛ける神事をガイドさんにしてもらったから、よしとしよう。現地の人にとっては、この町自体が神聖な場所らしく、敬虔なヒンドゥー教徒らしいガイドさんの神話の説明にも熱が入る。が、全く頭に入らない。途中、うつろになってきた僕に、「君をテストする。」と言って、さっき聞いた神話の事を質問されたけど答えられない。う~ん、だって、申し訳ないけど、あんま興味ないんだもん。「いい加減、覚えてよ。」とガイドさんにチクリとイヤミを言われる。すいません。(笑)
美しいと言われてた湖も数年に一回の湖底の掃除のために水がキレイに抜かれてて、ただのドロの谷と化している。インドで最も物価が安いと言われているこの町でも特に買いたいものは無く、正直、何の成果もなく再び車に乗り込んだ。ガイドさん曰く、プシュカルの土産物屋はインドでも、珍しく押し売りが少ないと言う。なぜなら、物価が安いために、世界各国からバックパッカーが集まり、貧乏旅行者が何日も滞在するため、押し売りするだけ無駄だという。インド人以外の人にとっては、なんか意味あんの?という感想しか残らなかった。あえて特産品を挙げれば、ローズ・オイルくらいの様だ。
ガイドさんと別れ、ウメッシュさんの運転で夕刻頃にジョドプールの郊外に有るホテルに到着。今日のホテルは近代的で中々ゴージャス。
早速、食事にする。夕方は涼しいので、広い中庭でディナーをとることにした。庭では人形劇や音楽の生演奏をやっている。
今日はカレーじゃない!!すぐ近くのグリルで焼いているバーベキュー!
これが結構美味い。しかし、これがインクルードではなく別料金だと発覚。あらら・・と思っていたら、マネージャーが現れ、「こちらの説明不足でした。」と言って別料金じゃなくなった。おぉ、なんとフレキシブルで優しい対応。感謝だ。
中庭の芝生に座って弦楽器を演奏する少年。
音色は中国の胡弓の様な感じで、メロディーもかなり中国っぽい。インドもやはりアジアなんだなぁと感じる。僕がビデオを撮影してるのに気付き、これまた本気モードが入り、早弾きを聞かせてくれる。ボウの方には鈴が付いており、弾く度に「シャンシャン」と音がする。
最初は遠巻きに撮影していたが、堪らず接近して話をする。
「わ~すごい!弦は何本有るの?」と尋ねたら、「One,Two,Three・・」と数え始め、10までは調子よく数えていたが、その後の英語が分からないらしく「フン、フン・・」と数え方を変えた。(笑) 僕が代わりに「イレブン、トゥエルブ・・」と数えてあげたら、なんと18弦も有った。楽器にこれほどまで関心を寄せる客も珍しいらしく、レストラン従業員の黒服達もワラワラと集まってくる。「この楽器の名前は?」と尋ねると、全員が口を揃えて「ラオンハッタ」だと言う。(今、ネットで調べてもその名前は出てこない。代わりに「ラヴァンタ」という名前がヒットする。) 少し弾かせてもらったが、やはり上手く弾けない。
翌朝、朝食の時に昨夜の中庭を撮影。
おぉ、ゴージャスだねぇ。
そして、冒頭の写真。レストランの前で、昨日の少年がラオンハッタを弾いている。「Sir!」と声を掛けられる。足元にはもう一本、ラオンハッタが置いてあり「弾いてみませんか?」と尋ねられる。「いやぁ、昨日やってみたけど弾けないよ。」と苦笑いして返したけど、時間がたっぷり有れば習っても良かったね。残念!
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