MIXIオフ会も兼ねたものだったんだけど、今日も第2金曜のライブと同じ様に様々なラインナップをお聞かせする事となった。普段やる事の全く無い曲(ジャズからポップスまで)をやるわけだけど、ボーカルの麻見さんのラインナップもだいぶ分かってきたので、早いとこ曲を全部覚えなくっちゃ。今日は40人ほど集まったらしく、また大盛り上がり。パーティー形式といえども、ここはやはり音楽好きが集まるお店ともあって、「ロリンズが好きなんですよ。」なんてお客さんも居たりする。ま、どんな仕事でも誰が聴いているかわからないので、いつでも真剣勝負だ。最近、ポップスで如何にジャズのイディオムを入れるかに凝ってるんだけど、中々難しい。ブレッカーの様には行きませんな。。
自宅に帰ってから食事をしながら、ちょいと昔の自分の演奏が気になってCDをかけてみた。いやぁ、酷いもんだなぁ。(笑) ソロデビュー前の演奏はちょっと今は聴けない。てか、聴かせられない。恥ずかしいもんがある。ジャズってやっぱ、人間的な成長が無いと有り得ない音楽だね。ま、ジャズに限らないと思うけど。
先ほどのバーブラでのライブをデジカメのムービーで収めてたお客さんが居たのだけど、再生してるのを遠くで聞いてても、ちょっとした一節で自分だと分かる。一音の重みというのを昔から意識していたのだけど、やはり若いうちにそれを出すのは困難な事だと思う。だから、テクニックに走る。結果、音楽的に何の魅力も無いものになる。10年ほど前は常にこのジレンマに陥っていた。今は大して昔と違う練習はしてないけれど、一音の重みを感じながらの演奏はできる。迷信だと思っていたけれど、色んな経験がやはり音になってしまう。昨日も練習中にちょいと悲しい事を思い出して胸が痛くなってしまった。それでも音を出すと「胸が痛い」って音に出てしまう。こういう表現をしなくてはならないなんて、とんでもなく因果な商売だと思う。でも、お客さんは明らかにそういうものを求めている。だってお客さんに良かった!と言われるのは、楽しい事ばかりだった若い頃より、辛く悲しい事を散々経験して来た今の方が多いもの。(苦笑)
色々過去の自分のCDを物色していたら、メジャーデビューを夢見て必死で作ったJ-POPのデモCDが出て来た。若い女の子のボーカルを某メジャー・レコード会社がデビューさせると言う企画だったんだけど。「ビーツン・カラーズ」の後で、打ち込みにもだいぶん慣れていて、同様に全て自分で打ち込みをし、サックスの間奏も入れて完璧なカラオケを自宅で作って六本木のスタジオでボーカルの録音&ミックスをしたもの。彼女に作詞をお願いして、僕は作曲をしたんだけど、39度の高熱の時にあっという間に曲が出来てしまい、フトンに潜ったまま五線紙に書いたのを覚えてる。こういう天から降ってくる曲ってあんまり無いんだけどな。結局、この企画は通らず、メジャーデビューも夢と儚く消えた。まぁ、確かにJ-POPにしては・・ってとこも今聴くとある事はある。でも、音楽的には先程の若き日の拙いジャズの演奏に比べりゃ遥かに高度で内容も濃い。このまま埋もれさすのももったいないと思うので、作詞をした彼女に相談して、せめてHPで聴けるようにできればなぁと思う。ただ、2年前で音楽的にちょっと古臭い部分も有るのだけれど。
自宅に帰ってから食事をしながら、ちょいと昔の自分の演奏が気になってCDをかけてみた。いやぁ、酷いもんだなぁ。(笑) ソロデビュー前の演奏はちょっと今は聴けない。てか、聴かせられない。恥ずかしいもんがある。ジャズってやっぱ、人間的な成長が無いと有り得ない音楽だね。ま、ジャズに限らないと思うけど。
先ほどのバーブラでのライブをデジカメのムービーで収めてたお客さんが居たのだけど、再生してるのを遠くで聞いてても、ちょっとした一節で自分だと分かる。一音の重みというのを昔から意識していたのだけど、やはり若いうちにそれを出すのは困難な事だと思う。だから、テクニックに走る。結果、音楽的に何の魅力も無いものになる。10年ほど前は常にこのジレンマに陥っていた。今は大して昔と違う練習はしてないけれど、一音の重みを感じながらの演奏はできる。迷信だと思っていたけれど、色んな経験がやはり音になってしまう。昨日も練習中にちょいと悲しい事を思い出して胸が痛くなってしまった。それでも音を出すと「胸が痛い」って音に出てしまう。こういう表現をしなくてはならないなんて、とんでもなく因果な商売だと思う。でも、お客さんは明らかにそういうものを求めている。だってお客さんに良かった!と言われるのは、楽しい事ばかりだった若い頃より、辛く悲しい事を散々経験して来た今の方が多いもの。(苦笑)
色々過去の自分のCDを物色していたら、メジャーデビューを夢見て必死で作ったJ-POPのデモCDが出て来た。若い女の子のボーカルを某メジャー・レコード会社がデビューさせると言う企画だったんだけど。「ビーツン・カラーズ」の後で、打ち込みにもだいぶん慣れていて、同様に全て自分で打ち込みをし、サックスの間奏も入れて完璧なカラオケを自宅で作って六本木のスタジオでボーカルの録音&ミックスをしたもの。彼女に作詞をお願いして、僕は作曲をしたんだけど、39度の高熱の時にあっという間に曲が出来てしまい、フトンに潜ったまま五線紙に書いたのを覚えてる。こういう天から降ってくる曲ってあんまり無いんだけどな。結局、この企画は通らず、メジャーデビューも夢と儚く消えた。まぁ、確かにJ-POPにしては・・ってとこも今聴くとある事はある。でも、音楽的には先程の若き日の拙いジャズの演奏に比べりゃ遥かに高度で内容も濃い。このまま埋もれさすのももったいないと思うので、作詞をした彼女に相談して、せめてHPで聴けるようにできればなぁと思う。ただ、2年前で音楽的にちょっと古臭い部分も有るのだけれど。
最近のマイブームは1970年代のブラスを使った音楽。特にファンクがいい!Tower of Power、Chase、Average White Band、War、BS&Tなどブラス絡みはいい曲いっぱいです。
ブラスの複雑でタイトな絡みって、かっこいいです。宮地先生の数種のサックスやフルート、クラリネットでの多重録音も聞いてみたいです。既にやってますか?
こちらのブログの皆様は耳の肥えた音楽好きの方だと思いますので、皆さんでMY FAVORITE CDを紹介しあいませんか?さらに音楽の幅が広がるきっかけになるかもしれません。では私から。Tower of Power「Back to Oakland」超有名CDですので既に知ってる方も多いと思いますが、ブラスアンサンブルのかっこよさとフリューゲルホーンの音の素晴らしさがわかります。
>ブラスの複雑でタイトな絡みって、かっこいいです。宮地先生の数種のサックスやフルート、クラリネットでの多重録音も聞いてみたいです。既にやってますか?
既にやっています。それが、先日も販売していた「Eternity」というアルバムです。是非、買って下さい。
では、後ほど渋谷ヤマハにて。
昔が有るから今が有るのですよね~
今も、昔も、宮地傑さんは宮地傑さん !
音楽関係で知り合った人じゃなく、ワイン関係で知り合った人なので、世間の狭さにびっくり。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=534312879&owner_id=2423410
ま、でも、mixi自体が狭いっちゃ狭いですけど。(笑)
よく人から、そういうところが「マジメだ。」と言われますが、そうではなく好きな事にとことんコダワってるだけなんですねぇ。また、それをメシの種にしてますから、必死で取り組まない事には、よその誰かに仕事が取られますしね。(笑)
書き込みは、どうぞフレンドリーに!(笑)