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rail road journey・太宰府天満宮1

2021-02-26 20:11:00 | rrj


-太宰府天満宮、参道。

台風一過の本宮参道は
拍子抜けするほど人の出が少なく、
ひしめく大混雑イメージをひっくり返された。

人...ぱらぱら まばら ぱらり...空いてる!

まだ昼下がり。
こんなに歩きやすい太宰府も、
そうめったにはないことでしょう...

思いきって出発したのを改めて喜んだ。

この時点で
東京発の観光客は、
たぶん私たち二人くらいだったかも。

耳に聞こえてくる言語が、
当地はもちろん近隣県訛りや
隣国アジアン系の外国語ばかりでしたもの。
※(空いていて喜べたのは結局つかの間のこと)


つらなる鳥居の其の一。

二...三...と、
つづく門を順々にくぐって
通り入り、通り入り 、、通り入るは 、、、

御本殿へ到るまでのまさに通過儀礼といえて。

三つの鳥居を見通していると、
奥行き感が合わせ鏡の世界みたいね...
あちらは異空間でこちらは神域境だけれど。


・・・其のニ。

歩きがてら、
京への郷愁が詠まれた
平重衡の歌碑に足を止めた。

" 古き都の恋しさは " ...か。


望郷の念。
故郷を離れた人ぞ知る思いって、
ありますものね...どんな所であったにせよ。

ここでは住みなれし都と詠まれてるけれど、
ノスタルジーという点では
合い通じるな。

その思いは天神様もよく存じてる、のです。


・・・其の三。

この参道横にはね、
それはそれは目にも鮮やかな
小間物類のお店やお土産屋が並んでいたの。

寄らずにまっすぐ進ぬ

お土産などのお買い物行為は
お詣りを済ませてからとの
マイルールゆえ。

以上、
こちらの三鳥居は
明治時代頃に建立されてからのものだそう。


菅公様...
東の地より、
遠路はるばる参りましたのです。


直角に位置する・・・


御神橋の前にも石鳥居。
南北朝時代に建てられたらしき、
九州でも最古ではないかと云われる...

" 中世の大鳥居 " 

ここの天満宮は、
その他にもとにかく
たくさんの鳥居があった...境だらけだわよ。


太鼓橋もとい御神橋の袂より...心字池の眺め。
噴く水飛沫が 線のように か細くて、
ひろがる水の波紋もきれいだな。


亀戸天神社は、
太宰府天満宮のミニチュア版と
よく言われる...本宮を観て...納得。

時の経つにつれ
人の出ぞろ..ぞろぞ...ろぞろぞ、
どんどん賑わいを増しますさなか...


こちらも古来より
建つ石鳥居の向こう、
黒山をなす人の頭を越えた先に...

朱塗りの楼門が構えてる。

お池に
架かる橋を渡ったことで、
すでに心身は禊がれ澄めてるわ。

" 通りゃんせ "

そんなわらべ歌もあったっけ、
ここは細道でなく参道ですけれど。
儀礼のゴールは大鳥居...楼門...通りゃんす。


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