息子の闘病日記

生後、小脳出血を患い今も闘病生活を送る息子の日記

吸引とオムツ

2011年04月26日 | 日記
ちょっとブログを書けなかったが、4/24(日)に面会に行ってきた。
それも18時過ぎて病院に到着。

相変わらずうちの息子は大きめのベッドに
でーんとして寝ている。
しかしながら瞼が閉じず、充血しているのが痛々しい・・・。
水分を含ませたガーゼで目を覆っていることもあるけれど
根本的な治療はない。

見えているか見えていないのか、それはわからないけれど
黒目が少しでも動くときが、親にとってはとても嬉しい。
医師からは、あまりいいことは言われないけど
奇跡というものを信じたい一心で、でかい息子を見続けている
今日この頃です。

病室へ行くとミルクを飲んでいる(いや、鼻からチューブですが・・)
こんなときはミルクが終わるまでひたすらに待つ。
おむつも替えられないので、意味もなくほっぺたを触ったり
手を握ったり、何度もメスを入れた頭を撫でたり・・・。
ひたすらに待つ。

そんな時看護士さんも声を掛けてくれる。
「今日もいい子でしたよ」やら、
「今日も大量のうんちが出て、服が汚れちゃいましたよ~」
など、明るく声を掛けてくれる。
看護士さんはいい人ばかり(いや、妻はそう思っていないらしい・・・)

そんなこんなで、ミルクが終わりそうなとき
「今日、吸引やってみます?」
と声を掛けられ
「はい!」とすぐさま返事をした。

吸引は実はまだ1回しかやったことがなく、どこまで
吸引のチューブをいれていいかまだまだ疑問を持っていた。
ここぞとばかり続けざまに質問をした。

「チューブはどの位までいれたらいいですか?」
「引き抜くタイミングはどれ位ですか?」
「消毒するんでしたっけ?」
「鼻がなかなか入りませんが、どうしたらいいですか?」・・・・・

とにかく必死だったかも知れない。
口の吸引から、鼻、気管支と一通りさせてもらった。
看護士さんが見てくれているだけで安心して出来るけれど
家族だけでも今回のように冷静に出来るかどうか、ちょっと不安・・・。

でも自分たちがしっかりやらないと、うちの子は生きていられない。
しっかりと今の内に技術を見につけておかないといけない。

と思いつつ、そろそろ帰ろうかと思った矢先、
どことなくウンチの香りが・・・。
「オムツ替えて帰りますね」
そう看護士さんに声掛けをしたのが・・・。

「あ、今日も大量のウンチですね。パパさん頑張って」

ん?

「お尻拭き、いっぱい使っちゃてくださいね」

ん? んん?

一人で替えることになりました・・・・。

ひなくんは、とっても親思いな男の子のようです。