息子の闘病日記

生後、小脳出血を患い今も闘病生活を送る息子の日記

N病棟でのベビーバス入浴

2011年04月12日 | 日記
今日は、術後初の入浴。
抜糸したばかりなのに、大丈夫だろうか、と思ったが、
傷口をこすらなければOK。
と主治医から許可がでたようだ。
早速、[お母さん、よろしくお願いします。]と本日担当の看護師さん。
人口呼吸器から、手動式人口呼吸器に切り替えて入浴させる。
抱き上げるのにも、頭がずい液でみたされている部分が柔らかいので、
皮膚を引っ張ってないか、
気をつけながら持ち上げる。
そして体をかかえて、ベビーバスへ。
12㌔の息子には窮屈な状態。
頭も重いし、ベビーバスの淵に頭部が当たらないかすごく気を使う。
安定しない頭を抱えながら、片手で体を洗う。
[疲れますよね、気持ちはよくわかります~.」
といってはくれるけど、
安全性を考えて、
お母さんが、<頭部を淵にぶつけたら怖い>
という気持ちを配慮してくれて、
支える人と、洗う人で担当できればいいのにな。
と思ったりした。
バギングする人、とお母さん、だけでは、この先、体も大きくなるのに
事故が起きるのではないか、心配である。
でも、院内で、もし事故が起きても、
保障できるように、保険が掛けてあるようなことをきいた。
だから安心、ということはありえない事。
事故が起きてからは遅いのだ。
ま、早く退院すればいいことではあるのだが。

夜の面会

2011年04月12日 | 日記
最近は休みがなく、本日久しぶりの面会。
面会時間を過ぎて、21時40分に病院に到着。

手術した3月29日以来の面会で、しかもこんな時間になってしまった・・・。
病院に電話したら、
「面会いいですよ~」
と許可も得て、いざ病院へ。

またここの警備員が無愛想。
「許可は?」
「・・・。もらってますけど。」
許可がおりないと病院には来ないっていうのに。
ちょっとムカッときた瞬間だったが、そそくさとエレベーターに乗り病室へ。

まだ眉間のあたりから頭頂部へかけ陥没しているが
頭も小さくなって、以前よりは良くなったのかなーと思われた。
まだ目を閉じることが出来ず、少し黒目が中央に寄っているような・・。
まぶたも赤くなって、ちょっと痛々しい感じ。
でも、ボンレスハムのようにまるまる太っているのは、体調が良い証かも。

声を掛けても反応するわけでもないけれど、小さな手を握り
頭を撫で、少しテープかぶれしたほっぺたを撫でてきた。

鼻からミルクを入れていたため、おむつ交換も出来ずに
22時10分頃に退出。
少しの時間でも面会できて良かった。

病院に行く前は、娘から
「何時に帰ってくるの?」
「早く帰ってきてね」
とメールが入ったけれど、応える事が出来なかった・・。
寂しい思いをさせたなーと反省しつつも
入院している息子も寂しい想いをしているかもなと
思ったりもした。

二人に同じくらいの愛情を注がねばと、思い悩む今日この頃です。