のっちのシンママ生活

めでたく母子家庭となった母子二人暮らし♪シングルマザー生活のイロイロをつづって行きたいと思います☆

婦人之友の家計簿における『公共費』

2013-01-24 18:29:51 | 雑記
実を言うと、のっち個人としては婦人之友の考え方・推奨する生き方が嫌いじゃありません。
公共費として家計に計上する社会貢献費・チャリティー費用も他の家計簿にはほぼ存在しないけれど、重要な項目だと思います。

のっち家も貧乏家庭・障害者家庭ではあるけれど、不用品をバザーに出したり、微力ながら敢えて福祉作業所で作られたお菓子や小物を買ったりしています。
のっちが水周りで使っているアクリルたわしは作業所で作られたもの。自分で作ることは、のっちにとって容易なこと。でも、買い手を意識して、可愛いモチーフで、色使いも工夫してある、作り手の愛情がこもった温かい小物。使っていて豊かな気分になります。

お菓子も変な添加物の入っていない、手作りの味。その分、ちょっとお高めですけど、それがあるべき価格だと思っています。安価なお菓子は工場生産で、日持ちしたり・見た目や保存上の理由のために添加物等の入った物。国産材料で丁寧な安価なものを作るのは困難です。そうしてみると、作業所で作られた手作りお菓子は安価。それは人件費が安く扱われているから。ノン・フェアな労働状況が自分のすぐそばに存在しています。
安いものにはそれなりの理由があります。。。

そう言えば、のっちが欲しい物が一つありました。
それは『さおり織り』のバッグ。いざ買うとなったら、もちろん福祉作業所で作られたもので購入するつもり。すごく味があって、手作り感のある温かみのあるものです。
ただ、手間がかかっている分、お値段もなかなか。貧乏のっちではかなりやりくりしないと購入はちょっと難しそう。こうやって毎月、散財しているようではダメですね。
でもいつか、『コレ!』と思うステキなのに出会ったら、清水の舞台から飛び降りて(笑)、買いたいと思います。

これは購買欲というより、社会還元したいという気持ちによるものだと思います。
鞄・バッグの類は十分に持っていて、それこそ、あまり使っていない物はどう処分しようか(ゴミ袋行き?フリマ行き?で)検討中で、具体的に必要なバッグというのは特に無いんです。通勤用に使っているバッグだけは使用頻度が高いので、定期的に買い替えが必要ですが、サブバッグは雑誌の付録で十分だし、メインバッグも消耗品と思っているので、安いもので十分。

のっちの考えは偽善・欺瞞かもしれません。
でもこういう考え方・生き方に辿り着いた色々な経験や素養がありました。
結局、人生の楽しみや楽しみ方を知らない人間で、どうして自分が生きているのかもよく分かってない人間です。
今は社会の援助で生きているけれど、20代前半に私が辿り着いた結果として、自分の能力・身体・時間・金銭等を社会還元することにしか自分の存在理由が見出せませんでした。
のっちは今の病気になる前から、人として備わっているべき大事なものが欠落していたんでしょうね。

他人はどうでもいいけれど、自分自身はこの世に対して、キレイに生きる、始末のある生き方をする。
その反面(反動でか?)、ある面でハチャメチャなハジけた自分もいました。
今はもう年をとりましたので、羽目を外した面は随分と大人しくなりましたが、病気になったこともあり、本当に今では尼さんのようです。
心が何かに執着することがなくなりました。服用している薬のせいかもしれません。
子供への母としての愛着も薄れてしまったのはとても申し訳ないことですが…、子供を育てていることも、何らかの試練か、大きなもの(力)に与えられた役割のように感じています。

この先の自分自身の身の処し方を時々考えてしまう今日この頃です。
チビのっちが独立したら…のっちはどう生きるのか。
チビのっちには親のスネをかじるような、子供のままの大人には決して育てません。
必ず自立してもらいます。
その後、のっちはどう生きるのか…

もしかしたら、シンママさんの多くに当てはまる『心配』かもしれませんね。


のっち

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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心を動かされて (tama)
2016-01-06 10:20:00
ご病気なんですね。そしてお子さんもいらして、その中で出来得る限りの社会還元をと願っていらっしゃる。
婦人之友の検索でヒットして、いくつか拝読しましたが、心の在り方に感動しました。
早くご健康を取り戻されますように祈ります。
ありがとうございます (のっち)
2016-01-06 22:26:07
コメントありがとうございます。
この記事を書いてから約2年が経ち、私を取り巻く環境も変化しました。

病気については自分でもよく分かりません。記憶障害なので、忘れてしまったことは自分では分からないのです。
相変わらず、子供との記憶が、思い出そうとしても思い出せない。実感が無い。今の自宅に実感が薄い。
なので、やっぱり私生活に支障がありますが、そんな生活にもやっと慣れてきた感じです。

今、正社員として働いて、低所得者層からは脱出の気配です。
さおり織りのバッグにはまだ手が出ませんが、実は購買欲も薄れています。
のっちがよく利用していた作業所の販売ストアが無くなりました。
のっちを取り巻く環境の変化を感じつつ、これも社会の変化なのかと残念に思っています。

小さなことで良いんです。小さな優しいが世の中にパラパラとでも有ると良いな、と思っています。
自分自身の幸せもそんな小さな些細なことで感じることが多いです。
だからといって、世間には求めていないあまのじゃくな私です(笑)。自己完結型なんです。。。

病気は、記憶を戻すと心が壊れてしまうようなので、現状維持ですが、最近はわりと元気にしています。
本当にコメントありがとうございました。
心がほんわかと温かくなりました!

また良かったら覗いてやってくださいませ。

のっち

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