現在、自分は4台の自転車を利用してますが、その中でDAHONのVITESSEは我が家に到着してからほぼ2年半になります。
これまで主に輪行などで遠出する際に大いに活躍してくれてます。
VITESSEのハンドルは真直ぐなストレートのハンドルバーで、ステムの形状からハンドルとサドルの距離を調整することができません。
そこで、自分はバーエンドバーを付けて、乗車姿勢を変える事ができようにしていました。特に巡航速度で走っている時は、ハンドルよりバーエンドを握っていたほうが楽に走れます。
ということで、これまで特に大きな不満もなくあちこちを走り回っていたのですが、神奈川の三浦半島ポタの最後の鬼引きに着いていく時にやけにハンドルが近くて窮屈な感覚を持ちました。
また、茨城の筑波山を登った際にも、やはりハンドルが近くて窮屈な感覚を持ちました。
(原因を探るきっかけをくれた写真。実に窮屈そうにダンシングしてます。(^_^;))
原因をあれこれと考えてみたのですが、巡航速度でバーエンドがちょうど良いということは、スピードを出したり坂を上る際の前傾姿勢によってハンドルが近すぎる状態になっていたのではないかと思いました。また、ロードバイクの姿勢に少し慣れてきたために、ハンドルの近さが合わなくなってきたというのもあるのかもしれません。
VITESSEは、これからも輪行などであちこちに出かけたいと思っているので、いろんな場面でも楽に走れるようにポジション調整ができるようにしたいな、と思うようになってきました。
でも、折畳み機能のおかげでハンドルの距離を調整するステムを交換したりすることはできません。また、乗車姿勢が変えやすいドロップハンドルを付けると、今度は折畳みができなくなってしまうので、これもNGです。
どうしたものかとあれこれと考えながらネットをフラフラしていたらピッタリのページを見つけました。
ブルホーンバーを付けることで、乗車姿勢を前傾気味にすることができ、また、折畳みもできる(はず?)というピッタリのアイデアです。
早速、関連する情報をネットであれこれと探り、ブルホーン化に向けた作業が始まります。
ブルホーン化をする際に一番悩んだのがブレーキと変速レバーをどうするかです。
VITESSEにはVブレーキがついてますが、ブルホーンバーに取り付けるブレーキレバーはドロップハンドル用のものになります。
ロード用のレバーであればブレーキレバーと変速レバーが一体化できてハンドル周りがスッキリしていいのですが、それではVブレーキが引く事ができません。Vブレーキを引くために間にアダプターを噛ませるという方法もあるようですが、どうも今一つパッとしませんでした。
そこで、選択したのがドロップハンドル用のVブレーキレバーとバーエンドに取り付ける変速レバーを組み合わせる事にしました。
結局、最初にインスピレーションをもらったホームページのものと同じものとなりました。
ネットでブルホーン化に必要な材料を掻き集め、全部が揃ったところで作業開始です。
まずはオリジナルのハンドルバー、それからブレーキと変速器のワイヤーを外します。
次に、新しいハンドルバーを取り付け、ブレーキレバーを取り付け、ブレーキワイヤーを取りつけます。
ブレーキレバーから出るワイヤーの処理ですが、モデルの写真ではレバーの所から飛び出てますが、自分はハンドル回りをスッキリさせたいと考え、ハンドルバーに添わせて取り付け、バーテープで巻き込むことにしました。
ブレーキの引きに影響が少ないような取り回し方を探るのに少し試行錯誤をして、何とか納得できるような取り付け方ができました。
次に変速レバーの取り付けです。これもレバーから出てくるワイヤーがブレーキレバーと干渉しないような向きで、操作しやすい向きを探りながらの取り付けでしたが、ブレーキほどの苦労はしませんでした。
変速機のワイヤーの微妙な調整をするためのケーブルアジャスターを取り付けて、前後の変速機にワイヤーを取り付けて、ワイヤーの引き具合の調整をして、取りあえずハンドル周りの第一段の作業は終了です。
(ブレーキワイヤーをハンドルバーに回す角度に気を使いました。)
次はハンドルバーにバーテープを巻いていきます。
バーテープを巻くのは初めての事で、ちょっと緊張しました。
特にハンドルの曲がっている部分は慎重に巻いて、できるだけ均一になるように巻いていったつもりですが若干、巻き方のムラができてしまったようです。
ただ、自分の感覚としてはシッカリと巻いたつもりなので、しばらく走ってみて緩んできてしまうようであれば、再度巻き直せばいいこと、ということでとりあえず良しとします。
(実は、ブレーキレバーの取回し方を変更するためにテープを巻き直してます。テープ巻きは難しい作業でした。)
これでハンドル周りの作業は完了。
ちなみに、今回のハンドル交換で、思わぬ発見をしました。
これまでのハンドルで折畳む場合は、まずハンドルバーを1/3回転くらいさせて上向きにして、折畳んだ時にハンドルが地面すれすれの位置になるようにハンドルの高さを高くしてからハンドルを折畳むという三段階の操作が必要でした。そうしないと折畳んだ時にハンドルとフロントフォークやチェーンステーと干渉して折畳めなくなってしまいます。
ところが、ブルホーン化したことで、ハンドルの向きを上向きに変えてハンドルを折畳むと、ちょうどハンドルが干渉することなく折畳めます。つまりハンドルの高さを調整するという作業が一つ要らなくなったので、折畳み作業が少し楽になります。(^_^)v
(ハンドルがタイヤの間に入って少し窮屈だけど、輪行袋には問題なく納まります。)
今回のハンドルの交換作業と一緒にシートポストも交換しました。
オリジナルのシートポストは空気入れを兼ねるものですが、そもそも空気入れはいつも持ち歩いているし、空気を入れるたびにシートポストを抜いて空気を入れるなんて面倒なので、普通のアルミのシートポストに交換しました。
(シートポストはTern Syntace Seatpost。手に持って比べてみたけど重さの違いはわかりませんでしたが・・・(^_^;))
(シートポストのエンド部分には保護するものがついてないので、ホームセンターで買ったパイプカバー24mmを折畳んだ時のポストのエンドを保護するクッションにしました。)
更にタイヤもこれまでのブロックパターンのあるタイヤからスリックタイヤに交換しました。
ハンドル周りもスッキリし、シートポストも軽いものに交換したのだから、せっかくだから走りも軽くなるようにということでタイヤも交換です。
(これまでのタイヤはMAXXIS OVERDRIVE ELITE)
(新しいタイヤはSCHWALBE DURANO 20×1.1)
さらに、これまでより荷物を多めに持ち歩けるよう、サドルバッグも以前使っていたリクセンカウルのシートポストバッグに交換し、ハンドルポストにもバッグが取り付けられるアタッチメントを取り付けて、VITESSEをツーリング仕様にしてみました。これで泥除を付ければ完璧なツーリング車ですね。(^_^)v
というような作業を会社から帰ってきて自転車部屋でシコシコと1週間ほどかけて行ってきて、本日その作業が完了しました。
出来上がりの姿は、なかなか精悍な様子で、これまでより走ってくれそうな見た目の印象です。
さてさて、どんな走りになるのか、当初の目論見通りに行ったのか、早く試しに行きたいものです。
梅雨、早く明けないかなあ。(^_^)
いかにも走りそうって感じに仕上がって、これならロングも楽に走れそうですね♪
ロードバイクと並走出来る羊の皮を被った20インチ…。
素敵です♪(  ̄▽ ̄)
カッコ良く、また走行性能もアップしましたね^ ^メカ音痴な私には到底真似できません^^;ますます行動範囲が広がりますね^ ^
今回は楽に走れる事を第一に考えました。これで、これまで以上に色んな所に出かけて行きたいと思います。(^_^)
楽に走れるようになって、もっといろんな所に出かけて行って見たいものです。(^_^)
これだけ荷物がつめるとツーリング時の体の負担は相当軽減されまて、輪行+で相当遠くまでツーリング、楽しめますね。
荷物は、これまではデイパックにいろいろと詰め込んで走ってたのですが、少し自転車にも持ってもらいたいと思いまして、前後にバッグを取り付けてみました。早く試走に行きたいです。(^_^;)
って、、私には窮屈っていう経験がないです。。。
それにしても すごーーい
我が家では考えられません。
写真では よ~~~~く見えないので
次回ぐりさんミステリーツアーでお披露目してください^^
楽しみにしています。。
今後もミステリーツアーのメイン機材として使っていきますので、次のツアーでお披露目となることでしょう。(^_^)/