ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

ロシア産の紅鮭を焼いて松代のへぎ蕎麦に乗せて手繰る朝

2017年04月14日 | ほぼ嘘日記

 午前6時に起床する 

ロシア産の甘塩紅鮭を焼いて十日町松代のへぎ蕎麦に乗せ熱いつゆを張り 

パプリカとブナシメジとスナップエンドウを塩茹でしたのを添えネギを散らす 


へぎ蕎麦のコキッとした歯触りに慣れると他の蕎麦が物足りなくなる 

もう「へぎ蕎麦だけ手繰っていればイイかな?」と考えてしまうくらいだ 

それにしても・・・へぎ蕎麦の・・・ 

腰は強いのに喉越しが軽いのは「つなぎ」に使っている布海苔のおかげだが 

蕎麦のつなぎにも地方地方で色々あるのだと思うと面白くなってくる  

たとえば・・・ 

いわゆる「二八」などと呼ばれる蕎麦のつなぎは小麦粉だが 

他には・・・ 

野沢温泉で喰った蕎麦のつなぎが「アザミの葉っぱの裏側の絨毛」だと説明された時は 

面白いとか興味深いというのを通り越して人間の知恵の凄みさえ感じるほどだった 

アザミ・・・ といっても普通に見られるアザミではなくて 

標準和名オヤマボクチ(雄山火口)というアザミの仲間だ 

これは相模原の北公園に咲いていたオヤマボクチの花だが・・・ 


この花を見たからといって・・・ 

葉っぱの裏側に生えた絨毛で蕎麦打ちのつなぎにしようとは発想しないし 

思ったとしてもそれをどのようにして必要な量を集めるのかという知恵や 

その手間を考えると先人のたゆまぬ努力とそのエネルギーに頭がクラクラしてくる 

考えてみれば私には青菜ひとつ育てることも出来なくて 

身の回りに普通にあると思っている道具類や衣料品にしても 

なにひとつ作れないに違いないとすれば人と人は助け合っていると説いた 

金八先生の言葉が身に沁みてくる うん? 

いや!違う!人という漢字は片方が片方を支えている形じゃないか! 

よし!これからも人様に寄りかかって生きていこう 

気持ちが楽になったのでモカ・マタリもさらに美味い 

教室用の膠を炊く 

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