DENEB☆1994

徒然なる覚書。

ハンバーガーと政治

2008年09月30日 | Weblog
難病・移植手術 宗太郎君逝く ハンバーガー食べたよ(朝日新聞) - goo ニュース

ハンバーガーを食べるのが夢だった。
米国へ渡り、臓器移植によりその夢はかなえられたが・・・
容体悪化からわずか九歳で亡くなった。

昨日ニュースとともに、宗太郎君の闘病の画像が流れていた。
病からなのだろう、九歳には見えない小柄な体型だった。
最後は、拒絶反応を抑える為の拒絶反応抑制剤から別人のように
顔が何倍にも浮腫んでしまい、顔色も唇もどす黒くなってしまい
容態の重篤さが見て取れた。

こういうニュースや映像を流すほどに、
何故この日本で子供の臓器移植が出来ないのだろうかと、
思ってしまう。
今の現状では、保険を聞かせて欲しいとまでは言わないが、
重い病を抱えて言葉も思うように通じない他国へ渡るという
病気の他にも多大なストレスやリスクがあるだろうに。

子供の移植に関しては遅々として法的にも何も進まず、
かといって大人は・・・といえば、臓器移植を待つ者の数と、
移植手術の少なさから容態を考慮すれば、日本で待つのは絶望的で
大金を工面して海外へと向かってしまうのが現状みたいだし…

こういうのも政治の空洞化だよね。
今の日本の政治って、何だか最低な感じ。
機能していないというか脳死というか、、

戦後から続く腐敗した政治を
高度経済成長やらバブルやら・・
ただ勢いに乗って、あやふやにしていたけれど、
さすがに前後七十年近くも経てばボロが出まくり…

経済が活気付いてて金のたくさんあった時代に、
目先だけの、いかに自信の選挙区に大金を使うことばかりに奔走し、
さらには大半が無駄でとんでもなく莫大な政治的海外援助金、等々。
遣うだけ遣えば、何も残ってないに決まってる。

未来の展望や国民全体の事を考える政治家が皆無だった。
くだらないことに散々使いまくった社会保険庁にしろ・・

『ハンバーガーだ食べたい』とささやかな願いをかなえ、
『生きたい』と願った少年の置かれた子供の臓器移植が
過去から現代に続く金に目のくらんだだけの政治家に
殺されたようなものだと思う。

そういう亡者政治家が、これまた世襲で何代も続くんだから、
日本の政治がだめになるのは当たり前か・・。


何かもう、、全てにおいて絶望。
何か明るいことありましたっけ…

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