DENEB☆1994

徒然なる覚書。

毒殺未遂少女。

2005年11月04日 | Weblog
18歳未満に売れないタリウム、少女の知識豊富で信用 (読売新聞) - goo ニュース

母親を毒殺しようとした、、もしくは薬物実験台にした少女。
高1で有機化学の本を読み、イギリスの毒殺魔を尊敬し、
高校に講義に来た、大学の教授さえ舌を巻く知識だとも報道された。
いまだ容疑は、否認中らしい。


何気にあちこちのブログや記事を読むと・・
『もうあと数年すれば、大学にでも行き、好きなだけ実験が出来たのに、、』
というような書き込みを時々見かける。

しかし、医薬系って、、そういうものだろうか。

人として、この世の理を知り、
人としての倫理を遵守する者が就く職ではないだろうか。
人に限らず、、命の一旦を担う職だと思うから・・。

そして、そこには、毒殺魔など必要ない。


少女の一連の行いは、、
ただグレアム・ヤングの模倣をしたに過ぎない。
特に、何か意志があってではなく、ただの模倣だと思う。

またグレアム自身にも毒殺の師匠がいた。
パーマーとか言う毒殺魔の学者に傾倒していた。
毒の知識を持ち、先駆者の模倣をしているだけ。
動機なんて、もしかしたらそんなものなのかもしれない。


ただ、少女には小中学でのいじめも影を落としているらしい。
ダレからも相手をしてもらえない寂しさを、毒という絶対なモノへ
依存していったのだろうか、、。


また、毒薬を安易に売ってしまった薬店の薬剤師の資質も、、
罪の一つではないだろうか。

少女が果たして、将来、薬を扱うような職に就けるのか、、疑問。