のんべがぶえ土佐便り

人生の三本柱はズバリ!家族・音楽・ビール。
土佐の高知より、愛をこめて。

参議院予算委員会

2022年10月21日 | 伸枝の日常
昨日の国会中継、
車椅子に乗られた議員が、通訳者などのサポートを得て質問する姿が。
天畠議員は手足などにマヒがあるとのこと。
言葉を発することも難しいため質問は、
あらかじめ準備してきた内容は代理の方が読み上げ、その場での応答は、
通訳者の方に特別な方法で一字ずつ伝達、
それを書き取った方が代理で読み上げる、という形。
12分という限られた質問時間を、通訳者への伝達時間は時計を止める形で
委員会が運営されていました。
通訳者への伝達は、まず50音の行を、次に段を選択する方法、
腕のあたりの力の入れ具合を通訳者が感知し、次々言葉を構築していきます。
もちろんトータルでかかる時間は長くなるわけですが、
そのチーム内のコミュニケーションはこれまでの工夫や経験に裏打ちされたよどみないものでした。
質問が終わったら終わったで、次の質問者へ席を譲るべくなのか、
天畠議員が必要としたチーム用の椅子などがサササーと片付けられました。
一人の人がもつ言葉、考え、気持ちに興味をもち、耳を傾けることは、
いったい自分にどれくらいできているだろう・・・
コメント
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