腹の立つ事ぼやきブログ

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福島第一原発の事故は、天災ではない!東京電力・政官財癒着の族どもによる人災なのだ。国民は騙されるな。

2011年06月18日 09時01分42秒 | 政治
福島第一原発の爆発事故から3ケ月経ってようやく事故調査委員会が設立されたが、
調査委員会に連ねているメンバーの中に警察・検察関係の者が1人もいない。

福島第一原発の事故は、東京電力の勝俣・清水良氏ほか東京電力関係のすべての人が
口を合わせて、想定外の天災事故として国からの支援を要請している。

ところが国際原子力機関(IAEA)が現場の調査に入ってみると、この事故は
人災であることが暴露されてしまった。

本来、何が起こっても壊れてはならない強度の耐震性が求められるはずの、冷却水の配管装置が、
津波より先に来た地震の揺れで、損傷してしまった可能性が明らかになってくると

福島第一原発の事故は、天災ではなくなってくるのだ。
IAEAの元事務次長ブルーノ・ペロード氏が、産経新聞に語った内容にはすごいことが書いてる。

1970年代から、福島原発でも使用されている、アメリカ・エレクトリック社(GE)製沸騰水型原子炉
「マークⅠ型」は、圧力容器と格納容器が近接しているので、
水素ガスが発生すれば、圧力が急激に高まり爆発する危険性が指摘されていた。

スイスは、その指摘に対して1990年代に格納容器を2重にするなど
水素ガス爆発防止策を強化したのだが、
日本の東京電力はそれを無視して、逆に原発安全安心神話を国内に流布したのだ。

さらに東京電力の犯罪者である証明は、
1992年ごろ、IAEAの元事務次長ブルーノ・ペロード氏が東京電力を訪れて
①格納容器と建屋の強化
②電源と水源の多様化
③水素再結合器の設置
④排機口へのフィルターの設置、等々を提案されていたにもかかわらず東京電力は無視した。

政府内に作った事故調査委員会では、どこまで明らかにしてくれるかは非常に未知数だが、
自民党と族議員と官僚たちと癒着した東京電力の人為的な爆発事故であることは間違いないのだ。

この人災である福島第一原発事故の被害者は、福島県民のみならず、
世界に日本の信用を失墜させ、日本経済を停滞させて仕舞った
東京電力及び株主その他族どもの責任を徹底して追及し、損害を負担させ刑法に準ずるものは厳重に罰すべきだ。