西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

黄鮒のストラップ

2008年03月10日 | 日常徒然
宇都宮に住んでいる方以外にはほとんど知られていない「黄鮒(きぶな)」
宇都宮でも、最近の若い世代は知らない方も多いでしょうね…。
残念な事です。

黄鮒は宇都宮市を代表する郷土玩具であり、
無病息災を願う縁起物です。

言い伝えでは、その昔、天然痘が大流行したときに、
ある人が田川で釣った黄色い鮒を食べたところ、たちどころに病が治り、
その後、病気にならなかったという云われがあります。

黄色い鮒など簡単に釣れるものではありません。
そこで、黄鮒の張り子を作って「今年も疫病にかからないように」と年の初めに軒下に吊し、
その後は神棚に供えて無病息災を願う習慣になったそうです。

張り子の黄鮒の作り方は、
木型に和紙を貼り、乾燥した後、中の木型を抜き取ります。
その後、ニカワでヒレをつけ、色を塗って、竹に取り付けます。
昔は農家の冬の副業として盛んに作られていたようですが、
近年は一時作り手が途絶えました。
しかし、「ふくべ洞」さんが研究の末復活してくれました。


その黄鮒ですが、我が家では小さな頃から皆大好きでした。
特に母が好きだったのか、常にどこかに飾ってありました。

随分前に家族が携帯ストラップに付けてる「ガラスの黄鮒」を見て以来、
ずっと欲しかったのですが、ようやく先日手に入れました。
JR宇都宮駅のお土産物屋さんで売っていました。
値段は480円。(多分)
絵付けは手作りなのか、一つ一つ顔が違います。
携帯に色々付けるのは嫌いなのですが、
私にしては相当珍しく、早速付けちゃいました。

家族に聞いたら、既に全員が購入済みで、
私が最後だったとか…。
恐るべし西家…。

宇都宮のお土産には餃子とともに「黄鮒」も忘れずに!
なかなかカワイイと思いますよ。
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