あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

心の充実感を求めて

2023-10-31 | 愛犬がいる暮らし

コロナ収束して以降、

何かと出かけることが増えたので

毎日バタバタだ。

家で私の帰りをひたすら待つ

ばーちゃんと麻呂を気にしながら

外出予定を手帳に入れる自分。

出かける解放感と同時に

申し訳ない気持ちがいつも

心の中にある。

結局どこで何をしていても妙に

落ち着かない。

自宅を早く出なくてはと思うし、

出先では早く帰らなくてはと

思っている。

なので、セカセカしているだろうし

早口になっているだろう。

この1週間も地元の行事手伝い、

コンサート鑑賞へのお誘い、

ミニクラス会、

始めたばかりのフラダンスの

レッスンなどなど。

食料品や日常品の買い出しも

ひとつ補充したらまたひとつと、

出かける用事に結びつく。

フラダンスは月2回だけだが

片道高速を1時間。

駐車料金も馬鹿にならない。

この上でギターのレッスンを

受けたいと目論んでいて、

オーバーワーク必至だ。

「ワーク」じゃないことも

気持ちのどこかで「ワーク」に

してしまうんだろうね。

「もっともっと」と思う。

このままな自分やありのままの

自分ではダメだと思っている

というとちょっと大げさではあるが、

何もしないで停滞するか

衰退していくのが怖いと

思ってさえいる。

しかしながら自分の着地点が

実は見えていない。

人に会うのも、何かを見聞きする

のも自分の肥やしにしたい

と思っているので

リラックスする時間が

不足してくる。

誰かの力になろうと奮闘

してみても感謝もされないし

きりがない。

時間とエネルギーそして

資金の「垂れ流し」かもしれない。

頑張らないと時間を捻出できない。

その行動に見合う対価や効果を

期待している自分に気づいた。

今日は高速道を1時間走って

映画を見に行った。

映画は数年に1度しか見ない。

時間ギリギリだったので

ホットドックを食べながら鑑賞した。

肉の臭さが夕方になっても

口内に残っていて

食べたことを後悔した。

最近の私はやたら買い物をするが、

何を買っても満足できない。

そんなこんなで今の私が

心底求めている充実感は

外側にはないと思うに至る。

庭でコーヒーを飲んだり、

空を見上げながら

物思いにふけっている時間が

一番しっくりくる。

明日のランチは畠の野菜で

ゆっくり料理をして

ゆっくりと食べたい。

そうして麻呂と一緒に過ごそうと思う。

 

 

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