緋(あか)き山河に/新屋まり
高知県越知町にある横倉山は
深い森に囲まれている。
安徳帝の墓陵参考地があることは
前回書いた。
杉原神社からさらに上にある
帝を祀った横倉宮で撮影した。
安徳帝を歌にしている。
安徳帝は清盛の孫にあたる方で
平家一門にとって再興への
「一筋の希望の光」だったと思う。
鳥居をくぐるあたりから一層、
空気感が違うといつも思う。
当日の4月30日は早朝雨だったが
いつのまにやら霧が晴れて
横倉宮では快晴だった。
水野さんは機材を担いでの撮影で
大変お世話になった。
北広島町から同行してくれた
大崎氏は慣れない山道を
汗だくで上がってくれた。
越知平家会の片岡氏には
初めて横倉山をご案内頂いてから
実に17,8年になる。
当時から変わらずお元気だった。
それが何より嬉しかった。
あれからバタバタした。
2週間近くになる。
苦心惨憺した動画編集を再び。
前回アップした「横倉の風」は
10時間掛かった。
動画編集ソフトの扱いが良く
分からないまま手を付けた。
無料のバージョンの方が
操作は分かりやすいが
ソフト会社の社名が
入ってしまうので恰好が悪い。
有料にして以降、何か月も不使用。
その間にパソコンを初期化してしまい
デスクトップからソフト自体が
消滅していた。
アプリを再度ダウンロードして
なんとかリカバリー成功。
ここまで1時間費やした。
今回は少しだけソフトの扱いが
分かった気がしたけれど
細かい扱いはやっぱり不明。
貼り付けたはずのファイルが
消えたり、
カットした覚えのないファイルも
カットされていたりだ。
音源、動画、静止画のファイルが
デスクトップ上に見えなくても
当然ながら私の作業通りに、
行なわれているのよね。
1つのファイルの作業をする時は
別のファイルにロックを
かけるべし。
そんなことも知らないで
手をつけるやり方はどうなのって
自分で思うけれど
何もかも前もって分かってから
準備万端で作業に入るほど
几帳面ではないです。
と開き直るにいや。
で、何とか編集し終えたのは
午前1時。
保存したが楽曲の長さは
4分ほどなのにどうしても
9分超になる。
ここでも1時間近く費やして
ようやく分かった。
文字用のファイルが9分先に
貼りついていた(爆)
午前2時前に完成。
ひとりでご満悦。
その胸の高鳴りか眠りが来なくて
3時間睡眠。
耳鳴りが再発。
もしかして突発性難聴再発の危機?
帰宅したら母もめまいがして、
耳が聞こえづらいと言う。
明日病院だねというが
「行かん!」と即答だ。
好きなことに取り組みたいし
できれば極めたいとは思うが
「優雅に旅して優雅に歌っている」
と、新屋まりへの印象を万が一
もたれている方がいたらば、
それはかなりの誤解。
遠い場所の遠い時代の悲しみとか、
無念とか結構な数を歌にして来た。
私にしたらそれも関心事であり
大事なことではあるけれど、
10メーター周辺の幸福と
安定にも寄与したい。
バランスをとりつつ無理なく
活動しようねと自分に
言い聞かせている。
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