本間久宗 相場三昧伝
☆第八十五章
「金高定め仕掛けのこと」
相場をやるときには先ず自分の分限に応じて、どのくらいの資金で売買すべきか
決めることが大切である。買い方針ならば先ず少し仕掛け、これが利食い勘定に
なってきたら、段々に買い増し、最初に決めた数量を仕込む。そして予定量
買ったら、あとはアヤに一喜一憂せず、「上げ」を待つがよい。この場合、最初
立てた目標で利食うことが肝心であるが、応々にして勢いづいて上げてくると
欲に迷い、勝ちに乗じて、身分不相応に買い乗せする。これが結局手違いのもと
になる。最初に決めた数量で、しかも最初の目標値で、確実に利食うことが
大切である。これは勿論、逆(売り方)も真なりである。
☆第八十六章
「売り気に赴くべし」
相場が目標近くで急騰するような場合には「ここは売った方が良い」と売る気
を起こさなければいけない。逆に、ダラダラ下がってきた相場が急落した場合は
「そろそろ買いの水準にきた」と買い気を起こすことが大切である。
このように、買い気・売り気を持っていないと、人気に雷同して、天井圏で
買いつき、底値圏で売るような破目になる。
この心を持つ事が、相場で成功するには大切である。
Yasuko Agawa - L.A Night
☆第八十五章
「金高定め仕掛けのこと」
相場をやるときには先ず自分の分限に応じて、どのくらいの資金で売買すべきか
決めることが大切である。買い方針ならば先ず少し仕掛け、これが利食い勘定に
なってきたら、段々に買い増し、最初に決めた数量を仕込む。そして予定量
買ったら、あとはアヤに一喜一憂せず、「上げ」を待つがよい。この場合、最初
立てた目標で利食うことが肝心であるが、応々にして勢いづいて上げてくると
欲に迷い、勝ちに乗じて、身分不相応に買い乗せする。これが結局手違いのもと
になる。最初に決めた数量で、しかも最初の目標値で、確実に利食うことが
大切である。これは勿論、逆(売り方)も真なりである。
☆第八十六章
「売り気に赴くべし」
相場が目標近くで急騰するような場合には「ここは売った方が良い」と売る気
を起こさなければいけない。逆に、ダラダラ下がってきた相場が急落した場合は
「そろそろ買いの水準にきた」と買い気を起こすことが大切である。
このように、買い気・売り気を持っていないと、人気に雷同して、天井圏で
買いつき、底値圏で売るような破目になる。
この心を持つ事が、相場で成功するには大切である。
Yasuko Agawa - L.A Night