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千載一遇の買い場が来る!

2011-11-03 14:39:24 | コーヒーブレイク
いつまで経っても閉塞感の強い相場は続いているので
 若林栄四氏のポジティブな相場観をどうぞ♪

☆最悪な段階は すでに終っている。

今の日本経済はまさに「陰の極」にある。
一番の理由は、何といってもデフレ経済が続いたからだ。諸悪の根源は
デフレ経済にある。誰が何と言おうとも、政策ミスだろう。
1ドル=80円を割り込むような水準まで上昇し、様々な形で日本経済を
蝕み始めた。生産拠点を海外に移転させるのは、まさにその典型だ。
日本の雇用機会が失われ、個人消費が落ち込み、さらにデフレが加速
してしまう。政治の世界でも短期間に政権がドンドン変わっていく。
ますますダメだという雰囲気が漂ってくる。この国はどうなってしまう
のだろう。
しかし、このような思いが広まっている時こそ、相場で言う
「陰の極」なのだ。
したがって、循環論の立場からいえば陰の極はいつまでも続かない。
いつか、どこかの段階で確実に回復へと転じていくはずだ。

「失われた20年」は日本人が他国の人に比べて劣っているから生じた
訳ではない。最近は韓国企業の活躍が目立ち日本企業が片隅に追い
やられている感があるが、これも技術面で韓国企業が優位に立っている
からではなく韓国ウォンが不当に安い水準にあるからに過ぎない。
もう一つ付けくわえると韓国企業はOECD各国の中で断トツに労働時間が
長い。年間2300時間だという。日本企業は年間1800時間だ。

こうした「陰の極」を示す諸問題の大半は、円高とデフレが修正され
れば、解決される可能性が高い。
経済は全てに於いて循環なのだから、円高はいずれ円安になり、デフレは
インフレに転じる。
2012年に為替相場が円安に転じ、デフレがインフレに転換すれば全ては
解決する。
バブル崩壊からいままで、長きに渡って日本経済を苦しめてきた諸々の
要因が、いよいよ大転換を迎える直前にきているということだ。


次回に続く・・・。
コメント
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