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相場三昧 マーケットウォーカー

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白いサルと普通のサル

2010-10-04 14:47:44 | 相場の張り方
ラジオ日経を聞いていて、ここ数年「金」に対してずっ~と弱気のアナリストがいる。
いくら上昇しても上がらない理由を理路整然と述べる。。。


先物取引は、運動量の原則とも言う。
これは他人がそう信じていることを彼が信じるわけで、市場に参加している投機家には
それぞれ強気な考え、弱気な考え、そしていつも迷っている人たちがいるけれども
売る場合は、他人が売るだろうと信じて売りに回り、買いも皆が買うだろうと信じて
買いに回るのである。
だから、いくら正しい答えを持っていても他人が信じなければ、その答えは
「正解ではない」のである。

よく相場は売りか買いか、二つに一つの確立という考えを持つ人がいるが、
これは一回限りの場合であって、継続していく場合の確率は急速に低くなる。

以上のことを頭において、相場というものを考えると、ますます難解になるのが
1、群集心理 2、大衆催眠 3、パニック心理
この三つが証拠金取引の芯になるわけで、このことを知らないと
「白いサルと普通のサル」のようなことになる。

これは、普通の毛並みのサルが一匹だけ白い毛並みのサルの群れの中に入ってしまうと
いくら大声で「白いサルはサルではない、間違っている」と叫んでも、逆に白いサルから
「お前の毛並みはサルではない」と迫害を受けたという話。

相場社会の正義というのは勝者である。これは厳然としている。
水に落ちた犬を叩くのが正義の基本である。

チョット気になる・・・
日本は大丈夫かねえ。。。




コメント
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