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相場三昧 マーケットウォーカー

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「吉原」と「相場」

2010-07-08 16:49:51 | 相場の張り方
え~~っ、昨日に引続き「相場の張り方」から 言葉の由来

江戸時代史における「吉原の重要性」という論文を読むと、江戸時代の
経済史・法制史・政治史・文化史等のすべては吉原の存在を度外視しては
成り立たないこと知る。

相場社会で「売り玉」「買い玉」「建玉」などの玉(ぎょく)は、普通の人は
(たま)というが、相場社会では「ぎょく」という。
たぶんそれは、吉原から出た言葉ではないかと思う。

「寄り付き」「引け」というような相場界で使われている言葉は、あきらかに
吉原で女郎の目立てをするときに行われたものである。「吉原の四季」
瀧川政次郎著に、遊びの最初の段階で、初度の「立会い」で出来た値段を
「寄付いくら」という。遊女が子の刻ごろ張り見世を仕舞う、この頃の
立会いで付いた値が「引け」という。

「玉」というのは、遊里における線香5本の符号であった。正の字をもって5とする
ようなものだが、線香が消えてしまえば一人酒。芸者などの揚げ代を線香で
計った訳で、「1本で100匁ずつの香をたき」などと。100匁=1歩

相場を張るの「張る」も、もともと遊里の言葉でもある。
また、「踏む」というのも「踏み合い」といって吉原における遊客の争奪戦を
「踏み合い」といってきた。


だからどうした?と言われると返す言葉もありませんが・・・(苦笑)
相場のプチ物知り!?みたいな(爆)



コメント
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