**** 晩秋道南探訪(3)****
北海道の果物と言えば、最初に思いつくのが夕張メロンです。 前回の道北旅の折 友人たちに夕張メロンを宅急便で送ったのに 自宅への手配をすっかり忘れていました。 そもそもお中元に夕張メロンを頂いたことはあっても、自分で買うのは初めての出来事でした。
夕張メロンを求めて2日目午前六時、湯の川のホテルからタクシーでJR函館駅のすぐそばにある函館朝市へ向かいました。 往復のタクシー代や輸送費も考慮すると結局割高なものになりますが・・・。
知名度だけは抜群の函館朝市は「有名な朝市から一流の朝市へ!」がキャッチコピー。 カニ、イクラ等の海産物、メロン、じゃがいも等の農産物、民芸品等を特売。 出店店舗総数はなんと860店舗、そのうち推奨店看板(あさいっちゃんマーク)を揚げているのが約300店舗。
市場の規模は約1万坪(3ヘクタール)朝市内従業員数約1,000名が 年間来客数 推定約180万人~200万人、1日の来客数平均4,000人~5,000人に応対しています。
歴史を遡ると昭和20年頃、函館駅前広場の隅に函館周辺の農業生産者の一部が、換金の必要に迫られ野菜の立売りを始めたのが函館朝市のスタートと伝えられています。
戦後の路上市場はどこでも同じかもしれませんが闇市がスタートなのです。紆余曲折を経てその後市所有地を買収、昭和31年9月現在地に移転しました。
ちょっと 朝市を覗いたつもりで、しばしの間、店舗と鮮魚を中心とした生鮮食料品をご覧ください。
たらばや ずわい蟹を 生きたままその場で目の前で茹でてくれるので鮮度はこれ以上なしです。
帰京した翌日朝市で手配した赤肉メロンが予定通り届きました。
箱には網目の濃い糖度の高そうなメロンが2個入っていました。
届いたのは「らいでんメロン」と言う名称のもので あの日試食で食べた夕張メロンとは似ても似つかぬ熟れ具合の固い硬い赤肉メロンでした。
To be Continued
注)ブログ記事のうち「函館朝市」の紹介については函館朝市公式サイトから抜粋・加筆したものです。
かったのだろうと言う疑問は今もあります。
沢山の傘電球の暖光が朝市の雰囲気を伝えます。
闇市と言う言葉は北朝鮮しか今は聴かない懐かしい
言語です。
毛蟹の色は七宝焼きの瀬戸物のように輝いて
います。
夕張メロンは 北海道全域農家に栽培されており
夕張だけのものではなくなったのですね。残念
朝市で一個1000円値下げしてくれましたが
往復のタクシー代3500円 輸送費1000円を加算すると
一個当たり1000円ずつ高くなってしまいました。
まだ食していませんが これで 甘くなかったら
もう・・・。
「丼」
いつなんでしょう?
夏かしら~と思っていました。
初めて、北海道に旅行した時(25歳)、
出された毛蟹の姿にビックリしてしまい~
食べられなかった思い出があります。
手に持とうとして、触れませんでした。
今は、何でも平気です!
さすが いいところに気づきましたね。
そうです夕張メロンの旬は7-8月です。
正確に言うと この時期買える赤肉メロンは
ライデンメロンという品種で夕張メロンではありません。
この他富良野メロンも有名ですが 概ね北海道では
全てを北海道メロンと称し 夏に出荷する赤肉メロンを ほぼ夕張メロンと言っているようですが・・・。
現在はよほどうまく貯蔵していない限り夕張メロンは
買えません。
ところで次の次くらいの記事でまたまた近江商人が
登場します。 これもサプライズでした。
「丼」