時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

ココイチのジビエなカレー!

2013-02-25 00:17:07 | 近畿/日本
 この週末、ネットでとあるニュースに目が留まり、その日の夕食に「ジビエ」をいただこうと心に決めました!

 目指すのは、カレーハウスの全国チェーンを展開している、ココイチの滋賀県内にある店舗。
 滋賀県内ならどの店舗でも良い、という訳でもなく、滋賀県内でも限られた店舗の中で、京都からの行き易さ等を勘案した結果、この記事の店舗へと赴くことを決定しました。

 いただくジビエは、鹿!!

 用事を済ませた夕刻、勇んで電車に乗り込みましたw

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 ここは滋賀県大津市内にある、JR湖西線の堅田(かたた)駅。
 目指す店舗の最寄り駅です!

 京都市街中心部の京都市役所前から地下鉄東西線に乗車、山科(やましな)でJR湖西線に乗り換えて5つ目の駅で、京都市役所前からの所要時間は47分でした。

 因みにこの画像は事情により(早い話が撮り忘れ(爆)帰路に撮影したもので、進行方向を示す矢印が京都方の、おごと温泉に付いています(^^;



 堅田駅から徒歩約10分で、目指す「CoCo壱番屋 大津堅田店」に到着しました。

 こちらで、鹿肉カレーをいただきます♪



 メニューをめくると…出てきましたよ鹿カレーが!
 ラミネートでパックされた2枚のメニューが、熱く語っていますw

 曰く、鹿肉は高タンパク、低脂肪、低カロリー(豚の1/2以下、牛の1/4以下)で消化も早い、鉄分は牛の7倍、豚の10倍以上…等々、鹿肉の効能をアピールしていました。



 こちらの店舗訪問のきっかけとなったニュース記事によると、鹿肉カレーは、滋賀県内でこちらの店舗を含むココイチ10店舗を運営する会社が、増え過ぎた野生の鹿による農業被害に悩む滋賀県が駆除頭数を増やしたことで鹿肉の安定供給が可能となったことにより、運営店舗でレギュラーメニュー化したとの事。

 鹿は、ニホンジカのようですね。



 駆除した鹿の有効活用とご当地グルメ開発の一石二鳥で、人気も上々だとか。

 以前も、時たま鹿肉の美味しさを伝えるニュース記事等を目にしたことはありましたが、手掛けていたのは高級レストランだったりしていたので、このように多くの人々が手軽にジビエをいただける体制ができあがったのは、とても喜ばしいことだと思います^^



 …能書きはこれ位にして、料理が運ばれてきたので、いただくことにしましょう。

 といっても、まず運ばれたのは、カレーと一緒に頼んだ、「プチエビフライサラダ」。
 香ばしい小エビのフライがサクサクのプリプリで、サラダの野菜と良く合います♪



 程なく続いてお目当ての、「元祖 鹿カレー」がやってきました~(^o^)
 せっかくなので、大盛りをオーダー。

 食べるゾ~(^г^)



 ルーとご飯は別々となっていました。
 鼻腔をくすぐるスパイスの香りもまた、食欲をそそってくれます^^

 このルーに、煮込まれた鹿肉が…!



 これがジビエか~(@_@)と、軽い高揚感に包まれつつ、そのお姿をしばし(一瞬ですよ(^^;)鑑賞w

 結構大ぶりの塊が、ルーの中にゴロゴロ入っていて、ボリューム的にも満足できそう♪



 ルーをご飯にかける手間ももどかしくw、この上なく美味しそうで幸福をもたらしてくれる(大袈裟?…w)、「カレーライス」の図ですね!

 いい年のオッサンになっても、こうしてカレーライスを目の前にすると、どうしようもなくワクワク感が留まりません(^^;
 まして今回は、滅多に(というか、全く)いただく機会もなかった鹿のカレー…いただきましょう!



 いただいた鹿肉は良く締まっていて、流石に野生の肉だなぁ、と感じました。
 上記のニュース記事にもあったとおり、処理や調理にも気を遣っているのが分かる美味しさでした。
 タマネギや人参等をたくさん使って、鹿肉の獣臭さも上手に消されていましたし、固いといっても牛肉と比べればの話で、スプーンで十分ほぐせます。

 しっかりした噛み応えで、コクのある肉の旨みをじっくりと味わえました!

 これは、イイかも…!!



 カレーとジビエ、ダブルの美味しさにいたく満足してお店を出、家路に就きます。

 夜の帳が降りた堅田駅。
 「元祖 鹿カレー」を求めて、また降り立つかもしれません。

 この日は、本来高級食材である鹿肉を手軽かつリーズナブルにいただけることが分かった、嬉しい一日でした^^



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6 コメント

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Unknown (kiki)
2013-02-27 00:10:00
だいぶ前にドイツで鹿肉を頂いた事があります。鉄分が豚の10倍以上とは、確かにちょっとクセがあるお味ですよね。
その時はベリー系のソースでしたがカレーの方が上手にクセが無くなりそうですね。滋賀県での鹿被害、結構深刻問題だったのですね。お猿さんが悪さするのはよく聞きますが鹿さんが駆除対象だったとは初めて知りました。
ココイチ、我が家の近所にも最近オープンしました♪いまだにココイチに行った事が無いのですが、カレーって時々無性に食べたくなります。ココイチのカレー、美味しそうなので行って次回カレーが食べたい症候群になったら1人カレー行ってみようと思います。
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kikiさん。 (taろう)
2013-02-27 13:00:04
パリでのタヌ子さんとのプチオフ会、実は鹿を狙っていたのですが、残念ながらあらず…(TT)
鹿肉カレーのニュースを見て即反応、行動に出たのは、「鹿肉逃すまじ!」という執念(食い意地)であったのかもしれませんw
野生の肉は多かれ少なかれ、獣臭さがあるものですが、スパイスや香味野菜等でこのカレーでは、旨みやコクは残してにその臭みが消されていたと思います^^
滋賀県は急速に都市化が進んで、野生動物と人間との接触が多くなったのでしょうね。
お金をかけてただ処分するよりも、こうした有効活用の取組みは嬉しいことですよね!
今日のお昼も、ココイチのテイクアウト(ビーフカレー400g1辛)でした♪
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Unknown (プー太郎)
2013-02-27 21:10:57
フランスの田舎に住んでいる方から猟で撃ちとめた鹿肉の冷凍をいただきそれをイギリスに持ち帰り料理してみました。
お料理する前の生肉の血のしたたる真っ赤な姿?がトラウマとなり、またお料理後のお味もあまりパッとしなかったため私にとっては、それが初めてで最後の鹿肉となりました。
皆さん美味しいといわれているのできちんとお料理された物は私が作ったものとは別物なのだと思います。
我が家の近所にも鹿がやってきます。特にお値段の高い高級な薔薇の蕾を好み、親子でむしゃむしゃと食べています。
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プー太郎さん。 (taろう)
2013-02-27 22:40:04
ヨーロッパの方々は元々狩猟民族で肉が主食でもあるので、プー太郎さんがトラウマとなった、血の滴る生肉を見ても、きっと寧ろフレッシュで美味しそうに見えるのかもしれませんね(-_-;
食用の家畜ではないので、どうしても独特のにおいがありますが、これを上手く和らげることができれば、良く締まってもいるし、美味しくてヘルシーな肉だと思います。
初めてニュース記事を目にした時は「どうなんだろう」と思いましたが、スパイスや香味野菜を多用するカレーの具に利用するのは、良いアイデアであったと、いただいてみて実感できました^^
鹿は薔薇の蕾も食べるのですか…驚きです!
蕾は開花前の柔らかい花びらが詰っていてきっと美味しいのでしょうね(^^;
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Unknown (タヌ子)
2013-02-28 07:40:08
パリで食べそびれた鹿、日本で食べられて良かったですね。
それも中途半端な洋食ではなく、日本の伝統的な食べ物(笑)、カレーというのだから言うことなしです!
野生動物は元気に外を駆け回っていて、家畜の用に運動不足じゃないから、脂肪分も少なく、身が引き締まってますよね。
じっくり煮込まれて柔らかくなった鹿肉のカレー、もう提供期間が終わってしまうから、帰国しても食べられないのが残念。
エビにはオーロラソース、これは世界中どこでも定番のようですね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2013-02-28 12:41:29
まさか日本で、それもお隣滋賀県で鹿を味わえるとは夢にも思いませんで、嬉しい地産地消のメニュー開発でした!
同様の獣害に悩む他県も関心を寄せて視察もあるようで、安定供給の目途さえつけば、日本各地でご当地ジビエが楽しめる日も夢ではないかもしれませんね^^
肉の締まり具合から、山の中を元気良く駆け回っていたのだろうなぁ…とか思いながら、ありがたくいただきました♪
こちらのお店では、3月いっぱいまであるようですよ。
定番ドレッシングのエビサラダも美味しかったです!
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