時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

関東きままTRIP-11~旅の締め括りは三浦半島地魚満腹ランチ

2019-01-06 12:17:38 | 関東/日本
 関東きままTRIPの締め括りとして、三浦半島の地魚ランチをいただくことにしました。

 <<関東きままTRIP-10>

 京急三崎口駅から乗車してきた路線バスを下車した停留所のすぐ近くの、海辺に臨む食事処へ。
 旅のラストを飾るに相応しく、アットホームさと漁師町の豪気な雰囲気を併せ持ったような、居心地の良いお店でいただいた、お腹いっぱいの昼ご飯でした!

 満腹となったところで、品川へと引き返し、夕景を車窓に京都への帰途に就きました。


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _



 最後の行程となったのは、食が大当たり(自分比w)であった今回の旅に相応しく!?、食事処。
 京急三崎口駅から乗車してきた路線バスを下車した、漆山停留所からもお店の看板が目に入る位の近く(徒歩1分以内)にある、「あらさき亭」です。

 その看板には、「魚料理」の文字が。
 そして、お店の前の道路の向かいはもう浜辺(しかも漁船ゴロゴロ)という、美味しい魚をいただけそうな予感が、ダイレクトに食欲を刺激しますw



 お昼時でしたが、運よく待たずに席に着くことができ、ランチメニューの1つである「季節のお魚セット」を注文。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 待つことしばし…ボリューム満点の魚たちが、運ばれてきました!
 画像右から、地あじのたたき、イナダの塩焼き、わかめの汁物(奥)、ひじきです。
 ご飯と漬物も付いて、これだけでも十分に満腹になれる量です(^г^)
 汁物のわかめはタップリで、ヒジキも、本当に山盛り!



 入口に掲げてあったメニューでは、この日の焼き魚は白ギスでしたが、既に品切れとなってしまったとのことで、イナダの塩焼きとなりました。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 これだけでも充分に「食べた」感を得られる位の、大きな切り身。
 適度な締まりのある脂ののった身を、香ばしい皮と共にいただける美味しさ…黙々と箸が進みましたw



 地あじのたたきも、よくよく見れば、皿一杯の盛りだくさん♪
 一切れの大きさも食べ応え充分で、気前のいい豪快な盛りには、脱帽です!

 青魚好きには堪らない、あじの香しさに酔いしれながら、存分に舌鼓を打ちました。
 …しその葉の下にビッシリ敷かれた白い物体は、存在していなかったことにしました(^^;)



 トドメとばかりに出てきた、小むつの煮付け。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 イナダの塩焼きと地あじのたたきとで、普通に満腹レベルに達するボリュームであったので、この煮物がまだあることを、すっかり失念していました。。。
 「小」が頭に付くとはいえ、一尾丸ごと×3の量の迫力は、半端ではありません;;
 この食事の後は京都へ帰るだけにしたのは、正解でした…前日の四川料理店と同様に、ゆっくり時間を掛けてジックリ味わい、完食しました。

 甘辛のタレでしっかり煮込まれた身は、ふっくらフワリとしたソフトな食感。
 鋭い歯を持つアグレッシブな顔つきとのギャップも楽しみながら、美味しくいただきました。



 デザートは、寒天。
 別腹を、しみじみ実感しましたw
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 この天草も、地で獲れたものとのこと。
 あんみつと絡めた、王道の美味しさです^^

 三崎と言えば水揚げされるマグロで有名ですが(このお店の所在地の荒崎は三崎漁港のある三浦市ではなく、ギリギリお隣の横須賀市)、三浦半島を囲む近海で獲れる地魚にこだわるポリシーのお店で、美味しい地魚を貪る幸せを満喫しました。
 水揚げされる魚や季節によっても、当然メニューは変わるので、関東を訪れた折に時間が許せば、また伺いたいお店です。

 大満足の満腹ランチを、ごちそうさまでした。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


 ランチを終えて、海辺に佇む漆山バス停へ。
 京都への帰途に就きます。

 三崎口駅方面の停留所には、小さな屋根付きの待合スペースがあって、バスを待つ少しの間、寛いでいました。
 次は「新宿」なんですねw


 ほぼ定刻どおりに、お隣の始発停留所である荒崎からやって来た、三崎口駅行のバスに乗車。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 時刻は、14時数分前位。
 昼下がりのバスは、車内ものんびりムード。
 途中の停留所でぽつぽつお客を拾いながら、京急の三崎口駅へと向かいます。



 乗車したバスは、高台にある農業体験型総合公園である、「ソレイユの丘」を経由する便でした。
 画像左端に、その駐車場敷地が、辛うじて写っています。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 海辺の道路から別れて台地を上がり、ソレイユの丘へ到着する頃にはこのとおり、相模湾が広がる気持ちの良い眺望を、車窓から楽しむことができました。
 ソレイユの丘へ立ち寄った後、台地を上がってきた道をそのまま引き返して海辺の道路との分岐交差点へと再び戻り、三崎口駅へ。



 海辺を離れてソレイユの丘までの車窓風景は、いかにも台地らしく、畑地を一望する眺めでした。
 ソレイユの丘から海辺の道路へと戻っている時に、撮影。

 遠くまで見通しの効く、雄大な景色は、気持ちの良いものですね。



 漆山から30分程の時間を掛けて、バスは終点の三崎口駅へ到着。
 ソレイユの丘を経由したため、漆山へと向かった往路に比べて10分程、所要時間が長くなりました。

 三崎口からは、京急の泉岳寺行の快特で、品川へととんぼ返り。
 品川までは1時間強の道程で、漆山からは乗り換え時間も含め、1時間45分程で到着しました。



 品川から、東海道新幹線へ乗り換え。
 16時7分発の「のぞみ237号」で、京都へと帰ります。

 前後の電車との運転間隔が、僅か3分…;
 この3分差の間隔で、最高速度は285kmまで出して走行する東海道新幹線…何気なく出発の時刻を認識するだけでも、その技術の凄さを改めて認識しますね。



 名古屋到着の10分程前、青から橙そして真紅へと大空を染め上げた、夕焼けの美しいグラデーションに見とれていました。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 空に浮かぶ雲も当然に染め上がって朱い尾を引くような眺めの情感深さには、心を惹かれどおしです。
 ぽつぽつと灯りの点り始めた家やマンション、送電線の鉄塔や地上から立ち上る煙等が、影絵のようにこの夕景を背景として佇む様子は、とても幻想的な眺めでした。



 品川から約500kmの距離を2時間10分で駆け抜けて、「のぞみ237号」は京都へ到着。
 到着時刻は18時17分でしたが、既にとっぷりと日は暮れて、すっかり夜の帳に包まれていた、10月半ばの京都駅でした。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 今回の2泊3日のきままな関東小旅行、懐かしい筑波山再訪や、普段は地下を通過するだけの皇居内堀半周、そして初めて訪れた三浦半島の海辺等、駆け足ながらそれぞれに異なる素敵な体験を味わうことのできた、とても楽しい旅でした!
 殊に、「食」の面で、今回は軒並み「大当たり」の印象を抱くことができたことが、この旅最高の収穫でしょうかw
 こうした旅を、これからも続けていきたいものです。

 <関東きままTRIP 了>



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タヌ子)
2019-01-10 00:03:43
2泊3日とは思えないほどの食の充実ぶり。
建物は洋風なのに、供される食事はデザートまで純和風なんですね。
私も青魚が大好きで、お寿司屋さんではイワシ、サバ、アジは必ず頼みます。
お刺身の下に玉ねぎを敷くって珍しいですね。
上の万能ネギは大丈夫なんですか?
どうやってこういうお店を見つけるのか…taろうさんの美味しいお店探知能力に心から拍手。
美しい夕景、空は自然のキャンパスですね。
返信する
タヌ子さん。 (taろう)
2019-01-10 18:27:18
超久々に、筑波山に登ろうか…と、軽い気持ちから思い立ったこのプチ旅でしたが、食事処のリサーチで隠れ家イタリアンに目が留まったのが運の尽き?!で、俄然「食」に気合が入ってしまいましたw
あらさき亭さんは、ヨーロッパの田舎の浜辺の食堂をイメージしたのでしょうかね^^
終始和風メニューをいただいても、ミスマッチな違和感を感じなかったのは、食材の美味しさと、お店の方の気さくで豪気なキャラクターとで、自然と和んでしまったからなのかもしれません。
足の速い青魚の刺身を出すということは、新鮮さに自信があるということですよね!
アジのたたきは、絶品でした♪
青ネギは大丈夫なのですが、たたきには付きものの玉ねぎはやはり…ムリでした(爆)
食い意地の為せる業かw、グーグルマップや訪問地在住の方のブログ等から、直感であたりを付けることが多いですが、今回は、殊に直感が的中しまくりで、我ながらビックリでした!
穏やかな夕景は、旅の締め括りにもピッタリくる車窓風景ですね。
返信する

コメントを投稿