時には、旅の日常

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フェリー往復!北海道1泊弾丸旅行-18~舞鶴 赤れんが倉庫群と自衛艦<2>

2013-09-04 18:06:14 | 京都
 舞鶴赤れんが倉庫群の見学を続けます。

 赤れんがパークとして整備された敷地に建っている倉庫は、綺麗にお化粧直しを施されたもの、風雪に曝されてきた歴史を感じさせる風貌のもの…と、棟によって様々な表情を伝えてくれます。

 敷地に隣接する高台からは、自衛艦が停泊する海上自衛隊の基地が一望の下、見渡すことができました!

 <舞鶴赤れんがパーク> (地図

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 舞鶴赤れんがパークの倉庫群。
 積み上げられるように組み合わされた煉瓦の模様が、とても美しいです。
 立ち並んだ煉瓦造りの倉庫群の様子を切り取ったこのアングル、結構お気に入りです^^

 かつては軍の施設であったのが信じられない、暖かみの感じられる赤れんがの色ですね♪



 何故か古いポストがありました。。。

 あえて綺麗に直していないのでしょうか…塗装の色褪せ具合禿げ具合が、このポストが歩んできた歴史の長さを物語っています。



 直線的で簡素な外観もストイックで、産業遺構としての雰囲気も素敵です。



 軍の大きな倉庫であっただけに、倉庫内への軌道が敷かれていたようですね。

 歴史的な文化財として整備しているのだから、電柱と電線の意匠にも気を配っていただきたいところです;



 倉庫内部。
 がらんとした空間が広がっていました。

 かつては武器等で満たされていたであろう倉庫は、今日ではホール等のイベントや展示のためのスペースとして利用されています。



 こうして上からの眺めも、優雅な佇まいが良く分かります!
 屋根の、整然と並んだ瓦も、実に美しい!!



 舞鶴赤れんがパークに隣接している高台に上がると、宿泊していた「ビジネスホテル アマービレ」から歩いてきた水辺が見えていました。

 画像クリックで、大きなサイズの画像が別ウィンドウで開きます(ブレています(^^;)。



 遠方の海上に停泊中の自衛艦も、ズームでバッチリ♪



 舞鶴赤れんがパークは元々海軍の倉庫であったので、この辺り一帯が海軍の後を継ぐ海上自衛隊の基地等諸施設で占められている理由が、今更ながら理解できました(^^;)



 山に囲まれた舞鶴湾、天然の要害として、ここに軍施設が開かれ、重要な根拠地となったのも頷ける地形です。

 正面に見える吊り橋のすぐ奥の辺りに、終戦後大陸からの引揚者用の桟橋がありました。
 「岸壁の母」でも知られていますね。
 その桟橋の近くの丘の上が公園として整備されていて、その一角に「舞鶴引揚記念館」があります。

 軍と共に歩んだ歴史と、敗戦に伴う悲劇…静かに広がっている風景は、鎮魂の誠を捧げる祈りの眺めでもあったのでした。
 平和を守る盾たる艦艇をも優しく包容するかのような雄大なパノラマをしばらくの間、目を離さずに眺め続けていました。



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