4ヶ月ぶりに、友人と会食しました。
3月に会って以来の会合となりましたが、この4ヶ月は日本国内を北に南に、自分でも驚く程あちらこちらへと旅をしていました(^^;
美味しい料理を肴に、会話は尽きず、楽しい時間を過ごしました^^
今回食事をしたのは、3月に訪れた店のすぐ近く(道路の反対側)に店を構える、スペイン料理のレストラン、「La masa(ラ・マーサ)」。
場所は、京都・寺町二条。
この界隈には、私が知るだけでも、スペイン料理のレストランやバルが5軒はある、京都でもスペイン成分の極めて濃厚なゾーン、「スペイン村」と呼ぶ人もいるとかw
La masa さんは、そんな「スペイン村」にある、1998年(平成10年)にオープンしたスペイン料理店の草分け的存在ともいえるお店です。
入居している建物の1階通路の突き当たりに、お店の入口がありました。
どんな美味しいものが待っているのだろう…などと期待しながら、入店です♪
スペインムードいっぱいの店内^^
バルスタイルのカウンターとテーブルと、両方のスタイルの席があります。
スペインのビール(Cerveza)、「エストレージャ・ガリシア(Estrella Galicia)」でまずは乾杯。
口当たりの良い、サッパリとした喉ごしのビールでした。
巻き貝の突き出しが出てきました。
マスタードソースと、オリーブの実と共に美味しくいただきました!
冷製スープのガスパチョ(Gazpacho)。
トマトの酸味が良く効いた、爽やかなお味でした。
この日の京都の天気予報での最高気温は36℃、21時の予想気温も30℃という蒸し風呂状態。
スペイン・アンダルシア由来のあっさりとした冷たいスープは、極悪な蒸暑さの中では生き返った気分にさせてくれる、極上の清涼剤でした!
自家製ライ麦パン。
オリーブオイルをつけて食べると、幾らでも食べられそうになりましたw
まだまだ料理を注文しているので、話し込みながら食べてしまわないようセーブするのが結構大変でした;
蒸暑さの盛りとなる時期、どうしても冷たい料理をたくさんオーダーしてしまいます。
スペインのオムレツ、トルティージャ(Tortilla de patata)。
ジャガイモ、タマネギ入りのオムレツです。
オリーブの実が載っています。
イベリコ豚のチョリソ(Chorizo de Iberico)。
鮮やかな色彩は、使用しているパプリカのパウダー由来のもの。
ガーリック風味の効いた、コクのある風味を楽しめました。
オーダーした料理が次々と運ばれてきます!
タコとジャガイモのガリシア風(Pulpo a la gallega)。
このタコ、きめが細やかで程良い軟らかさ!
ジャガイモと共に、2人してみるみるうちに完食w
この日のメイン的位置づけである、本日の鮮魚のバルセロナ風オーブン焼(Pescado de Hoy al horno)。
この日のお魚は、ホウボウでした。
ホウボウも、とても美味しいお魚ですよね!
ホウボウと野菜の旨みが溶け合って、これまたあっという間に骨だけの姿にしてしまいましたw
続いて、パエージャ(Paella、パエリア)の登場です!
1人前サイズを2品オーダー。
1つ目は、ウサギと鶏のバレンシア風パエージャ(Paella de conejo y pollo)。
バレンシアのパエージャは、ウサギを使ったものが元々のオリジナルのようですね。
ウサギの肉は、クセもなく鶏よりもあっさりとしていて美味しかったです(^-,^)
当然のことながら、サフランライスとの相性もバッチリ!
パエージャ2つ目、イカ墨のパエージャ(Arroz negro)。
ウサギと鶏のパエージャとは対照的に、濃厚なコクの、まろやかな風味です。
パエージャをいただく頃にもなると、かなりのものを食べてお腹も膨れている筈なのですが、話し込んでいると、いつの間にか皿の上には何もなくなってしまっていたのが、実にフシギでした…?!(^^;
デザートも、せっかくなので、スペインデザート3種盛り合わせ(Postres variados)をお願いしました^^
左から、アロス・コン・レチェ(Arroz con leche)、クレマ・カタラナ(Crema catarana)、マミア(Mamia)。
アロス・コン・レチェは、お米をミルクで炊いたデザート。
クレマ・カタラナは、カスタードクリームを使い、表面に焼きを入れてパリパリにして、中身はトロリとした風味を味わえる、カタルーニャの代表的なデザートで、クリームブリュレの原型ともいわれているとか。
マミアは、バスクのデザートで、ミルクゼリーの上にはクルミが載っていて、お腹に優しい風味でした。
この日の〆は、カモミールティー。
お腹いっぱいガッツリいただいたあと口に、このハーブティーは最適ですね!
満腹の胃をスッキリと感じさせてくれます。
風味付けに、アニス酒が付いてきました。
少し垂らすと、カモミールの香りと良く引き立て合って、更に美味しくいただけました。
この日も気が付けば、かなりの品数を注文していましたが、オリーブオイルを多用し日本人の口にも良く合うスペイン料理、弾む会話に合わせるかのようにテンポ良く胃袋に美味しく収まっていきました!
京都でもこのところスペインバルやスペイン料理店が急速に増えてきていますが、やはり味とカジュアルさが支持されているのでしょうね。
ご新規の店もあれば、既にシッカリと京都に根付いている老舗レベルの実力店もたくさん存在しており、スペイン好きの人間にとっても、京都は良い街であるなぁ…との実感を新たにした、この日の楽しい会食でした。
3月に会って以来の会合となりましたが、この4ヶ月は日本国内を北に南に、自分でも驚く程あちらこちらへと旅をしていました(^^;
美味しい料理を肴に、会話は尽きず、楽しい時間を過ごしました^^
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
今回食事をしたのは、3月に訪れた店のすぐ近く(道路の反対側)に店を構える、スペイン料理のレストラン、「La masa(ラ・マーサ)」。
場所は、京都・寺町二条。
この界隈には、私が知るだけでも、スペイン料理のレストランやバルが5軒はある、京都でもスペイン成分の極めて濃厚なゾーン、「スペイン村」と呼ぶ人もいるとかw
La masa さんは、そんな「スペイン村」にある、1998年(平成10年)にオープンしたスペイン料理店の草分け的存在ともいえるお店です。
入居している建物の1階通路の突き当たりに、お店の入口がありました。
どんな美味しいものが待っているのだろう…などと期待しながら、入店です♪
スペインムードいっぱいの店内^^
バルスタイルのカウンターとテーブルと、両方のスタイルの席があります。
スペインのビール(Cerveza)、「エストレージャ・ガリシア(Estrella Galicia)」でまずは乾杯。
口当たりの良い、サッパリとした喉ごしのビールでした。
巻き貝の突き出しが出てきました。
マスタードソースと、オリーブの実と共に美味しくいただきました!
冷製スープのガスパチョ(Gazpacho)。
トマトの酸味が良く効いた、爽やかなお味でした。
この日の京都の天気予報での最高気温は36℃、21時の予想気温も30℃という蒸し風呂状態。
スペイン・アンダルシア由来のあっさりとした冷たいスープは、極悪な蒸暑さの中では生き返った気分にさせてくれる、極上の清涼剤でした!
自家製ライ麦パン。
オリーブオイルをつけて食べると、幾らでも食べられそうになりましたw
まだまだ料理を注文しているので、話し込みながら食べてしまわないようセーブするのが結構大変でした;
蒸暑さの盛りとなる時期、どうしても冷たい料理をたくさんオーダーしてしまいます。
スペインのオムレツ、トルティージャ(Tortilla de patata)。
ジャガイモ、タマネギ入りのオムレツです。
オリーブの実が載っています。
イベリコ豚のチョリソ(Chorizo de Iberico)。
鮮やかな色彩は、使用しているパプリカのパウダー由来のもの。
ガーリック風味の効いた、コクのある風味を楽しめました。
オーダーした料理が次々と運ばれてきます!
タコとジャガイモのガリシア風(Pulpo a la gallega)。
このタコ、きめが細やかで程良い軟らかさ!
ジャガイモと共に、2人してみるみるうちに完食w
この日のメイン的位置づけである、本日の鮮魚のバルセロナ風オーブン焼(Pescado de Hoy al horno)。
この日のお魚は、ホウボウでした。
ホウボウも、とても美味しいお魚ですよね!
ホウボウと野菜の旨みが溶け合って、これまたあっという間に骨だけの姿にしてしまいましたw
続いて、パエージャ(Paella、パエリア)の登場です!
1人前サイズを2品オーダー。
1つ目は、ウサギと鶏のバレンシア風パエージャ(Paella de conejo y pollo)。
バレンシアのパエージャは、ウサギを使ったものが元々のオリジナルのようですね。
ウサギの肉は、クセもなく鶏よりもあっさりとしていて美味しかったです(^-,^)
当然のことながら、サフランライスとの相性もバッチリ!
パエージャ2つ目、イカ墨のパエージャ(Arroz negro)。
ウサギと鶏のパエージャとは対照的に、濃厚なコクの、まろやかな風味です。
パエージャをいただく頃にもなると、かなりのものを食べてお腹も膨れている筈なのですが、話し込んでいると、いつの間にか皿の上には何もなくなってしまっていたのが、実にフシギでした…?!(^^;
デザートも、せっかくなので、スペインデザート3種盛り合わせ(Postres variados)をお願いしました^^
左から、アロス・コン・レチェ(Arroz con leche)、クレマ・カタラナ(Crema catarana)、マミア(Mamia)。
アロス・コン・レチェは、お米をミルクで炊いたデザート。
クレマ・カタラナは、カスタードクリームを使い、表面に焼きを入れてパリパリにして、中身はトロリとした風味を味わえる、カタルーニャの代表的なデザートで、クリームブリュレの原型ともいわれているとか。
マミアは、バスクのデザートで、ミルクゼリーの上にはクルミが載っていて、お腹に優しい風味でした。
この日の〆は、カモミールティー。
お腹いっぱいガッツリいただいたあと口に、このハーブティーは最適ですね!
満腹の胃をスッキリと感じさせてくれます。
風味付けに、アニス酒が付いてきました。
少し垂らすと、カモミールの香りと良く引き立て合って、更に美味しくいただけました。
この日も気が付けば、かなりの品数を注文していましたが、オリーブオイルを多用し日本人の口にも良く合うスペイン料理、弾む会話に合わせるかのようにテンポ良く胃袋に美味しく収まっていきました!
京都でもこのところスペインバルやスペイン料理店が急速に増えてきていますが、やはり味とカジュアルさが支持されているのでしょうね。
ご新規の店もあれば、既にシッカリと京都に根付いている老舗レベルの実力店もたくさん存在しており、スペイン好きの人間にとっても、京都は良い街であるなぁ…との実感を新たにした、この日の楽しい会食でした。
パエリア一人分でオーダーできるのは良いですね。
taろうさんもご存知のとおりスペインには一人前パエリアを出すレストランもありますがやはり2人前からと決められているところが多いです。
二人で食事する時一人だけパエリアをいただきたい場合はオーダーの際熾烈なバトルの展開となります。
クリーム等を使った料理も受付けない訳ではないのですが、いかんせん脂分を処理する能力において、基本肉食系の欧米の方々とは、差異があるのかもしれませんね。
パエージャ、日本でもスペインでも基本的には2人前~というのが基本のようですね。
ここのお店は、珍しく1人前からOKで、可愛いサイズの鍋が微笑ましかったです^^
オーダー時のバトル、勝てばパエージャにありつけますが、パエージャ自体事前予約というお店も結構あって、こうなると予約段階から「敵」を出し抜く必要がありそうで、美味しいパエージャにありつくには、幾多の試練を克服する必要がありますよねw
オムレツもよくぞここまで分厚く焼いてくれました!って、表彰したいぐらい。
ジャガイモとタコのガリシア風も凄く美味しそう。
ホウボウはフランスでも買えると思うけれど、調理の仕方がよく分からず試したことがありませんでした。
オーブン焼きにすればいいんですね。
以前紹介されていたスペイン料理のお店も素敵だったし、京都のスペイン料理のレベルはかなり高そうですね。
パリにもスペイン村が欲しいです!
トルティージャは、冷ましてあるのに油でベチャっともせずに、ふっくらした食感をガッツリといただきました。
タコもよく目利きをなさっているようで、きめの細かい、上品な食べ応えが心地良かったですね。
私がホウボウに嵌ったのは、イタリア料理店でアクアパッツァをいただいたのが最初でした。
このオーブン焼きは、ふっくらモチモチかつあっさり風味のホウボウを美味しくいただけましたが、アクアパッツァのように、煮込んでもまた、エキスの溶け出したスープの美味しさに、病みつきになること請け合いです!
アレンジし甲斐のある魚だと思うので、ホウボウを見かけた折には、是非チャレンジなさってみては如何でしょう^^
京都はハイレベルな諸外国の料理を楽しめる街だと思いますが、スペイン料理店の多さも特筆すべきポイントでしょうね。
その各店が独自のこだわりを、しっかり保って競い合っているからこそ、一見過当競争気味に感じる環境であるにもかかわらず、多くの店が続けられているのでしょうね。