高遠 夜日記

高遠夜です。映画、海外ドラマ、声優さん好き。吹き替えは本職の声優さんにやらせろ!(主張)

ハート・ロッカー

2010-03-30 13:35:18 | MOVIEハ行
ハート・ロッカー

監督: キャスリン・ビグロー
製作: キャスリン・ビグロー
   マーク・ボール
    ニコラス・シャルティエ
   グレッグ・シャピロ
製作総指揮: トニー・マーク
脚本: マーク・ボール
撮影: バリー・アクロイド
プロダクションデザイン: カール・ユーリウスソン
衣装デザイン: ジョージ・リトル
編集: ボブ・ムラウスキー
   クリス・イニス
音楽: マルコ・ベルトラミ
   バック・サンダース
音楽監修: ジョン・ビゼル


=キャスト=
ジェレミー・レナー (ウィリアム・ジェームズ二等軍曹)
アンソニー・マッキー (J・T・サンポーン軍曹)
ブライアン・ジェラティ (オーウェン・エルドリッジ技術兵)
レイフ・ファインズ (請負チームリーダー)
ガイ・ピアース (マット・トンプソン軍曹)
デヴィッド・モース リード大佐
エヴァンジェリン・リリー (コニー・ジェームズ )
クリスチャン・カマルゴ (ケンブリッジ大佐 )


=ストーリー=
「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー監督が、死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描き出した緊迫の戦争アクション。
テロの脅威が続く混沌のイラク・バグダッドを舞台に、爆発処理チームのリーダーとして新たに赴任した破天荒な主人公ら3人の兵士が尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組むさまを、徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていく。
主演は「28週後...」のジェレミー・レナー。
共演に「ミリオンダラー・ベイビー」のアンソニー・マッキーと「ジャーヘッド」のブライアン・ジェラティ。
 2004年夏、イラクのバグダッド郊外。
アメリカ陸軍ブラボー中隊の爆発物処理班では、任務中に殉職者が出たため、ジェームズ二等軍曹を新リーダーとして迎え入れることに。
こうして、サンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵を補佐役とした爆弾処理チームは、任務明けまで常に死の危険が孕む38日間を共にしていく。
しかし、任務が開始されると、ジェームズは遠隔ロボットを活用するなど慎重を期して取るべき作業順序や指示を全て無視し、自ら爆弾に近づいて淡々と解除作業を完遂。
任務のたび、一般市民かテロリストかも分からない見物人に囲まれた現場で張り詰めた緊張感とも格闘しているサンボーンとエルドリッジには、一層の戸惑いと混乱が生じる。
そして互いに衝突も生まれるものの、ストレスを発散するように酒を酌み交わし、謎めいたジェームズの一面も垣間見ることで理解を深め結束していく3人。
だがやがて、任務のさなか度重なる悲劇を目の当たりにしたことから、ある時ジェームズは冷静さを欠いた感情的行動に走り、3人の結束を揺るがす事態を招いてしまう…。
allcinema


ネタバレしています。未見の方はご注意ください。






















「戦争は麻薬のようなものである」
冒頭この言葉で映画ははじまります。
あと何日で任務が終わるか、それまで生きていられるか。
極限状態に置かれた兵士たち。
それがまるでドキュメンタリーのように描かれています。
粗い画像がすばらしいなあ、と思ってたら、撮影バリー・アクロイドさん。
「ユナイテッド93」「DUST ダスト」の方だった。
納得。

爆弾処理班に所属し、800以上の爆弾と対峙してきたジェームズは、無茶な処理の仕方を続け、仲間の反感を買います。
でも彼はこれをやめない。
仲間たちみんながぴりぴりしているのに、なぜか彼だけが飄々としていました。
妻も子供もいて、国へ帰れば普通に暮らせるのに、ラスト彼はあえて再び戦地へ赴きます。
正義感なのか、戦争ドラッグのせいなのか・・・・・・
ただその瞳が決意に満ちていたことだけは確かです。


主演のジェレミー・レナー、ヘルメットをかぶるとなんだかキーファーに見えます。
目が似てる。
なんか気になってしまいました。

サンボーン役のアンソニー・マッキーかっこよかったです。
狙撃シーンの緊迫感はすごい。


反戦映画ではなくただ淡々と兵士の日常を描いた今作。
イラクの兵士たちの実情を知るにはいいと思います。
戦争なんてないほうがいいんですけど。


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