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北京に疑惑の「青空の日」、大気汚染指数を操作か

2008-08-17 | 読売新聞
北京に疑惑の「青空の日」、大気汚染指数を操作か

 【北京=竹内誠一郎】北京五輪に向け、「空気がきれいな日が大幅に増えた」とアピールしている北京市が、「大気汚染指数」を操作している疑惑が出てきた。
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 市環境保護局の杜少中副局長が10日に「基準をわずかに上回りそうな時は、観測地点周辺で応急措置をとる」と明かしたもので、意図的に「良い数値」を公表している可能性がある。

 中国は、複数の汚染物質濃度による「指数」を観測し、毎日、各都市の「空気質量日報」を発表する。指数が100以下で、空気がきれいな「青空の日」となる。北京では昨年246日あり、1998年の100日から大幅に増えた。しかし、「青空の日」でも、粉じんで視界が悪い日があり、信ぴょう性を疑う声もあった。環境保護省の今年7月10日までの記録を見ると、基準をギリギリで下回った「91~100」が26日だったのに対し、わずかに超えた「101~110」は4日だった。

 市内には、27か所の観測点があり、観測範囲はそれぞれ9平方キロ。杜副局長は「9平方キロ範囲なら、数値を調整できる。基準を超えていないからといって、全市が汚染されていないとは言えない」と認めた。
(2008年7月12日13時14分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/news/20080712-OYT1T00388.htm

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