劇団野の上の大阪公演があります!
ももじとは、彼が弘前劇場の劇団員だった頃、その東京公演の際に
お手伝いに行った縁で知り合いました。
昨年、三重公演をやると本人から聞き「それならば大阪にも」と
協力を名乗り出た次第です。
出会った当時21歳だった彼は、朴訥で純粋で人がよく
弘前劇場の作品にかかせない存在でした。
2007年自主企画での自身初の作・演出作品「臭う女」で
作家としての才能も認知されて行きます。
強烈な津軽弁をまくしたてる30代から40代のにんにく農家の女達。
にんにくを処理しながら巻き起こる、日常の様々なちいさな事件から
それぞれの人間性が浮き彫りになっていく。
津軽弁のスピードとリズム感に圧倒された事を覚えています。
その後退団し東京に居を構えながら、2010年に弘前劇場で知り合った
乗田夏子さんを代表に劇団野の上を立ち上げました。
最強の一人芝居フェスティバルでも、抜群の存在感を醸し出していた彼ですが
他の出演者も素敵な役者ばかり。
弘前劇場在団中、代表作と謳われた「家には高い木があった」のうさぎ役が
印象深く、最近まで「うさぎちゃん」と呼んでいた藤本一喜さん。
一本気で、気が強そうに見えて実は心優しい、そんな長女役でした。
他にも独特の雰囲気を持つ、野の上では相談役の赤刎千久子さん、最年少鳴海まりかさん。
今回残念ながら代表の乗田夏子さんが都合により出演出来なくなりましたが
渡辺源四郎商店より三上晴佳さん、音喜多咲子さん、フリーの木村元香さんをお迎えして
また新しい「ふすまとぐち」になることでしょう。
皆様も津軽弁にまみれてみませんか?
津軽弁のマシンガントークに、何故か懐かしい気持ちになり
そのリズムに心躍る事と思われます。
そしてその奥に潜む人間模様がご覧頂ける事でしょう。
日程がお決まりになりましたら秋津までご連絡頂ければ幸いです。
お忙しい事と思いますが、劇場でお会いできること
楽しみにお待ちしております。
ご予約、お問い合せは
neopark01@gmai.com
まで!