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ねをぱぁく

公園みたいにふらっと立ち寄って、ほっと一息して欲しい、そんな演劇ユニットです。

7回目

2017-01-27 23:25:40 | 日記

今日は、入籍した記念日でした。

今日お誕生日の友達がお祝いのメールをくれました。

入籍した日も、そのあとも、だいたい二人とも現場で

うっかりしちゃうこともありましたが、今年は体調不良で

なんだか冴えない一日になっちゃったな。

ごめんね。

 

一緒になってよかったなーと思う事は、この人のおかげで

この人の家族や親戚、たくさんの新しい芝居仲間と出会えた事が一番と思います。

 

隣にいて、ささやかな事に笑い合って、ご飯を美味しいと言いながら一緒に食べて

ありがとうって言い合える二人で居続けたいな。

来年の記念日こそは一緒に旅行に行きたいー!

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やりたいことをやるのだ

2017-01-23 16:02:16 | 日記

誕生日の次の日、気になる電話があって、今日はそれを確かめに行って来た。

予想通りの展開で、ただ、あるがままを受け止めるしかない。

さて、この問題をどうしようかと考えてもみたが、

なるようにしかならないのである。

運命論者ではないので、運命の一言では済ませたくはない。

 

今まで、やりたいことをなんとなくやって来たけれど

今後は本当にやりたいことを”きちんと”やることを、ここに宣言します(笑)

後悔したくないとかそういうことではなく、ね。

だって好きなことやったって、後悔することはあるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

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今月の話

2016-12-20 12:10:35 | 日記

12月はびっくりするようなニュースが立て続けでした。

雲ひとつない青空に綿帽子が舞う中で美香さんを見送り、

その足でOMS戯曲賞の最終選評会に行き、はしけんの脚本が佳作に選ばれて

あぁ、スタッフとして関わった芝居が選ばれる嬉しさと、

自分が出演した作品が選ばれる嬉しさは全然違うのだなと

初めて感じ、哀しいことの後には嬉しいこともあると、つくづく思った一日で、

お祝いの会でひとしきり飲んで、たくさんの演劇人が集まっている風景を眺めながら、演劇というものに出会えて良かったと心の底から思ったのです。 

少し飲み足りなかったけれど、早めに家路につき、この二日間の出来事を相方に報告していると一通のメールが来ました。

なんだかかしこまった始まりのメールで、そんな風に普段話す人じゃないのにどうしたのかなと。

読み進めていくと、それは彼女本人からではなく、一緒にお店をやっている旦那さんからのメールでした。

 

美香さんが亡くなったその日の晩、犬の散歩中に、車が歩道に突っ込んで来て二日後に逝ってしまったと書かれていました。

 

昔から、美容院に行くのが苦手でした。

どんな髪型がいいのか説明出来ないし、胡散臭い美容師の人が多くて、少し勇気を出さないと行かれないのです。

玉造に引っ越してすぐに、面倒で伸ばしっぱなしの髪に嫌気が差して、前から少し気になっていた美容院にドキドキしながら入りました。

店内は緑に囲まれ、天井が高く、明るくて、入った瞬間に、居心地の良さを感じました。

受付には寡黙だけど優しそうな男性の美容師さんがいます。

瞳が大きくて、笑顔の可愛い女性が奥から出て来て対応してくれました。

彼女は気さくに話しかけてくれて、どんな風にしたいかをきちんと聞いてくれました。

シャンプーもカットも、丁寧でいて素早く、今までなら、切り終わった後になんとなく納得のいかない感じで店を後にするのに、彼女に切ってもらうと、ものすごくいい気分になれるのでした。

もともと、美容にあまり関心がないので、一度バッサリ切ったらそのまま放置して、芝居の公演前にその役に合わせて切りに行くか、長い髪に耐えられずに行くかなのでひどい時は半年ぶり!みたいなこともあって、いつも彼女に叱られていました。

お互いの家族の話をしたり、彼女は犬、私は猫の話をして行くうちに、芝居の話にもなったり。

劇団☆新感線が好きだと言う彼女と維新派の大阪公演のトイレ待ちで遭ってお互いにびっくりしたり。

彼女に髪を切られながら、悩み事を相談したり、されたり。

いつもひまわりみたいな笑顔で、ケラケラと笑って、その度に私の心は軽くなるのでした。

最近は、現場が続いたり、色々続いてしんどい時に、彼女に会いに行くことを自分が頑張ったご褒美にしていました。

「出来るだけ期間を空けずに来ないとダメですよ。そうだな、白髪が気になり始めたくらいでね」

「自分でちゃんとワックスでセットしていつも可愛くしていてね」

っていつも言われていたから、今年はちゃんと行くって約束して。

 

新感線のチケットが取れなかったと残念がっていたから、友人にチケットを取ってもらったら、すごく喜んでくれて。

そのことがきっかけで、彼女のプライベートなアドレスがわかって、タイ好きな彼女がタイ料理を作りに家に来るって約束をしました。

その時のために、と言うわけではなかったけれど、パクチーの種を蒔いて。

観に行ってくれた後にものすごく楽しかったと言うメールが来たのに、それに返信するのがなんだか照れくさくて、今月の現場が終わったら、また彼女に髪を切ってもらおうとメールをしようと思っていたのです。

 

すでに身内のみで葬儀が行われたこと。

一緒にいた彼女の愛犬は、一晩街をさまよい、保護され、左足の打撲で済んだこと。

マジでタイ料理を作りに行くと言っていたこと。

旦那さんのメールで知りました。

次の日、彼女の美容院を覗きに行くと、明かりがついていました。

「まだ無理かもしれないけど、今日から店を始めます」

と。

 

事故現場にはたくさんの花が供えられていました。

車が突っ込んだ生垣の一部はその衝撃を伝えるようにバラバラになっていました。

立ち入り禁止の黄色いテープが風で揺れていました。

ほんの少し、時間が違っていたら、巻き込まれることはなかったかもしれない。

 

突然の事故で大切な人を失うのは大竹野さん以来で

なんだか、まだふわふわとしています。

 

大好きな大好きなみきちゃん。

7年のうちの数日間しか会ってないけど、本当に大切な人。

 

まだお別れは言えないので

大好きなタイの真っ青な空の下で、ひまわりみたいに笑っていると

しばらくの間は思うことにするね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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時間じゃないんだ、きっと。

2016-12-06 23:59:26 | 日記
今年出逢った人が旅立ってしまわれた。

たった十日足らずの時間を過ごしただけだった。
それも、一日のうちの、ほんの数時間。

その人の瞳は真っ直ぐで、凛としていて、最初は怖気づいたほどの輝きを放っていた。

一日ごとに、距離が縮まって、その時のメンバーの中でも大切な人が増えて。

普段、そこまでには至らないのだけど、とっても大切に思える人たちと出会えて、すごく嬉しかった。

みんながこの人に魅せられて集まっているのが素晴らしく、その場にいることが本当に幸せだった。

何かを一緒に創り上げるには、信頼しあえないと難しい。
でも、確実に、みんなが信頼し合っていることがわかる素敵な現場だった。

8月に新作を観に行った。
その人がステージに出て来た瞬間に空気が変わり、とても大切なものを生み出している。
毎回同じものはないと言う、
観に来れてよかったと思った。

終演後の楽屋で少しの時間二人きりで話した。
だいぶしんどくて、踊れるか不安だったと話していた。
でもすぐに笑顔に戻り、真っ直ぐな瞳を私に向けてくれた。
打ち上げでも、ずっと笑顔で、たくさん食べてらした。

タクシーで先に帰られる時、
「また会いましょう」
と言い合って別れた。
タクシーが見えなくなるまで見送って、また、他のメンバーと飲んだ。

一緒に写真を撮りたかったのだけど、また会えると思っていたから撮らなかった。

その一報は、矢内原美邦さんのTwitterで知った。
彼女とも、昨年夏のワークショップで数日間過ごしてからの付き合い。
ダンスとは、ほぼ無縁だった私に、生きているもののダンスを、そしてその楽しみのひとつを教えてくれた人でもある。

何かの偶然が、必然となって繋がって行くことの不思議を感じる。

四日間はご家族だけで過ごし、5日に会いに行けると聞く。
約束もあったし、やらなければならない事もあったが、先方に、日程変更をお願いし会いに行く事にした。

新幹線を降りる時に、城崎で一緒だったたかしさんと会う。
無言のまましばし抱き合う。

会場前のコンビニの喫煙所で、前に一度だけ制作をお手伝いした村岡さんに会う。
数年前この方に出会ったおかげで、松本雄吉さんにインタビューすると言う、思いがけない経験をさせてもらった。

そこに、一日だけ城崎に来ていた首くくり栲象さんの映像を撮り続けている堀江くんが来た。
堀江くんは、東中野に住んでいるときによく行っていたバーの常連で、城崎でその話で盛り上がり、数年ぶりに二人で行ったのだ。

それもこれもまた不思議な縁。

エレベーターを降りると、あの、厳しく優しい顔でお出迎えしてくれていた。
受付には、城崎で一緒だったダンサーズの方々。
ただ、ただ目を合わせ頷くか、抱き合うしかない。

廊下には幼い頃からの写真や、公演チラシが所狭しと並べてある。

その中のひまわりに囲まれた美香さんの笑顔が素敵過ぎて、涙が溢れた。

お通夜は無宗教で、お焼香もお線香もなく、祭壇には花がいっぱいで、棺の上にはとてもとても綺麗な布がかけられている。
一人ずつ想いを込めながら白いカーネーションを献花していく。

後から後から途切れなくたくさんの方がお見えになった。

棺の中の美香さんは、三つ編みをして、桜色の口紅がツヤツヤとして、とても穏やかな綺麗なお顔だった。

出逢えてよかったです。本当に。
と声をかけた。

葬儀も早くからたくさんの方が来ていて、拍手で見送り、何人かの方々と飲んだ。
8月に公演を観に行ったときに知り合ったみかみかちゃんや、次の日の花火で出会ったえびちゃんも一緒に。
そして、美香さんとの出会いのきっかけを作ってくれた、城崎アートセンターのまっきーも。
それぞれの方のエピソードや出会いを聞き、大阪に戻った。

たった少しの時間しか会ってなくとも、大切だと想える人はたくさんいて、過ごした時間の長さではないという事を、改めて思う。

もちろん一緒に過ごす時間も大切だけれど。

また会いましょう。
本当にまた。

美香さん、ありがとうございました。
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三ヶ月ぶりの更新

2015-02-23 14:48:01 | 日記
前回ブログを書いたのが11月の終わり。

なんと三ヶ月前!

時間の使い方が下手だなぁ。

色んな事があり過ぎた。

自分の根底にあるものが揺らぐ。

早く死にたい。

いや、生きていたい。

どっちだろ。

自信ってどっから来るんだろ。

自らを信じることは難しくて

人を信じることの方が私には楽ちんなのかも。

今夜からは久しぶりに、私を本名で呼ぶ人たちと会うのだ。

秋津ねをは、ちょっとだけお休みします。





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