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富貴蘭の杜

富貴蘭栽培を中心に、ぬこ、釣り、鉄道、旅行、天文など趣味の話題を綴っていきたいと思います

銀世界系

2008-05-25 18:48:49 | 富貴蘭・西出都の家族湯
 うちには銀世界(の名を持つ木)が3株あります。そのうち本当に銀世界と呼べそうなのは1株だけ。他の2株は大いにアヤシイのですが、でもその2株、とても楽しみのある木なのです。

 まずヤフオクで安く手に入れた木。2本立ちに小さな当たり付きで入棚しました。直刀葉も交え何となくそれらしい雰囲気もあるのですが、だんだんと黄味が強くなってきています。特に派手な子を抱いた方の木はその傾向が強く現れているようにおもいます。これなら悪くして姫葉に戻っても黄金鶴、子は大覆輪が完成すれば王冠?と夢は限りなく広がります。





 続いて銀世界の子ということで預かっている木。同じ親から出た同じような芸抜けの木を別の棚に預けていたらその子に本芸の銀世界が復活したのだそうです。元の棚に比べてうちの棚の方が日照も強く風も通(り過ぎ)るので、ひょっとして親木そのものに動きが出るかもと言われ観察中です。環境の変化のためかは分かりませんが、片側の葉が完全な真鶴芸だったのに、うちに来て出たその上の葉は普通の覆輪に戻りました。そして現在伸びつつある立ちは余り反りがなく直刀葉っぽいのも気になります。





 最後はスッキリとした銀世界。まだ若木で子が2つ付いています。株立ちになってくれるのが楽しみです。この小型で素直な葉形の系統は子吹きも良く芸の継続性も高いように思いますが、ガッチリして内反りの葉を交える系統の方は素立ちの老木が大半のような印象があります。子吹きや芸の継続性が劣るためなのか、どなたかその辺りの情報をお持ちでしたらお教え願えませんでしょうか。








棚の看板木(だった)玉錦

2006-11-28 00:38:44 | 富貴蘭・西出都の家族湯
 舞扇さんのHP協力企画です。

玉錦の株、諸般の事情により先日割っちゃいました。ラビさんからは
「勿体無い~!」とお叱りを受けましたが、後の祭りでございます。
で、過去画像を整理していたところ、この木が出雲Fさんの所からうちに
来た時の画像が出て参りましたので、この間の生長過程を振り返って
みようと思い立った訳であります。

子の当たりも中斑っぽいですね。どう見ても鶴候補ですが…。

ウブ木の割り子を頂いた時にはすでに芽当たりが4つ付いていました。
その内3本が成長し、2年後にはそれなりの株に。

この頃が柄の面から言えば一番揃っていました。

今年の夏、今の株としては最後の姿です。前年スリップス(アザミウマ)
にやられてしまい、根の伸びが途中で止まり、おまけに先端がいじけた
ように汚れていました。無事に伸び始めて一安心といったところ。

こちら側の2本の子は安定した柄行きですが、裏の子が少し派手に…。

そしてこれが割る直前の株姿です。

こうして改めてじっくり見ると…もったいなかったかなぁ?

おまけはこの木の親木、本家出雲Fさんの玉錦。今年の展示会での画像
です。以前は出す子は全て玉錦という系統の良い木だったそうです。

うちの木は小さくまとまり過ぎてボリュームが出ません。この木くらいは欲しいところ。

ところで、購入後あちこちプチトラブル続きだったデジカメの調子が一段と
悪くなり、昨日ついに修理に出しました。2週間位はかかるとのことで、
当分過去画像しか載せられません。実は今日のネタもそんな事情から
選んだものです。そんな訳で、画像の鮮度についてはどうぞお許しを。