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富貴蘭の杜

富貴蘭栽培を中心に、ぬこ、釣り、鉄道、旅行、天文など趣味の話題を綴っていきたいと思います

金世界

2014-05-24 18:35:18 | 富貴蘭・西出都の家族湯
こちらは丸亀の全国大会の売店でgetした西出都の変わり、ラベルは金世界となっております。

照明暗めの展示会場内、おまけに最近老眼の進行が深刻で色合いもピントも???
という過酷な環境下で迷いましたが、以前、同じ全国大会の売店に出ていた都鳥を
優柔不断で入手し損ねた反省から、手に取ってからは台に下ろさず購入を決めました。







葉姿は銀世界の崩れみたいで余り期待は出来なさそうです。問題は斑色。
親木よりも大覆輪に上がっている子木の方が黄(緑)色が乗っているのが分かり易いかと。

我が家の棚で王冠に変化した木も、ヤフオクで入手した時は銀世界の崩れでしたから、
同じような経過を辿ってくれればラッキーなのですが…。

比較・参考までに同条件で撮影した王冠の画像も載せておきます。




黄金鶴

2014-05-23 22:48:22 | 富貴蘭・西出都の家族湯
鳥取富貴蘭会の展示会、余興のオークションで落札した西出都。
ラベルは西出都でしたが、下葉の色合いからみて黄金鶴と呼んで良いのではと思います。
素立ちの老木っぽいですが、増殖をとやかく言うつもりもないですし、
風格というか重厚な雰囲気が気に入ってます。





もう一つ気に入っているのがおさの重ね具合い。東京大会の写真集にある都鳥が究極の姿だと思っています。
軸で一旦ギュッと締まった葉が横にはゆったりと、上には隙間無く積み上げていく様子は独特の味わいがあります。



黄口の西出都(王冠)

2013-07-28 22:05:40 | 富貴蘭・西出都の家族湯
 今日は朝から何だかムシムシといや~な空気の空模様でした。県の西の果て津和野から山口県の須佐、阿東に賭けては観測記録を塗り替えるほどの豪雨。自身も昭和63年の浜田豪雨で罹災した経験があるからでしょうが、良く知っている所が被災したと聞くと他人事とは思えません。

 さて、ヤフオクで入手した銀世界(崩れ)から進化して、今のところ斑の色あいも固定している黄口の西出都(王冠)です。出芽の緑を含んだ色合いから黄色く爆ぜていく様子は、実に美しいものだと自画自賛。

 

 もともと西出都は花着きがとても良い性質なので、1年に花茎が2本立つことも珍しくなく、おまけにこのところやっと出た子が2本続けて真鶴柄ばかり。大子1本からの増殖が遅々として進みません。

 

今日、株本を何気なく見ていると意外な所に子芽を発見!かなりの下子ですから大きくなるのに時間がかかるでしょうが柄に期待です。





西出変化品種群

2011-06-10 19:33:31 | 富貴蘭・西出都の家族湯
 暫く梅雨の中休みで青空が見えていましたが、今日からいかにも梅雨らしい空模様になっています。成長記録を兼ねて、手持ちの西出から変化した品種をスナップしてみました。

 最初は玉錦。4本付いた子はみんな割ってしまい作り直しです。一番下の子は上柄の玉錦のようですが、2番目は左側が、3番目は左右とも中透けの玉鶴になっています。やはり古木になるにつれて鶴が出やすくなるのでしょうか。



 同じく玉錦の4本子付き。こちらは鳥取の即売で入手したもの。今のところ4本とも鶴ではなさそうですが、さてどうなるか。



 ラベルは隼となっていますが、西出の変わり。葉肉が厚くプリッとした感じの木です。我が家の棚には無いタイプなので、ということで草友から頂いた物です。葉は長短暴れるようですが、一度伸びてもそのまま伸びっぱなしということはないように思います。



 こちらは別の草友から分けて頂いた木。これもラベルは隼となっています。まだまだ変化の途上にあるようで、しばらくはじっくりと観察させて頂くことに致しましょう。



 最後は5年近く前に頂いた西出の変わり。葉重ねよく、立ち葉でシャープな印象の木です。針葉品種と並べても見劣りしないくらいの姿だと思っていますが、子への芸の継続がイマイチで、我が家に来てから出た子は全てビヨ~ンと伸びてしまいました。左の画像が親木です。



 最後に大きさ比較。左は小型の3種そろい踏み。右は一番大きな大型銀世界と一番小さな西出の変わりを並べてみました。とても同じ木から変化していった品種とは思えない差です。







大型銀世界

2011-06-06 22:03:09 | 富貴蘭・西出都の家族湯
 週末に家族で広島に出掛けてきました。子どもを八丁堀の繁華街で車から下ろすと夕食まではフリータイムです。早速、以前から訪ねてみようと思っていた多賀万仙園さんにおじゃまし、2時間半ほど色々な話題にお付き合い頂きました。
 お土産に求めたのが大型になるタイプの銀世界。小型でスッキリした雰囲気のタイプを以前、舞扇さんに分けて頂いていたので、これで2系統の銀世界を同じ栽培環境下で作り比べてみることができるようになりました。



 大型になるタイプは子吹きが悪いとよく耳にしていましたが、この木もご多聞にもれず古木なのに1本立ちです。今年の花芽も既に2つ来ており、葉芽が出そうな箇所は数個しか残っていないようです。内反りが強い葉の付けの中には一文字風になっているものもありますが、全体としては葉型にはかなりの変化の幅があるなあと感じました。



 最後に、以前から棚にある小型のタイプとのツーショットです。



 この2鉢の「銀世界」の木姿、雰囲気などの違いは、単なる「作の違い」によるものなのかどうか、2種類の銀世界についても芸の変化に関する観察を継続的に行ってみたいと思います。皆様方も銀世界情報をどんどん書き込んで頂ければ幸いです。