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はからずもこの4日間のブログでは故人を取り上げている。
先人達の残してくれた偉大なる財産を稚拙な私のブログ文で伝えられるかどうかは疑問なのだが・・・。
読んでいただいた方が少しでも興味を持っていただけるのなら幸いと思っています。
さてこのお方は今更説明の必要はないだろう。
ジミ・ヘンドリクス(ジミヘン)である。
1942年(45年説もある)アメリカワシントン州シアトル生まれ。
17歳の時陸軍に入隊するも訓練中の事故により除隊。
除隊後は数々のアーチストのバックで演奏をし、その演奏を見たアニマルズのチャスチャンドラーに見出されイギリスに渡る。
(一説によるとエリック・クラプトン、ジェフ・ベックに会わせてやるという誘い文句だったらしい)
オーディションによって選ばれた、ミッチー・ミッチエル、ノエル・レディングとジミヘンドリクス&エクスペリエンス名義の「ヘイ・ジョー」にてデビュー!
圧倒的なパフォーマンスで一躍時代を代表するアーチストになっていく。
まあ、私が語ることもないくらい有名だよね。
圧倒的なステージパフォーマンスばかりに目が行きがちなのだが、生前リリースされた3枚のオリジナルアルバムを聴くとお分かりいただけるが、実は凄腕のブルースGuiteristなのである。
かくいう私、実はGuiterを弾き始めた当時ジミヘンは好きではなかった。
なぜならば最初に聞いたジミのアルバムがLIVE盤であったからである。
当時の私はエリック・クラププトンのようにきちんとした譜割で弾くことが良いGuiteristであると思っていた。
比べてジミ・・・
音はズレる、ミストーンと思われる音がある、へんなノイズも多い・・・
「・・・ヘタじゃん・・・」
と思っていた。
が、
後日TV放映されたジミのLIVEパフォーマンスを見て・・・・
ひっくり返ってしまった。
音がズレる=Guiterを背中に回して弾いている・・・
ミストーン=歯で弾いている・・・
へんなノイズ=Guiterを燃やしている・・・
もうごめんなさいだった・・・。
一時でも「ヘタ」と思った自分が恥ずかしくなってしまった。
今でもそのステージアクションを真似ている者も多い(・・汗・・)
ブルースGuiteristのジミ、実はレコーディングでは割ときちんと弾いている。
LIVEとレコーデングは別物と考えていたらしい。
Red Houseを聴いて頂きたい。
ここで聴けるジミのフレーズはブルースの偉人達を見事なまでに継承している。
また、フェンダー社製ストラトキャスターの性能を極限まで引き出したのもジミであると言えるだろう。
しかし残念ながらジミも薬物の大量摂取が原因で実働わずか4年でその才能に終止符をうってしまう。
ジミが他界したのを知ったとき、エリック・クラプトンは同じギタリストとしてロック界を引っ張っていた親友を失ったことにショックを受け、自宅の庭で泣きながらしばらく途方に暮れていたという・・・(そしてエリックも2年ほどシーンから姿を消してしまう。)
少し不謹慎な言葉ではあるのだがChar氏がジミのことを聞かれて
「あ~死んでくれてよかった・・・」と発言したことがあるらしい。
確かに不謹慎な発言だがその意図は、
「あのままジミが生き続けていたら、あまりにレベルが違いすぎて、ギタリストとしての自分の存在はなかっただろう」という意味だそうだ。
最高の褒め言葉ではないだろうか!
コメントに同感です。
お越し頂きありがとうございます。
稚拙なブログですがまた遊びに来てください。
自分の敬愛するS.R.V.の一番(いや、一番はお兄ちゃん・Jimy Lee か。。。)敬愛するギタリスト=自分にとっても、到底到達する事の出来ない「神」です。。。
Jimiの曲って、誰が弾いても、どう弾いても、「あっ、ジミヘン!」って分かってしまう。。。ナンなんでしょう。。。
まさに神だね(古い?)
この人だけはコピーしようと思わないんだよね!
なんか超越しちゃってて・・・