八ケ岳山麓の四季折々の詩

清里高原で「ねむのき」ペンションを経営しています。八ケ岳の大自然の移ろいを眺めながら残りの人生を歩みたいと思います。

ガマズミの実

2012年09月30日 | 大自然
ガマズミの実。子供の頃は貧乏のため一年中腹を空かしていたが秋は山野の木の実が豊富になるので大好きだった。この実も霜が降りる晩秋になると甘酸っぱく熟して食べられる。口中真っ赤にして良く食べた思い出がある。

ミヤマリンドウ(深山竜胆)~薬師岳

2012年09月10日 | 大自然
秋の高山植物たちは控えめのものが多いように思う。初夏の花々のように一斉に花々しく咲き誇る勢いは感じられない。間もなくやってくる季節に怯えるかのようにひっそりと咲いている。老い行く我が身に重なるようで少し感傷的になる。

ワレモコウ(吾亦紅)とアキアカネ

2012年09月03日 | 大自然
ワレモコウ(吾亦紅)とアキアカネ。吾亦紅の穂先にアキアカネがとまる姿を見ると秋になったなといつも思う。秋風に揺れるワレモコウとアキアカネは高原の秋を彩る風物詩かもしれません。杉本眞人の吾亦紅の詩をつぶやいてみる。

花豆の花

2012年09月02日 | 大自然

花豆の明るく赤い花が高原を彩っています。大きな実を甘く煮ると美味しい高原の味覚です。栽培するのは手間暇がかかり大変なようです。
花豆が日本に伝わったのは江戸時代の末期です。花が大きくきれいなため、当時はもっぱら観賞用に栽培されていました。食用としての栽培は明治時代に札幌農学校で始められ、本格的な栽培は大正時代に入ってからです。現在は主として北海道で多く栽培されていて、東北地方や長野県、群馬県などの冷涼な地域でも栽培されています。