計画停電
大地震が起きてまだまだ混乱しており、被災された方々の想像を絶する苦難を考えるととるに足らないことですが、当院のある川崎市でも計画停電がありその対応に毎日苦慮しています。
被災していない者ができることとして節電、買占めしない、義援金などいろいろありますが、すぐに始められることとして医院、自宅の節電に努めています。
節電してみて思うことは、普段どんなに無駄に電気をつかっているかということです。いままで日中もすべての照明と空調をつけていましたが、昼は3分の1ほどの照明でも問題ありませんし暖房なしでも日中はそれほど寒く感じません。時間帯によって調整するちょっとした手間をかけるだけのことでした。
原子力発電の放射線漏れも問題になっているいま、今後新興国が発展し石油の使用量が増加していく一方、埋蔵量の限られている石油の供給量が間違いなく減少していくことが予想される中で、資源のない日本が原子力発電とどう向き合うのかなど、節電に伴いいろいろ考えさせられます。