ゴールデンウイークが近づき、日差しも強くなってきました。
近年は、紫外線の悪影響の知識が広まり、子供のうちから日焼け止めを使うようになっており、自分が子どもの頃をかんがえると隔世の感があります。
紫外線にはUVAとUVBがあり、皮膚癌の発生に関連するのはUVBです。UVAは光線過敏型薬疹などの原因になります。
日焼け止めの選択には、2つのポイントがあります。
一つは素材で、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)がありますが、紫外線吸収剤ではかぶれを起こすことがあり、最近では紫外線散乱剤が主流で小児でも安心して使えるものが発売されています。
二つ目は紫外線防止効果で、、UVBの防止効果はSPF(最大50)、UVAの防止効果はPA(+,++,+++) で表します。 海水浴など1日炎天下にいる場合はSPF50のものを選ぶといいですが、普段使いであればSPF20前後のもので十分で、かぶれにくく使用感もすぐれています。