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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

ダダ

2009-07-16 19:34:49 | Quatre Collection

数年前に気づいたことですが、私がいろんなものを集めたくなるのは、コレクターだったおばあちゃんの血を引き継いでいるためだと思われます。それに加え、乙女座+動物占いのタヌキの特徴そのままに、古いものが異常に好きなため、いろんなものを集める要素には、必ず「懐かしいもの」というキーワードが含まれています。
ただ、古いものなら何でもOKというワケではなく、自分が「懐かしい」と感じることの出来る年代のものであることが重要。西暦で言えば1960年代後半、昭和なら40年代以降というところで、1950年代や昭和30年代のものにイマイチ触手が伸びないのは、そういった理由によるところが大きいようです。数年前に話題になった食玩、タイムスリップグリコが出た時も、鉄人28号が含まれていた時には全くそそられなかったのに、ウルトラシリーズが加わると「懐かしさ」で飛びつきました。それはとても単純な理由で、私の世代にとっては鉄人28号は「懐かしいもの」ではないからなんですね。
私のウラコレは10年前のオフィシャルサイトの毎日更新で、400近くのアイテムを紹介しましたが、そのすべてのコレクションには「私の懐かしいモノ」というキーワードが含まれていました。
これも数年前に気づいたのですが、実はTVマンガや特撮の知識は、子供だった当時に見た時の記憶のみ。しかもどの番組も毎週熱心に観ていたようなものではなく、大人になってからキチンと見直したのって、息子たちのためにDVDで揃えたウルトラシリーズぐらいなんです。なのに何故、子供の頃にしか見たことのない、いろんなものを集めているのかと考えたところ、その答えは幼児の頃に買ってもらった、ケイブンシャの「原色怪獣怪人大百科」にありました。
3歳くらいの時に穴があく程眺めていたこの大百科に掲載されている怪獣や怪人は、実は当時もほとんどキチンとテレビで見たこともない(いまだに見ていない)ものばかりですが、私の中では強烈に懐かしい存在として記憶されています。インテリアや雑貨、レコードを中心とした、私の多くのウラコレジャンルの中に、こういったものが含まれている理由は、実にこの大百科に掲載されていたモノたちを立体でコンプリートしてみたいという気持ちによるものが大きい…みたいです。
ということで今日の写真は、昭和40年代前半の懐かしい顔の一つ「ダダ」です。私の年代のリアルタイムは「帰ってきたウルトラマン」くらいなので、初代に登場するこのダダを初めてテレビで見たのは、小学校低学年頃の再放送。それまではずっと例の大百科で眺めて、その姿を想像していました。
しかし、このダダ、今の目で見てもとても斬新なデザインとシックな配色で、60年代らしい香りが漂う素敵な存在です。やっぱりこの見た目の「懐かしさ」がたまりません。

長男とマロン

2009-07-15 17:05:22 | Quatre Cat

ねこたがいなくなってから半年経って、我が家に生まれたばかりの子猫を迎える時、当初の予定では、ねこたにそっくりだったシフォンだけを迎えるつもりだったのですが、最後の最後でマロンも一緒に迎えることになりました。
最初は家族の誰もが予想しなかったことでしたが、ねこたの先生のところに6匹の子猫の姉弟を見に行く度に、長男のマロンへの思いが募り、最終的に姉弟揃ってウチに迎えることになりました。血統書付きのスコティッシュフォールドを一度に2匹、しかも今だから書きますが、スコティッシュらしいぺちゃんこ耳のマロンは、シフォンの2倍の価格(笑)でした。ローンでの買い物を一切しない私にとっては、2008年度の「大きめの出費」ベスト10に入る出来事でしたが、今では2匹一緒に迎えて本当によかった…と感じてます。
そんな経緯で我が家にやってきたマロンですが、「自分が今、この家に居るきっかけを作ってくれた人」ということをわかっているのか、長男だけには特別な愛情を示すことがよくみられます。猫にだって「好きな人ランキング」がもちろんあるんでしょう。ねこたもそうでしたしね。
マロンはいつも長男の側にいるととても幸せそうで、午前中はずっと同じ場所でただただ眠っているのに、長男が学校から帰ってくると、のっそりと起き出して長男の元へやって来たりと、明らかに長男に好意を持っている様子。
昨夜はマロンの姿が見えないので、家中を探しまわってみたら、子供部屋の布団で寝ている長男の横に並んで一緒に寝ていました。その姿が可愛くて、今朝妻が長男に話したら、長男も凄く嬉しかったみたいで、ますますマロンを可愛がっていました。
自分より遥か年上だったねこたを一度も抱っこすることが出来なかった長男にとっても、マロンは「初めて自分の膝に抱っこすることが出来た子猫」として、いつまでも特別な存在だと思います。
来年にはもう中学生になり、心の成長も著しくなるであろう長男ですが、この「ちいさな友達」の存在は、思春期のいろんな葛藤を和らげて癒してくれるだろうと思います。「独身→結婚→父親に」という、大きな17年間を一緒に駆け抜けた私とねこたのような関係になってくれたら嬉しいし、マロンが一緒なら長男も優しい心を見失わない思春期を過ごしてくれるんじゃないかな…と思います。

オリエンタル マース カレー&ハヤシ

2009-07-14 17:58:46 | Quatre Collection

PSPの電源を入れなくなって1ヶ月が経過した、ここ数週間の私のタイムスケジュール。
非常にボリューム感のある6件の案件を同時進行しているため、就寝時間は毎晩AM3:00前後なのですが、9時から0時までの間にYouTubeブログ(http://quatre-taste.sblo.jp/)を20回更新しつつ、0時を過ぎたところで翌日分のオフィシャルサイト(http://quatre-taste.sakura.ne.jp/)も更新。その後、あと少しお仕事をしてから就寝という、実にMacと一体化した怒濤のラインナップ。
モンハンに夢中になっていた頃には、毎晩0時から1時半頃がモンハンタイムだったワケですが、その時間が今では丸々YouTube&オフィシャルサイト更新時間として活用されている感じです。もちろん数ヶ月前に限定版を予約済みの、モンハン3の発売日も近づいてきたので、8/1以降はまたタイムスケジュールの変化があるかも知れませんが…。
そんな感じで連日相当詰めて仕事をしているため、息がつまってしまう前に適度な息抜きが必要。本日はお昼休み前後の数時間ではありますが、妻と2人でイオンモールへショッピングに出かけてきました。短い時間でしたが、効率良くいろんな買い物をし、天下一品のこってりも食べて、広いモール内のウォーキング効果によって、日頃の座りっぱなしの肩こりと運動不足もプチ解消。
本日は買い物金額¥5250毎に1回の抽選が出来るということで、どっさり溜まったレシートを係の女の子に提示したら「あと¥400のお買い物で、もう一回出来ますが…」と言われ、「それなら…」と、目の前の輸入食材店KALDIへ。そこで私がセレクトしたのが、今日の写真「オリエンタルカレーとハヤシ」の2箱。(笑)この有名なパッケージ。レトロ感漂う写真とデザインが実にいい感じですが、決して美味しそうには見えない(笑)ところがポイント。またもジャケ買いです。
ちなみに、このカレーの購入によって無事に抽選の回数は増えましたが、予想通りすべてハズレでした。(笑)

お風呂の探検

2009-07-13 18:08:48 | Quatre Cat

今週も引き続き「仕事詰め詰めウィーク」。お気に入りの音楽を聴きながら、ただひたすら絵を描き続けるのみです。そんな状態でもリニューアル以来欠かさず毎日更新しているオフィシャルサイトは日に日に充実し、YouTubeブログの方はスタート以来2週間足らずだというのに破格の318更新(笑)をマーク。公私ともに実に充実していると感じる今日この頃です。

さて今日の写真は、今朝まだ私が寝ている時間に妻が撮った子猫たちの様子。2人で仲良くお風呂の探検をしていたそうで、可愛らしい写真がいっぱい。一日のほとんどを昼寝してすごしているマロンも、おてんばなお姉ちゃんにつられて、一緒にバスタブのまわりの水で遊んでいました。
最近はさすがに少し暑くなってきたので、クーラーをつけたりもしていますが、ねこた同様、二匹の姉弟たちは涼しい場所を見つけるのが本当に上手です。マロンがだら~んと仰向けになって寝ているのを見て「そういえばねこたも毎年この時期、猫バテして倒れていたなぁ」と懐かしく感じます。

美術館ですごす休日

2009-07-12 18:55:16 | Quatre Favorite Spot

今年の5月にこのブログで、私の大好きな絵本画家・太田大八さんのこと(http://blog.goo.ne.jp/nekotachiffonmarron/e/e7c69494899ecb272597d4d149d6043a)を書きましたが、偶然にもウチから徒歩で行ける距離にある湖畔の美術館で、先月末から彼の展覧会が始まりました。
しかも「太田大八とえほんの仲間たち展」ということで、太田さんの他にも長新太さんや五味太郎さん、堀内誠一さんに林明子さんをはじめ、全16名の絵本原画を見ることが出来るという、絵本好きの我々夫婦にはたまらない内容です。
この美術館、あまりにも近くにありすぎてこれまでなかなか足を運ぶ機会がなく、仲良しのショコラママさんからいただいた前回の催しの無料チケットも、とうとう期間内に有効に使うことが出来ませんでした。近くなので「いつでも行ける」という気持ちが、油断を招くパターンですね。また、お気に入りの湖畔のレストラン「ラ・プラージュ」のおばさんも、毎回、その時期の展覧会の無料チケットを下さっていたのですが、こちらもなかなか行けずじまいが続いていました…。しかし今回の展覧会の内容だけは何としてでも行きたかったので、先日ラ・プラージュでいただいた無料チケットを持って、本日家族揃って出かけてきました。
周りを池に囲まれた美術館はまるで別世界。息子たちもその独特の雰囲気を味わいながら、見慣れた絵本の原画を楽しんでいました。とにかく沢山のお馴染みの絵本の原画はすべて素敵でしたが、やはり私は大好きな「かさ」の原画を見ることが出来て大感激。「やまなしもぎ」の原画にいたっては絵本の数百倍素晴らしかったです。

私がフリーで仕事を始めた1991年は、まだまだ印刷業界もアナログだったため、当然のように私も絵の具やマーカーを使った手描きのイラストを制作していましたが、完全にデータに移行した90年代の半ば以降、私の元には「原画の残る作品」は一切なくなってしまいました。
今日の展覧会で「原画の素晴らしさ」を再認識すると同時に、データでイラストを制作することの「少し残念な部分」も感じました。もちろんデータで制作するスタイルの長所はそれ以上に多く存在するんですけどね。

タイム

2009-07-11 18:12:43 | Quatre Furniture

今日も妻は子供会の役員のお仕事で、お昼からずっと終日集会所。夏祭りが近いのでその準備に大忙しで、さらに今夜は6年生の保護者が集まる会議もあるため、夕食の後も出かけてしまいます。
そんなワケで、今日の休日ムードはお昼前に家族で出かけたマクドナルドだけ。一日中妻がいないと息子たちも退屈みたいで、次男は何度か集会所に出かけて、ママに会いにいったりもしていました。私の方はまだまだのっぴきならない仕事量なので、妻も居ないことだし、今日も仕事に集中。基本的には土日は仕事をしないことに決めていますが、ここ数週間はそうも言ってられない状況なので、ひたすらMacの前で絵を描き続けています。
ところで最近はちょくちょく蚊が発生し始めたため、お庭に出る機会が減っていましたが、いつものようにケロティのエサである「生きた子蜘蛛」を捕獲しに外に出た時に、チラリと奥の湖沿いのお庭を見てみたら、芝生がその勢力を勝手に広げていて大ショック。レンガで綺麗に境目をつけておいたラインを遥かに越えて、ジャリのコーナーにまで芝生が生えてしまっていました。ちょっと手入れを怠っただけで、この荒れ放題ぶり。今度時間のある時に根っこから引き抜いて、元の美しい庭に戻したいと思います。
そんな中、私のお気に入りのタイム(写真)は、白いスツールやパケツとの相性も最高で、夏のお庭に涼しげな雰囲気を運んでくれているようです。

ターンテーブル

2009-07-10 17:59:19 | Quatre Music

ネットショッピング同様、仕事が忙しくなるとますます増えてくるのが、音楽を聴く時間。普段から一日24時間のほとんどを音楽と共に過ごしていますが、仕事に集中している時のiTunesでのシャッフルプレイは、まさに音楽の洪水状態です。今週はホントに忙しくて、朝から深夜まで延々の制作が続いたので、それはそれはいろんな音楽を聴きました。
それに加えて、先日からスタートした1日20回更新(笑)の新ブログ(http://quatre-taste.sblo.jp/)で、自分のこれまでの音楽歴を辿っていたら、自分でも忘れていたような懐かしい音楽たちに芋づる式で再会出来て、ますます生活は音楽色に染まってまいりました。
高校時代からジャズの魅力に取り付かれてしまった私ですが、それ以前は様々なタイプの洋楽を思う存分吸収していました。時は1980年で、電子楽器の目覚ましい発達とともに音楽の表現方法が大きく広がったため、とにかく新しく刺激的な音楽が次から次へと生み出されていた時代でした。この中学時代から「歌謡曲を聴かない」私のスタイルはすでに定着していて、求める音楽は常に海の向こう側でした。
そんな懐かしい80年代の音楽たちは、もちろんウチのライブラリーでもすべてがアナログ盤。余程のお気に入り盤は、CDの時代になってから、同じものを100枚程度CDで買いなおしましたが、いまだに全くCD化されていないものも多く、やはりターンテーブルはいつまでも頼もしい存在。ロックやエレクトロ、ニューウェーブ、カフェミュージック。イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、カナダ…と、80年代の秀作はジャンルや国もいろいろです。

仕事中はiTunesを流しっぱなしにするのが楽ですが、今日は懐かしい音楽を沢山聴きたくて、あえて20分毎に裏がえさなければならないアナログレコードを次から次へと聴きました。あの「ベストヒットUSA」を毎週ワクワクしながら観ていた頃の、80年代の雰囲気がみるみる甦ってくるレコードの数々。やっぱりジャケットに関してはアナログの迫力は素晴らしい。
そんなこんなで新しいブログでも自然と「80年代モノ」が多くなっていますが、お気に入りのPVはほとんど「リクエストによる埋め込みが無効」になっているため貼ることが出来ず、これが最近のプチストレスになっています。(笑)

家事の分担

2009-07-09 18:30:40 | Quatre People

世のお勤めのご主人たちと違い、毎日妻の家事を見ている私は、その苦労と大変さを目の当たりにしています。ただ、ウチの妻の場合、なんとなく家事も楽しそうにこなしているので、それほど辛そうにも見えないのですが、昨夜のように、揚げ物中に指先を火傷して「指が痛いから…洗い物お願いしていい?」と言われれば、「OK☆」とひとつ返事で引き受けるくらいの柔軟さは常に心がけています。ちなみに妻の嫌いな家事ベスト1は「食事の後の洗い物」なのですが、逆に私が一番好きな家事は「洗い物」と、実に上手く出来ておりまして、ごくごく稀にですが、私が洗い物をすることもあります。
ただ、私が妻の家事の大変さを知っているように、妻も年がら年中私が仕事をしている姿を見ているワケで、滅多なことでは私に家事の手伝いを頼んだりはしてきません。妻も気を使ってくれているんですね。
ちなみにお客様を迎える前の家中の掃除に関しては、暗黙の了解で私が掃除機、妻が玄関+水まわり担当という役割分担が、もう10年以上定着していて、絶妙のコンビネーションで協力しあっています。

ところで今日も朝からせっせと働いていた妻が、なにやらキッチンで歓喜の声をあげて、私の元にやって来たと思ったら、冷蔵庫の冷凍室の大掃除をしたから「見に来て欲しい☆」とのこと。保冷剤が山盛りだった冷凍室が見違えるようにスッキリ。ここまで完璧に掃除をしたのは、この冷蔵庫を購入して以来(笑)だそうです。…ということは13年間で初!?(笑)
「よくがんばりました☆」の意味も含め、お昼に買い出しに出かけたついでに、Pieriのレストラン「京花楼」で、中華ランチをしてきました。このお店…結構お気に入りで、もう4~5回訪れていますが、「あんかけ焼きそば」がホントに美味しいです!!

RARE GROOVE A to Z

2009-07-08 17:44:23 | Quatre Music

普段からネットで買い物をする機会の多い私ですが、仕事が忙しくなってオフィスに缶詰状態になると、その利用頻度がより一層激しくなる…というのは、以前このブログでも書いた通り。
この山積み状態のお仕事の量に比例して、先日からオークションやAmazonで購入したものが、次から次へと届いています。そんな中、本日Amazonから届いたのが「RARE GROOVE A To Z」というディスクガイド。私が最も好きな「レコードがいっぱい載っている」本です。中古レコード店の壁面にズラリと並べられたマニアックなレコード群を見ているだけでも、ワクワクしてくるような素敵な表紙と、オールカラーで掲載されている860枚のレアレコードの数々。ウチにあるレコードも結構載っていたりもしますが、見たこともないジャケットのレコードもまだまだ沢山あり、このジャンルの深さを思い知らされるような濃い内容です。
80年代の頭から音楽の魅力に取り付かれ、リアルタイムで30年間の音楽を吸収しながらも、その間、後追い聴きで50~70年代の音楽も網羅した私。この本に掲載されているような70年代を中心としたレアグルーヴのレコードを聴きまくったのは1990年頃のことで、すでにその頃からも20年近くの月日が経過していますが、聴いたことのない良盤に出会える瞬間のときめきはいつまでも変わりません。20年前はレア盤を探してよく大阪の中古レコード店巡りをしていましたが、今はかなりレアの音源でもYouTubeで聴くことが出来たりするので、ホントに素敵な時代になりました。

毎日20更新では収まらない、私のもうひとつのブログ(http://quatre-taste.sblo.jp/)では、ウチのレコードライブラリーの音源を中心に、これまでに私の心に触れた素敵な音と映像をセレクトしています。ここでは本気で音楽を吸収し始める以前の10年分のお気に入りも、懐かしいCMやTV主題歌、映画などで紹介出来るため、実質「私のお気に入り総決算」になっています。

けなげな少女

2009-07-07 17:40:26 | Quatre Cat

今日も朝からひたすらイラストの制作に集中。妻はお昼から仲良しのショコラママさんと斜め向かいのユカちゃんと一緒にPieriへショッピングにお出かけし、息子たちが帰ってくる頃に「楽しかった~☆」とご機嫌で帰ってきました。
ところで、仕事に集中している時の私は、文字通りMacの前に貼り付いて、他のことなど気にならなくなりますが、ふと気を休めて後ろを振り向くと、可愛い子猫がくるんと丸まって寝ている姿に、心から癒されます。
子猫の時にウチにやって来て1年。2匹の姉弟はまだ一度も私の膝には乗ってくれませんが、ねこたにそっくりの女の子シフォンは、今日の写真のように、気がつけばいつも私のすぐ側に居てくれています。
ちょっと私が2階に登れば、昼寝の最中でも階段を走って追いかけてついてくるし、トイレに入れば私が出てくるまで扉の前で根気よく待って、お風呂に入る時もいつも湯船の隅っこに座って私を見つめています。床から30cm程の低い目線から常に私の顔を見つめ、とにかくけなげで純粋なシフォンの表情。ねこたのように膝に甘えにきたりはしないけど、相変わらず痛い程その愛情は伝わってきます。
対する弟のマロンは最近ますます昼寝の時間が延びてきて、1日のほとんどを寝て過ごしています。(笑)まるで木の中で寝るトトロのように、ダラ~んと仰向けになって無防備で寝ているので、活発なシフォンに比べると、そのふわふわぽちゃぽちゃの身体をさわり放題なのはいいのですが、まだ1歳だというのに晩年のねこたより睡眠時間が多いのが、ちょっと心配です。

カエルのケロティとケロール

2009-07-06 17:01:22 | Quatre People

今日から怒濤の仕事量をこなさなければならない日々がスタート。ただでさえ抱えているお仕事の数が大変なことになっているのに、1つの案件で50カット以上制作しなければならないものが含まれていて、久々に心ここにあらず状態です。
そんな中、とても庭に出ている余裕なんかないのですが、毎日一度だけ庭に出る機会が、カエルのケロティのためのエサ集め。ケロティというのは、先日妻の実家でじゃがいも掘りをした時に、田んぼで泳いでいたところを捕獲した体長1cm程の小さなアマガエル。出会った時にはオタマジャクシ形態からの変形中で、まだしっぽもありましたが、今ではすっかり最終形態になっております。
もう一匹のケロールはまだまだ足も出てきていないオタマジャクシ形態のままなので、妻がメダカのエサを与えていますが、水の外で暮らすようになったケロティには、生きている虫がエサとして必要なので、玄関先のエゴの木の葉っぱに巣をはっている小さなクモを、毎日2~3匹捕まえてきては与えています。
以前のダンゴムシの時と同様に、飼育ケースは手近なペットボトルを改良した池付き箱庭風の特設ケロティハウス。ネットで調べると観葉植物を入れてやるのがよいそうなので、連れて帰ってきた日からポトスとアイビーを入れていますが、本日は新たに足場用に大きな石もいれてやり、さらにいい感じのおウチになりました。
毎日小さなクモを食べて暮らしている孤独なケロティですが、オタマジャクシのケロールが無事にカエルになって、カップルになってくれると素敵だなぁ…と密かに期待してます。

かもめ食堂

2009-07-05 19:46:38 | Quatre People

我々がまだこの映画を観ていなかったこと自体、とても意外なのですが、この数年間、妻が一番観たがっていた映画「かもめ食堂」を、昨夜ようやく2人で観ることが出来ました。
5年近く毎日更新を続けているこのブログをご覧の方なら、うすうすお気づきかもしれませんが、我々夫婦は揃ってかなりの映画好きにも関わらず、レンタルビデオ店は利用していません。一期一会の映画との出会いを求めるために、あえて深夜やBSなどの放送をチェックしたり、図書館での偶然の遭遇を大切にしています。特に図書館の所蔵DVDとの出会いは、まさに一期一会。人気作は常にその棚を留守にしているため、なかなか出会う機会すらありません。
そんな中、たまたま昨日私が訪れたタイミングで「かもめ食堂」のDVDを発見し、めでたく妻の希望を叶えてあげることが出来ました。レンタルビデオ店と違って、1本しか所蔵されていないその出会いは実に運命的。でもこれも偶然ではなく、必然の出会いだったのかもしれません。
フィンランドのヘルシンキが舞台のこの映画。大学時代に「やっぱり猫が好き」を楽しみに見ていた私にとっても、実に安心して楽しめるキャスト。さらに妻の大好きな個性派女優の片桐はいりさんがホントにいい雰囲気を醸し出していて、さらに素敵な空気感が漂っていました。あと、舞台が北欧ということで、Finelやiittalaのキッチングッズが全篇を通して、画面に登場しているのがまた嬉しく、コーヒーをいれるシーンの度にさりげなく出てくるOrigo(http://blogs.dion.ne.jp/quatre_nekota/archives/6602879.html)が、とっても自然に使用されているのが新鮮でした。

ところで明日からは、お仕事が今年一番の忙しさに突入するため、今日は出来るだけやりたいことを済ませておこうと、いろいろなことをしました。オフィスのシェルフの荷物を全部リセットしての拭き掃除、iTunesに移したいアナログレコードのCD化など、かなり充実した一日となりました。あんなに夢中になっていたモンハンが終了し、PSPの電源を入れなくなって早2週間以上が経過しましたが、現在は毎日20回更新(爆)のYouTubeブログ(http://quatre-taste.sblo.jp/)をはじめ、自分のこれまでのすべての音楽歴を辿る作業にハマっています。正式に自分から音楽を積極的に吸収し始めた中一の頃から数えて30年間。あらためて自分の耳が欲してきた音楽のジャンルの広さを感じます。

今日の写真は、シェルフの掃除中、最上段に登らせてやった子猫たち。自力では椅子の高さくらいにしか登れない(笑)マロンは大喜びでした。

紙芝居のセレクト

2009-07-04 17:28:41 | Quatre Favorite Spot

昨夜の夕食時に「久しぶりにくら寿司に行きたいなぁ」と長男がポツリ…。そのセリフに夫婦揃って顔を見合わせてしまいました。(笑)実は我々夫婦は一昨日のランチで訪れたばかり。お昼に2人だけで出かけるデートの外食に関しては、いちいち息子たちに話していないので、微かな罪悪感を感じながらも、さっそく本日その希望を叶えてやることにしました。
ますます増えるお皿の数に息子たちの成長を感じながらも、我々夫婦は先日気に入った期間限定の「炙りメニュー」に再びありつけて大満足。
Book OffでCDや本を発掘したり、ハイパーブックスで次男に0.3mmのシャープペンシルとクロッキー帳を買ってやったりした後、例によって返却期限が過ぎてしまっている本を返却に図書館へ。
ここでは、もう随分前から妻が見たがっていた「かもめ食堂」のDVDをはじめ、ファミコン時代の名作ソフトの音楽集1~3のCDを発見し、即刻カートへ。このCD、メトロイドやパルテナの鏡など懐かしの40作品から、すべてのステージのBGMが網羅されていて、1~3の3枚で約300曲。(笑)素朴で懐かしいサウンドに目頭が熱くなりそうな内容です。
あと、この夏の自治会の夏祭りで、久々に夫婦で紙芝居をやるかも知れない…ということで、とりあえず数点の紙芝居を2人でセレクト(写真)してきました。3年くらい前までの夏祭りでは、何回か子供たちの前で披露していた紙芝居ですが、ちょっとひさびさなので、もしホントにやることになれば、また楽器なども駆使して楽しみたいと思います。

手作りブックカバー

2009-07-03 16:57:12 | Quatre Boutique

この7月から京都新聞での新連載がスタートしたため、久々に「京都らしいイラスト」を月に1回制作しています。毎月一回、「一日版」での連載広告ですが、京都の老舗の商品をモチーフにして描くイラストは、京都人の私にとって、とても楽しく懐かしい時間を感じさせてくれます。先日の第1回目では浴衣姿の女の子を描かせていただきましたが、現在制作中の次号分も夏着物の女の子を。両親の実家がどちらも呉服屋で、織物の本場西陣で呉服屋を営んでいた父の息子である私にとって、着物姿の女性を描くことは、違った角度からルーツに回帰する機会でもあり、他のお仕事とは少し違った楽しさが満載です。そんなワケで、今日も他の2件のお仕事と一緒に並行して進行していたため、朝からMacの前を離れていません。
ところで妻の方は、朝から制作意欲が爆発しているらしく、裁縫箱を片手に2階へ上がったり、ダイニングテーブルやソファなど、創作場所を転々としながら、お昼にはとっても可愛いキンチャク袋を完成させました。
この時点で「じゃあ、これを今日のブログに載せよう☆」ということでデジカメで撮影したのですが、ついさっき私がブログを描こうと、このキンチャク袋の正式名を尋ねにいったら、またまた「出来たぁ~!!」と、キンチャク袋が完成した時の5倍くらいの喜びをハイテンションで表現しながら見せてくれたのが、今日の写真のブックカバー。
「ホントだ!! こっちの方がさらに可愛い~!!」ということで、急遽今日の写真はそちらに差し替え。久々に創作意欲が爆発した妻のデザインと、柄選びならびに配色のセンスはやっぱり素晴らしい。さすが、毎日時間を見つけては文庫本を読み続けている読書家の妻。ブックカバーを作ろうと思いつくアイデア自体がとってもナイスです。これ、お店で見つけたら絶対に即決で買ってしまいそうです…私。(笑)

シングルレコード

2009-07-02 17:41:14 | Quatre Music

先週から連日深夜までの仕事が続いているため「明日の午前中はオフにして、2人でショッピングに出かけよう!!」と昨日妻と約束しました。
お互いに朝の雑用を済ませ、まずはちょっと早めのくら寿司ランチ。期間限定メニューの「炙りメニュー」がなかなか美味しくて、ひとつのお皿を何度も半分こして、いつもよりほんの少しだけ多くの種類を食べた気分になりました。もっといろいろと食べてみたいけど、お互い5~6皿でお腹いっぱいの小食なので、こればっかりは仕方ありません。
続いて久しぶりのダイナミックレコードへ宝探しに。滞在時間はあっという間に過ぎた1時間。妻が見つけてくれたハービー・マンの1968年のAM盤と、内容はまったく知らないけどジャケットに惹かれて私が選んだシングル2枚を購入。ハービー・マンの方はクリード・テイラーのプロデュース盤なので、思った通りのいい雰囲気のレコード。あとの2枚のシングルもそれぞれラウンジとソフトロックで、ジャケ買い成功の典型的パターンでした。
その後は、先日たまたま発見した巨大雑貨店「DELIGHT」へ。今日はゆっくりと1時間滞在しましたが、2人とも全く欲しいものに出会えずに手ぶらでお店をあとに…。かなり稀だけど、こんな日もあります。とにかく広くて面白い品揃えなんだけど、北欧のアンティークやそのお店にしかないもの…に惹かれる我々夫婦にとっては、見慣れた品が多くて微妙に物足りなさも感じたり…。でも店内の至る所に配置されている本のセレクトはとっても好きです。京都北山のNEO MART Vintage Styleっぽいアンティーク家具なんかも品揃えに含まれていたなら、さらに長時間滞在したくなる…、そんな感じです。
同じ滞在時間でも、宝探し感覚の中古レコード店はあっという間で、広い店内に流れるゆったりとした空気が心地良い雑貨店は時間がのんびり。今日はそんな時間の不思議を感じたショッピングでした。