家族のためにいつも様々な手作りお菓子を作ってくれる妻。5年以上にわたって毎日更新で綴っているこのブログにも、数えきれない種類の彼女の作品を紹介してきましたが、日常的にもっとも頻繁にティータイムに登場しているメニューが、このマドレーヌでしょう。
来客のおもてなしデザートとして、おそらくウチを訪れたほとんどの人が口にしたことがあるであろう「シフォンケーキ」に比べ、より家族のための「日常の手作りデザート」という印象が強いのがマドレーヌです。彼女にとってももっともお手軽に作ることの出来るケーキであるらしく、ベーシックなプレーンはもちろん、その日の気分やアイデアで、抹茶やアールグレイといった味のバリエーションも豊富。キッチンの厨房台にバターと卵がチョコンと置かれているのを見かけたら、その数分後にはレンジからバターの甘い香りが流れてきます。
以前、このマドレーヌを口にした長男の友達から「結婚したい☆」(笑)とまで言われた妻ですが、いつも学校から帰宅した息子たちや、仕事が一段落した私の癒しの時間を、素敵に演出してくれようとする優しい気持ちがとても嬉しいです。というワケで本日のティータイムは、もっともベーシックなプレーンのマドレーヌと、シンプルなダージリンのレモンティーでした。