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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

COPIC

2010-06-27 17:17:54 | Quatre Collection

私がフリーのイラストレーターとして活動を始めたのは1991年。そしてMacを使ってイラストを描き始めて、今のタッチに落ち着いたのが、それから5年後の1996年頃でした。
つまり当然のように最初の5年間は、すべてイラストは手描き原稿で、納品もクルマで届けられる範囲…ということで、活動の中心はほぼ京都オンリー。現在のように100%データで制作するスタイルが定着し、取引先も90%以上が東京、納品もメールでさらりと…という状況からすると、信じられないような懐かしくアナログな環境です。
完全なる駆け出しの若手だった最初の手描き時代には、今のようにタッチも定着していなくて、いろんな画材を使って、いろんな絵を描いていましたが、一番手に馴染んで使いやすかったのが、以前に紹介したロットリングのペンと、COPICのマーカーでした。
このCOPICのマーカーは、Macでの今のタッチがすっかり定着した後にも、それ以前からずっと続いていた雑誌の連載のためにだけ、毎月一度使用していた…という想い出の品。この連載は10年近く続いていましたが、その間あまり買い替えることなく、インクがもった…という優れものでもありました。
さすがに今では「手描きのオファー」は受けていないため、活躍の場がなかったのですが、最近次男がよく勝手に持ち出して、自作のイラストの着色に使用しております。(笑)この歳からプロ用のマーカーを使いこなすとはなかなかのモノです。

Chatter Telephone

2010-06-22 15:13:05 | Quatre Collection

今からちょうど10年程前。映画「トイストーリー2」の公開をきっかけに、アメリカのキンダートイに夢中になり、海外オークションを中心にハイペースで収集した時期がありました。
なかでも1960~70年代頃のFisher-Priceの玩具たちは、そのデザイン、イラスト、素材に至るまで大変ぬくもりを感じる存在で、実際に自分が幼児の頃にいくつかのFisher-Price商品と共に成長したことも手伝って、懐かしさと新しい魅力の発見が共存した、とにかく心を引きつけられてやまない玩具たちでした。
約10年前に旧オフィシャルサイトで毎日更新していた「きょうのウラコレ」でも、当時沢山のキンダートイを紹介したり、今でも残るコンテンツ「Favorite Toys」では、デジカメ以前のフィルム写真による、これらの紹介ページも残っています。
ブログに移行してからも、テレビ型電話型などのいくつかの商品を紹介しましたが、今日はもっとも初期に我が家にやってきたChatter Telephoneの紹介。10年来のネット友達である巣箱さんとともに、当時いろんな話題でウチのBBSを盛り上げてくださったかこさんが、一昨日久々にコメント下さったことをきっかけに、子供部屋のおもちゃ箱の中で埋もれていたこの可愛い電話の玩具を無事発掘。(笑)なんと公開間近のトイストーリー3に、この玩具が登場するらしく、映画の公開も非常に楽しみです。色あせてあちこち年季が入っていますが、あらためて見てもやっぱり可愛い玩具です。9年前に京都北山時代の我が家が「オレンジページインテリア」に掲載された時にも、この可愛い電話クンはばっちりと写っておりました。
ちなみにウチの息子達がお世話になっている小児科にも何気にこの玩具があり、初めて訪れたときからそのセレクトセンスに一目置いています。(笑)

昭和おもひで家族

2010-06-13 17:19:49 | Quatre Collection

イラストレーター歴18年の私ですが、明日から、これまで経験したことのないような点数のイラストの制作が本格化するため、ここ2週間ほど、ずっと心ここにあらず状態が続いています。これほどの制作点数の多い案件ばかりを、しかも同時に3件も手掛けたことは過去の例になく、正直、締め切り日までに一人で全てをこなせるのか…も怪しいところ。
それでもまぁ今のところ、週に2日の休日は確実にとることを前提にスケジュールを組んでいるので、限界的な切羽詰まった状況とはいえないのかもしれませんが、単発モノやレギュラーの案件も随時入ってくるため余談は許せません。
そんなワケで本日くらいは、おウチで思いっきりのんびりしようということで、読書をしたりDVDを観たり昼寝をしたり、平日にはなかなか出来ないことを満喫。なかでも昨日出かけた図書館で借りてきた「8時だョ全員集合!」のDVDを観て、あらためて世代をこえて愛されるドリフのコントには感心させられました。当時ネタも多く含まれていますが、学校コントや早口言葉等、現代の子どもたちをも爆笑の渦に巻き込む魅力ある「笑い」は、まさに伝説の領域を感じさせてくれます。
そんなドリフのコントといえば、凝った舞台セットが欠かせませんが、それに少なからず関連したような懐かしい食玩を、久々に物置の奥からひっぱりだしてみました。もう何年前になるのかは忘れましたが、食玩ブームがピークの頃に発売された「昭和おもひで」シリーズというのがあり、その商品化のセンスや精巧な作りで、もっとも私の中で評価の高いシリーズでした。
この商品にはガムやラムネではなく入浴剤が入っていたため、厳密には食玩ではなかったのですが、お風呂をテーマに何パターンかの商品が製作され、なかでも5つ全てを揃えると、まるでドリフの舞台セットのようなおウチが完成する「昭和おもひで家族-冬編」は、食玩ブームのピークを知るに相応しい内容となってました。あらためて組み立ててみるとホントに素晴しく、現在こういった商品が少なくなったのが残念でならないと感じます。

オッドジョブ

2010-06-09 11:53:21 | Quatre Collection

目を覚ましてMacを起動し、メールのチェックとアメーバのスクラッチとグッピグ20個集め、そしてmixiアブリのモンハンのプーギーを冒険に出して、10時頃から仕事をスタート。私の朝のひと時はいつもこんな感じ。
その頃、ちょうど朝の掃除を始めるのが妻なんですが、今朝いつものようにダイソン片手にオフィスに入ってきた彼女。掃除機をかけながらポツリと一言。
「この掃除機をかける腰をかがめたポーズをすると、必ず思い出すのが…007の…」と言いかけたところで、私はピーンと彼女の言いたいことがわかり、「もしかして、ロシアより愛を込めてのメイドに扮装したおばさんスパイのこと?…」と答えると、「そうそう☆」と、やっぱりドンピシャだったみたいで、朝から2人で007ネタで盛り上がりました。
ちなみにロッテ・レーニャ演ずるスペクターno.3のこのおばさんキャラが物語の終盤、メイドに扮してボンドを襲うシーンは、彼女にとってかなり印象深いシーンのようで、007シリーズ全23作(スピンオフも含む)を全て一緒に観ている中でも、「美しき獲物たち」のグレース・ジョーンズと並んで、彼女の口からよく耳にするキャラクターとなっています。私のYouTubeブログにそのシーンを貼ってみましたので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

*ロシアより愛を込めて/ラストシーン
http://quatre-taste.sblo.jp/article/38838176.html

今日の写真は、めでたくシリーズコンプリートしているsideshowの1/6-007フィギュアより、ハロルド坂田が演じた3作目「ゴールドフィンガー」登場のオッドジョブ。もう4~5年前にウチにやってきたフィギュアですが、数あるウチの1/6フィギュアの中でも珍しい「太っちょ体型」なので、かなりのお気に入りです。

T-800

2010-05-31 18:31:19 | Quatre Collection

月末にはいろんな荷物が届く私のオフィスですが、その大部分が何ヶ月も前に予約を入れているミニカーやフィギュア類。毎月決まって新商品がリリースされるTLVのようなものもあれば、数ヶ月おきに新商品が届くSideshowのSWものなんかもあり、その種類は多岐にわたっています。
そんな中、先週の半ばに届いたのは、映画「ターミネーター2」におけるアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800の1/6フィギュア。たしか予約を入れたのは去年末くらいでしたが、以前このブログでも紹介した「植木等」や「ミスタービーン」、「マイケル・ジャクソン」のフィギュア同様、全コンプリートの007シリーズや、セミコンプリート中のSWシリーズのような膨大なシリーズコレクションとは違い、いいとこだけつまみ食い的購入の、完全な単発もの。
ちなみに映画「ターミネーター」シリーズは、そんなに大好きな映画でもないのですが、数えきれない程の地上波での放送による馴染み感もさることながら、ネットで初めてこのフィギュアの試作品を見た時の衝撃があまりに強すぎて、即決で予約ボタンを押してしまった(笑)というのが、購入の経緯。この購入に至る流れは、先のビーンとマイケルも全く同じです。
とにかく前回のマイケル以上に、肌の質感などが自然で、もう実物のシュワルツェネッガーをそのまま縮小したとしか思えない程の凄い出来。今日の写真なんかも、まるで我が家のリビングにシュワルツェネッガーが訪れたかのような自然さ。(笑)
実は同じくらいの時期に同じT2のサラ・コナーも予約しているので、数ヶ月後のこちらの到着もまた楽しみです。それにしてもホットトイズ製品のクオリティは恐ろしく高いです。

キャトルのシフトレバー

2010-05-07 16:25:11 | Quatre Collection

ボーリングのボールやその独特の光沢、それに掘られている白い数字や文字などを見ると、とても懐かしい気持ちになるのは、幼少時代を60~70年代に過ごした者のひとつの特徴でしょうか。自称「もっとも得意なスポーツ(!?)がボーリング」の私ですが、実はもう何年もの間、実際にはボーリング場には足を運んでいなくて、たまにWii SPORTSのボーリングで遊ぶくらい…という離れっぷり。毎日、キャンパスよりも先にボーリング場に通っていた大学時代が懐かしい限りです。
そんな私が、たまにボーリングのことを思い出すきっかけとなっているのが、新婚時代から15年に渡って乗っている愛車「ルノー4(キャトル)」のシフトレバー。その黒く光る光沢と質感、白い文字など、見た目がとってもボーリングのボールっぽい、懐かしくもレトロなデザイン。実際にキャトルが誕生したのは1960年代の初めで、大きなデザインの変更なく30年間に渡って生産され続けたので、レトロな雰囲気なのは当然といえば当然。ダッシュボードからにょっきり生えたような独特のこのシフトレバーは、初めて見る人に必ず衝撃と違和感を与える、キャトルの大きな特徴となっていますね。でも、実際にはかなり操作しやすいレバーなんです。
レトロ木目ファンとしてははずせない、ヤマハが手掛けたウッドパネル等の芸術的な内装を持つトヨタ2000GTほど洗練されてはいないけど、フランスの大衆車としての簡素な内装を持つこのキャトルも、実に味わい深いポイントを至る所に発見することが出来る、あなどれない存在です。

martinelli's Apple Juice

2010-04-27 15:57:31 | Quatre Collection

今からもう13年ほど前の新婚時代。長男が生まれる前に京都の岩倉の賃貸住宅で暮らしていた我々夫婦は、今と変わらず雑貨屋やランチ巡りをしたり、歩いて行ける距離にあった図書館で絵本を読んで過ごしたり、お弁当を持って平日の公園でデートをしたり、夕方に仕事が一段落したら自転車の2人乗りで行った事のない場所を散策したり…と、基本的には今とほとんど変わらない毎日の過ごし方で楽しんでいました。
そんな頃に出会った雑貨たちは、今でも我が家の至る所にディスプレイされていますが、キッチンの食器棚の上で、常に観葉植物の水栽培の場所として活躍し続けているのが、今日の写真、martinelli'sのアップルジュースの瓶。
この大きなジュースの瓶は、当時、輸入食材が豊富でお気に入りだった、京都北白川通りにある「Michael」というマーケットで、一目惚れしてパッケージ買いした思い出深いモノ。たしか¥800ほどの価格がついていたので、当時少し購入を悩んだ覚えがあるのですが、雑貨を買う感覚で購入。アップルジュースはあっという間に飲んでしまったけど、その後10年以上が経過した今も、お気に入りの雑貨としてキッチンに飾っているので、全くお得な買い物だったワケです。
そのとき以来、一度も見かけた事のなかったこのジュースですが、先日妻とショッピングに出かけたKALDIで、偶然妻がミニサイズのものを発見し、売り場での久々の再会を果たしました。小さなサイズでも相変わらず可愛いこの瓶。またこの小さな瓶も、今後10年以上にわたって共に我が家の歴史を見ていく事になるのでしょう。

THE NEW EROTIC PHOTOGRAPHY

2010-04-26 16:00:31 | Quatre Collection

先日、妻と2人でヴィレッジバンガードに長時間滞在した時に、2人揃ってそのインパクトのある表紙に目を奪われた本。それがこのTASCHENの「THE NEW EROTIC PHOTOGRAPHY」。ディスプレイしてあった高い場所から手にとると、ズシリ…どころか相当な重量があり、電話帳を上回る分厚さ。
まずは何と言っても、水色の浴槽と無数の黄色い鳥のオブジェ(石鹸?)の色のコントラストに一目惚れ。数々のアナログ盤CDジャケット、60-70年代のヴィンテージ雑誌に代表されるように、お洒落エロというキーワードは、常に私の収集の第一級の対象。この表紙だけでも充分にジャケ買いの要素を満たしていました。
TASHENの本といえば、オフィスのシェルフにも沢山の既刊が並んでいて、「内容が価格を大きく上回っている」良書を出版するメーカーとして印象的。All-American Adsの充実した内容と、その価格のリーズナブルさには、度肝を抜かれたものです。
今回の本はTASCHENとしては珍しく、1万円弱という高価な価格設定でしたが、常に一期一会を大切にしている妻が、購入を強く勧めてくれたので、オフィスのシェルフに迎える事になりました。お店では見る事のできなかった内容は、もちろん予想通りの素晴しいもの。ヴィレッジバンガードの紙袋の底が抜けそうなほどの重い本を購入したのは、ちょっと久々のことです。(笑)

絶版絵本

2010-04-22 16:38:33 | Quatre Collection

我々夫婦が絵本を集め始めたのは今から十数年前の新婚時代。結婚前はとにかく雑貨屋さん巡りが中心でしたが、結婚後2人で図書館に頻繁に通うようになって、2人揃って絵本の世界に魅了されるようになりました。
図書館には、書店では遥か昔に絶版になってしまったような絵本が普通に並んでいて、その底知れぬ魅力に気軽にふれることができますが、気に入った絵本を手元に置いておきたいという気持ちと、それがままならないジレンマに陥ってしまう場面もしばしば。この当時はまだネットオークションも今ほど普及していなくて、絶版絵本を探す術もほとんどなかったため、お気に入り絵本は何度も借りて、穴の開く程眺めたり読んだりしたものです。
当時衝撃的な出会いをして「どうしても手元に置いておきたい」と思ったのが、福音館書店のこどものともの「よるのびょういん」や「おみせ」、同じく福音館書店のかがくのともの「こっぷ」「つき」「ゆげ」をはじめとする写真絵本の数々。幸いこの内の何冊かは、この10年ほどの間に限定で復刊されて、今では我が家のおうち図書館に並んでいます。月日の流れというのは凄いものですね。
今日の写真は、家にあるオリジナル版のかがくのともの数々で、ハードカバー化されていないレアな作品も沢山あります。ハードカバーで復刻された名作たちと違い、素朴な作品が多いのですが、どの本からも「かがくのともらしさ」が強く感じられて、愛すべき絵本たちとなっています。わくわくにんげんシリーズをはじめとする「かがくのとも好き」の次男は、どれも大のお気に入りです。

園のたより

2010-04-08 16:44:01 | Quatre Collection

今日は午後から長男の中学校の入学式。しかし残念ながら、とんでもない仕事量をかかえている私はウチで留守番。まぁ、仕事のこともあるけど、これまで幼稚園から6年生までの8年間、ほとんどの学校の父兄行事に参加してきた私としては、中学からは親父までが度々顔を出すことはしないでおこうと、ずっと前から心に決めていた…というのがホントの理由です。
6年生の参観日に毎回妻と一緒に顔を出しても、たったの1回さえ「こないで…笑」と言わなかった純粋な長男に、今後心の成長により「こないで」と言わなければならない時の、気持ちの葛藤を味あわせたくなくて、自ら早めに身を引いたカタチとも言えますね。
長男もまもなくそういう年頃になるし、ここがキリの場面だと感じ、今後はこの姿勢を貫くつもり。行事に参加しなくても、変わらず父は応援していますから。この父の変化をうっすら感じ取って、中学という新生活の重みを感じ、よりしっかりとした男として成長していってくれることを願います。

さて、今日の写真は昨日発掘された「なつかしグッズ」の中のひとつ、私が幼稚園の2年間で使っていた「園のたより」。毎朝幼稚園に到着するとこれを広げて、月ごとの可愛い絵柄の出席ハンコを押してもらうことが大好きでした。にも関わらず、ペラペラとめくってみるとかなりの数の「欠」のハンコ。(笑)毎月最低でも必ず1日は欠席していたみたいで、年間通してひと月皆勤はほとんどないどころか、月に7日くらい休んでいる時もしょっちゅう。昔からウチの両親は「皆勤」というものを全く重要視していませんでしたが、あらためてこの出席簿を見ると、ちょっと休ませすぎ(笑)って感じです。決して病弱だったワケでもないのにねぇ。(笑)

スフラン

2010-04-02 14:01:46 | Quatre Collection

以前にこのブログでもガラモンダダメトロン星人悪魔っ子などを紹介したことがある大怪獣シリーズの、今月の新作が昨日到着。特注サイズのパッケージでボリューム満点のペスターと、スーツアクターの身長差によるガラモンとの体型の違いを忠実に再現したピグモンはどちらも満足な出来映えでしたが、今回特筆すべきは吸血植物スフランの貴重な立体化。
ウルトラマンに登場する怪獣を、すべて食玩の商品としてコンプリートすることを目指していた、バンダイの怪獣名鑑シリーズでさえなし得なかった、まさに快挙ともいえる待望の商品化。古くは原色怪獣怪人大百科でも、このスフランは1怪獣としてカウントされているため、コンプを希望するコアなファンには、地味に必要不可欠なアイテムだったといえます。さすがに単体での発売にはならなかったけど、ピグモンのおまけとはいえ、これが商品化されたこと自体がグッドジョブです。
このスフランが登場する本編は、30分の物語の中にレッドキング、チャンドラー、マグラー、ピグモンという5怪獣が登場する大サービスの回。5体の内の3体までは、前シリーズ「ウルトラQ」の着ぐるみ改造流用怪獣でしたが、地味ながらジャングルでイデ隊員やフジ隊員に巻き付いて苦しめるくだりは、以外とチャンドラーより登場時間としては長かったような記憶が…。
しかしこの大怪獣シリーズ。このサイズでコンプリート目前までくるとは、実に驚きのシリーズとなりました…。

トリコロールテープ

2010-03-24 09:20:36 | Quatre Collection

幼児の頃から愛用しているホッチキス、中学生の頃に技術の授業で自作したちりとり、おばあちゃんが愛用していた形見の水さしを今でも大事に使っていたり…と、動物占いのたぬきの特徴そのままに、愛着のあるものを長く使い続ける私。
それらは大切に使用していればもちろん一生モノですが、実はオフィスにある消耗品のなかにも、もう10年くらい使い続けているものがあります。
今日の写真のうずまきデザインのクリップとトリコロールのテープがそれ。ただ、この2つの消耗品、「この10年の間に何度か買い足しながら愛用している」のではなく、10年前に購入したものが、いまだになくならずに残っている…というところがポイント。(笑)
以前にも一度ブログで書いていますが、このトリコロールのテープは、毎月請求書を送付する時に、封筒の封を閉じる時に必ず使用しているヘビーローテーションアイテムであるにも関わらず、まだあと10年くらいは使えそうな残量。まぁ、1通の封筒に対して8mmほどずつでカットして、フランスの国旗シールとして使用しているので、月に10通の請求書を送付したとしても8cmくらいしか減っていないから無理もないんですけどね。(笑)10年前からの無意識のエコだといえますね。

香りの小袋

2010-03-23 17:53:33 | Quatre Collection

基本的に、朝、Macの前に座ったら夕方のこの時間まで、ランチの時以外はあまり動かずに仕事に集中している私。そんな私の元に、絶妙のタイミングでコーヒー牛乳を持ってきてくれたり、様々なフレーバーの紅茶をいれてきてくれたり、小皿にチョコレートやのど飴等のおやつをチョコンと乗せて差し入れてくれたりと、主婦としての仕事の他に、私の身の回りの世話を至れり尽くせりでサポートしてくれる妻。
お庭に出たら可愛いお花を摘んできて、小さなテーブル挿花を作り、Macの横にそっと置いてくれたり、息子たちが学校で素敵な作品を作って帰ってきたりしたら、Macのすぐ左後ろの壁に押しピンで貼付けて、常に私の視界に入るように展示してくれたりと、飲食関係以外の心配りも絶妙。
以上のような味覚と視覚を満たすものの他、自作の小袋にフレグランスを詰め込んだ(写真)、嗅覚に訴えるものもありますが、彼女ならではの素晴しいサービスは、聴覚を潤す彼女自らの演奏。仕事中は朝から晩までiTunesによるシャッフルプレイを流し続けている私ですが、たまに私が再生をストップしている時を見計らって、Fender Rhodesのアンプの電源を入れて、duex cafeのオリジナル曲を中心に演奏をはじめる妻。Rhodesの音色と彼女の歌声が響く昼下がりのリビングは、我が家だけの特別な空気を見事に創りだしています。久々にご一緒に彼女の歌声はいかがですか?

MySpace/duexcafeのページ
http://www.myspace.com/duexcafe

天才バカボンのおやじ

2010-03-21 17:42:02 | Quatre Collection

寝る前に読む本…といえば、やっぱりマンガが気楽で良いです。もっとも私はベッドに入るとすぐに寝てしまうタイプなので、マンガを開いても10ページも進まないうちに寝てしまい、翌朝、その内容はほとんど頭に入っていないのが常なのですが…。
我が家の寝室の両サイドに設けられた大容量の収納といえば、膨大な絵本の蔵書を誇る「おうち図書館」の話が、このブログでも何度か登場していますが、実はその対面あたる収納には、絵本に負けないくらいの「まんが図書館」があります。こちらはきちんと本棚に整理されているわけではなく、作者別やジャンル別にダンボール箱に収めて積んであるのですが、昭和の作品を中心に、なかなかバラエティにとんだ蔵書内容となっています。
そんなこんなで、少し前から手塚治虫さんの懐かしい作品のひとつ「ミクロイドS」を、少しずつ寝る前に読んでいたのですが、物語が完結する3巻だけが見つからず、やむをえず2巻が終わったところでストップ…。膨大なダンボールをいくつか開けてみたものの、やはり見つからなかったのですが、かわりにとても懐かしいマンガが出てきました。
昭和45年に実業之日本社から発刊されていたホリデーコミックスという、ほんの27冊だけの作品を残した小さなシリーズの中の「天才バカボンのおやじ」という作品です。ご存知のように「天才バカボン」というマンガの事実上の主人公は、バカボンではなくパパの方。この本にはわざわざ「~のおやじ」というタイトルがついていますが、普通のバカボンのマンガと少し違う点は、大人でないとわからないような内容が含まれているところです。小学生の頃に出会ったマンガですが、当時はわからなかった内容が、…なるほど、今ならわかります。寝る前に気楽に読める本としては、こういうマンガが最良ですね~。赤塚さんはやっぱり偉大です☆

ほうきとちりとり

2010-03-11 18:30:25 | Quatre Collection

先日のブログで「幼児の頃から愛用しているホッチキス」を紹介しましたが、今日もそんな愛用品の登場。
ねこたがやってきた19年ほど前から、猫のトイレ近辺の砂の散らばりをササッと掃除するために使用しているこのほうきとちりとり。ほうきの方はねこたがやってきた当時に、京都の嵯峨野にあるおばあちゃんのお墓のすぐ側にあった、素朴な手作り雑貨店で購入したものですが、ちりとりの方は、私自身が中学生の頃に技術の授業で作った完全なハンドメイド。
たしか中学2年生の時に作ったものなので、もうかれこれ28年間使用していることになる年季の入った品ですが、床との接地感もなかなか優れていて、床に散らばった細かい猫の砂を集めるのに適しています。
一枚の鉄板に展開図を書き、それを切り抜いて、万力ではさんで折りまげたり、リベットを打ち込んでパーツをあわせたり…。このちりとりを作った中2の頃の技術室の様子や、「若干…」という言葉が口癖だった技術の先生の想い出が、いつでも甦ってくる、大切な道具のひとつとして、一日として触らない日がない愛用品です。

さて、本日は妻が近所の奥様たちとランチに出かけたので静かな午後でした。相変わらず冬の気温に逆戻りのようですが、リビングの窓際はぽかぽかと暖かく、猫たちはずっとゴロゴロと転がっていました。