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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

京阪電車2200系

2010-10-12 16:14:53 | Quatre Collection

少し前、中学に入学して3回目のテストを迎える長男の士気を高めるために、「各教科◯◯点以上とったら望みの品をプレゼントしよう!」というシステムを提案。設定した点数は特に高いものではなく、ちょっと頑張れば余裕でとれる数字でしたが、頑張れば頑張った分だけ点数につながる…ということを実感させてやることが第一目標だったので、結果的にこの提案は成功。
滅多にものを欲しがらない彼の希望の商品といえば、もちろん鉄道模型。しかも今年100周年を迎える京阪電鉄の、2200系という渋いセレクトなので、高価だけど与える側としても納得の商品でした。というか、私自身も欲しかった好きな車輛なので、長男のテストでの頑張りにホッと一息です。
一方、小学校と中学校では根本的にテストの重みが違うとはいえ、いつも100点や、悪くても90点前後の点数をとってくる次男にも、同じようなご褒美を用意するべく、今回は次男のリクエストである京阪電車のDVDをブレゼント。大人でもいわゆる報酬を得るために頑張っているんだから、これはごく自然なことだと思ったり…。
昔からこのブログによく書いていますが、私は「自由な時間を奪われてまで、勉強をする必要はない」という考えなので、いまだに息子達に塾通いや習い事はさせたことはありません。朝から晩まで時間に支配されて勉強させられている子供達の目指す、存在しない終着点は理解出来ないし、どんなに勉強が出来ても心に余裕がなくて常識のない大人も沢山いますからね。
息子達には、常に両親が仲良しなところをいっぱい見てもらって、いつも健康で人間味溢れる優しい大人になってもらえたら、それで充分です。
今日の写真は、昨日次男が一生懸命デジカメで電車を撮影していた、京阪電車の有名な撮影スポットの鉄橋です。

figma

2010-10-04 16:50:02 | Quatre Collection

私が日本のアニメーションに惹かれてよく観ていたのは、今から20年以上も前の大学生の頃まで。当時はガンダム以降の日本サンライズの諸作品や、高橋留美子さんの「うる星やつら」に代表される様々な作品を楽しみにしていました。
しかしその時期は非常に短く、サンライズ作品ではコミカルなタッチが新鮮だった「超力ロボガラット」、るーみっくワールドでは「めぞん一刻」以降、アニメーションはほとんど見なくなってしまい、今日までの20年間で話題になった作品…、たとえば「エヴァンゲリオン」や「ケロロ軍曹」なども、いまだに1回も観たことがなく、おそらくこの20年の間には、一般的な人と同様、ジブリ映画かPIXER映画くらいでしかアニメーションと接する機会はありませんでした。
そんな私なので、もちろん最近のアニメの知識なんて全くゼロに等しいのですが、先日、電球やeneloopを買いに家電量販店に出かけた時に、付属のドラムセットをはじめとする楽器の造形クオリティに惹かれて、「けいおん!」というアニメの主要キャラクター(らしい)5人のフィギュアを大人買い。(笑)日々多くの買い物をしている私ですが、こういったアニメキャラのフィギュアを手にするのは「何年ぶり…?」ってくらいに久々なので、ちょっと新鮮なアイテムとなりました。ただ、もちろん観たこともない作品なので、これを機会に観てみよう…と思って、ブルーレイで番組検索してみたら、あらら…昨日が最終回でした。(笑)
それにしてもこのfigmaっていうシリーズ。ガレージキット創成期を肌で感じて育ったヘビーモデラーの私にとっては、まさにカルチャーショックともいえる凄い商品です。

緑ヶ丘中央病院

2010-09-29 16:42:09 | Quatre Collection

私の自宅での仕事歴はまもなく20年。妻とは結婚して以来ずっと24時間一緒にいることになるけど、相変わらずお喋りのネタは尽きない関係です。
そんな彼女は、ずっと一緒にいるにも関わらずよくお手紙をくれるのですが、今朝、私が目を覚ましてきた時に、ちょうど歯医者さんに出かけるところだった彼女が、「手紙読んでおいてね~☆」というので、Macのマウスの横におかれた恒例の小さな手紙を手にとってみると…。
いつもは、夜中に仕事をしていた翌朝に「労いの言葉を書いた手紙」をくれたりするのですが、今日は何が書いてあるのかと思って読んでみたら、「さっき掃除している時に、緑が丘中央病院がバラバラになってしまって…。ゴメンね」という謝罪の手紙でした。(笑)
緑が丘中央病院とは昨日組み立てたばかりの鉄道模型用の情景建物。見てみると、それは和室の机の上でホントにバラバラになってましたが、元々増築が出来るように工夫されたキットなので、8分割ぐらいにいつでもバラせるようになっている商品で、特に破損したりはしていませんでした。(笑)妻は驚いたみたいですが、どんな掃除の仕方をしてあんなにバラバラにしたのか、そちらの方が気になるところです。(笑)

かじだ、しゅつどう

2010-09-26 18:34:02 | Quatre Collection

恒例となっている月末に届くTLV。今月は、息子達が幼児の頃に大好きだった福音館書店の幼児絵本「かじだ、しゅつどう」を思い出させてくれる、日野TC343はしご付消防車。厳密には「かじだ、しゅつどう」に描かれている消防車とは年式が違うけれど、堂々とした日野のエンブレムがフロントにあしらわれたデザインは共通なので、まさにあの絵本のような懐かしい印象が漂う車種のセレクトといえます。
私の記憶が確かなら、たしかこの日野のはしご車は、長い期間にわたって本家トミカの120枠の中で「はしご車」のポジションに設定されていたものと同じ車種。長男がトミカに夢中になっていた10年前頃には、まだ通常ラインの人気定番モデルとして、120枠の中に含まれ、普通におもちゃ屋さんに並んでいたと思うけど、さすがに今は現代風の車種に入れ替わっているのかも…。
ところでこの「大人のトミカ」であるTLVシリーズの最大の特徴は、すべて1/64スケールで統一されていること。先月はじめてリリースされた建物「派出所」をはじめ、バストラック、軽自動車が統一スケールで再現されているので、リアルにそのサイズの対比が出来るのがとても魅力的です。数ヶ月前に発売された日野化学車(写真右)や、今月同時リリースとなった消防指揮車(写真奥)などと並べることはもちろん、最近は人物フィギュアが付属しているものもあるのでより一層いい感じです。

トミカラマ

2010-09-19 17:14:04 | Quatre Collection

いつものことですが、お務めしてないために祝日の感覚がまったくない私…、来週に2日間も祝日があることを、昨日はじめて知りました。(笑)
1週間程前に、あるお仕事の納品日を決める時にも、「いつ頃あがりますか?」と聞かれたので、「じゃあ、20日の月曜日にお送り出来るように進行します」って普通に答えちゃいましたよ。20日って祝日だったんですね。(笑)
来週は多くのお仕事が一段落するため、1週間丸々オフにするつもりでいましたが、その内の2日分は普通に世間一般の方達もお休みだったということで、特別感も薄れ気味。
ということで、明日納品予定のお仕事をしっかりと整えた後は、息子達と鉄道模型遊び。遊び…といっても私は、先日購入した「島式ホーム」のシールを貼る作業に専念。ホームの白線や黄色い線、停止線に行き先表示板、キヨスクや時計、その他細々としたシールを全て貼り終えると、かなりリアルなホームになりました。ただ、これは年齢による仕方のない事実ですが、細かいシールをカットして貼る作業をする時、ホントに小さなものがしっかりと見えません。(笑)これはまさしく老眼ですね。
今日の写真は、先月発売されたトミカリミテッドヴィンテージサイズの情景建物「トミカラマ」の第1弾「派出所」。忙しくてずっと開封出来ていなかったけど、本日とうとう開封いたしました。パッケージになんとなく70年代のレトロ玩具な雰囲気が感じられる点も素敵な商品です。この派出所に付属しているブルーバードのパトカーは、旧ルパン三世でお馴染みの車種ですね。このサイズで昔のガソリンスタンドとかも欲しいな。

EVALUTION

2010-09-03 16:18:03 | Quatre Collection

私の100のコレクションのひとつ「1/6フィギュア」については、これまでにもこのブログで何度も語ってきた通り。今年に入ってからは、ターミネイターやBAD版のマイケル等、Hot toysのハイクオリティーな商品の到着ラッシュでしたが、今月はTRIAD TOYSの新開発女性素体「EVALUTION」が到着。
フィギュアの技術的進歩がダイレクトにわかる素体の魅力については、今年の始めに届いた「TRUETYPE」の紹介の時に書きましたが、同じ女性素体でも、各メーカーの個性が色濃く出ている点は本当に興味深く、時期がほんの少し違うだけで、関節のシステム等に新しい試みがみられたり、様々な工夫が凝らされているの感じるのは、このコレクションを実際に動かしてみる醍醐味のひとつです。
今回のEVALUTIONは、TRUETYPEのようにラバーパーツを使用していないため、従来通り、関節部の継ぎ目はそのままではあるものの、女性の持つ美しいボディラインを見事に再現している点が素晴しく、関節の可動範囲に関しても申し分のない範囲を実現。バストのサイズも3タイプが用意されていて、好みに応じていつでも取り替えが出来るようになっています。
ところで本来、素体は着せ替えのベースとなる人形であるため、衣服は付属していません。1/6のモンハン装備の着せ替えセットがあれば、絶対に全商品購入しちゃいそう。(笑)どこかのメーカーからそういう商品が企画されないものでしょうか?

特撮リボルテック

2010-08-17 16:38:49 | Quatre Collection

今から10年程前に、オフィシャルサイトで毎日更新していた「きょうのウラコレ」をご覧になっていた方なら、もうすっかりご存知のように、私のコレクションのジャンルはかなり多岐に渡っています。
大きく分けるとインテリア・雑貨・本・レコード・玩具…となりますが、あまりにそのジャンルの幅が広く、かつ細分化され、各コレクションの種類が多すぎて、近年ではなるべくその間口を絞り込む方向で、自分でも制御しているつもり…です。(笑)
なので、10年前なら片っ端から手に入れていたモノなんかも、冷静なセレクトで対象外になるケースも多く、さすがに毎日のように何かを購入していた若い頃のような習慣からは脱却成功。でも、絞り込んだはずのレギュラー購入リストでさえ、まだまだ一般的な趣味人のレベルから常軌を逸しているのは確かです…。(笑)
そんな私にとって、以前なら当然のように購入対象となったであろう、海洋堂の「特撮リボルテック」というシリーズ。その商品ラインナップや内容からすると、間違いなくコンプリート対象でしたが、鉄の心でこれまで売り場で見て見ぬ振りをしてきました。(笑)第1弾のブースカの時点ですでに気持ちがグラグラに揺らいでいましたが、なんとかここまで手を出さずに乗り切って、「よくやった自分!」的な代表的な対象外シリーズになるかと思いきや、先日書店で見かけた新商品、トイストーリーのウッディとバズにノックアウトされ撃沈…。それでも売り場で箱を手にとりながらも、絶対に手を出さない気持ちは硬かったのですが、横から妻が「買った方がいいよ~☆」という甘いセリフを浴びせ続けたので、とうとう禁断の購入に至ってしまいました。(笑)トイストーリーファンとして、どちらか1つ…という選択はありえないので、もちろん両方…。
ちなみにこの時点で、自分の中でのコレクションルールをもうひとつ破っております。それは「トイストーリーに関しては必ず1/1サイズのものだけを購入する」という昔から貫いてきた自分のこだわり…。でも…このニヤリ顔のウッディは、やっぱり押さえとかないとマズイでしょ?(笑)

ダンカン

2010-08-10 16:45:50 | Quatre Collection

昔からコレクションは確実に「開封する派」だった私ですが、今年はホントに仕事が忙しすぎて、届いた荷物をゆっくりと眺める心の余裕もないため、毎月届く商品が未開封のまま溜まりつつあります。
特に毎月2点程の新作がリリースされる「大怪獣シリーズ」は、懐かしさゆえにコンプリートしているシリーズですが、一部組み立てが必要なソフビ製であるため、開封が億劫になる傾向があり、これまでに届いた商品の未開封率40%ほど…。
組み立て…といっても尻尾をハメこんだりするだけではあるのですが、ソフビ製なためドライヤー等で温めて、柔らかくしてから着脱しなければならない…という作業がネックとなり、未開封率を高める要因となっております。
ただ組み立てが必要なものは身体の大きな(長い)種類のものに限られているため、定型のパッケージにそのままでも収まる一体型の怪獣も多く、そちらはなんとか届いた日から3日以内くらいに開封に至っているという状況。ここ最近ではデザイン的にも色彩的にも昔からお気に入りだった「ダンカン」(写真)が、一体型で開封もお手軽でした。
まあ、とはいえ、とりあえず一度開封してみたらそれで納得して、その日のうちにまたきっちりとパッケージの元の状態に戻すんですけどね。(笑)これらをゆっくりと開封して眺めるのが老後(笑)の楽しみのひとつとなるでしょう。

サンヨー扇風機

2010-08-05 18:56:23 | Quatre Collection

先日のブログでも書いたように、リビングのエアコンがきかないため、急遽ピンチヒッターとして抜擢されているのが扇風機。ただこの扇風機。私の記憶がたしかなら、私が中学生か高校生くらいの頃に、父が私の部屋用に買ってくれたもの。
ということは扇風機年齢にして、もう30年近くの歳をかさねた、おじいちゃん(おばあちゃん?)扇風機であることはたしか。ずっと側にあって愛用してきたものなので、あまり意識したことがなかったけど、70年代の終わりか、80年代初頭に作られたものらしく、デザイン的にも80年代レトロな風格が自然に漂い始めていることに最近気づき、ますます愛おしく感じるようになりました。
昔の扇風機の定番だった涼しげな透明ブルーの羽や、子供の指くらいだったら簡単に入ってしまいそうな間隔の保護柵、真四角のベース部分など、現代の扇風機にはない懐かしい要素が満載。しかしなんといっても最大のレトロ要素は、パチンと押し込むタイプのスイッチボタンと、回転式のタイマーレバー。最近は「押した~!!」っていう手応えのあるスイッチが、この世からほとんどなくなりつつあるので、実際には足の指で押すことの方が多いこのボタンは、実に貴重な存在です。回転式のタイマーも、同じ時代のテレビのチャンネルが、まだダイヤル式だったことを示す証でもありますね。それにしても扇風機の寿命ってほんとに長くて驚きです。

コカコーラ・ルートカー

2010-07-27 14:45:06 | Quatre Collection

毎月決まって4点前後の新商品が発売されるトミカリミテッドヴィンテージは、その商品化のセレクトが渋く、常に私のツボをついてくるのですが、今月到着した4つの内の2点は久々の大型車で、そのどちらもが細部まで精密に再現された素晴しい出来で、旧車ファンとして唸らずにはいられません。
定番のトミカとは違って、すべて1/64の統一スケールで展開されるヴィンテージは、乗用車やバス、消防車、トラック等の大きさが実物のそれと同じ感覚で楽しむことが出来るのが最大の魅力。それゆえに大型車は、乗用車以上にボリュームがある分、細部の再現力が尋常じゃない程に凝っていて、ただ眺めているだけでも少年の心に戻ってしまうくらいに魅力的です。
今月の目玉は、はしご車に続く大型消防車の第2弾である日野KB324型科学消防車ではありますが、個人的にはニッサン3.5トントラックのコカコーラ・ルートカーの渋さにくらくらせずにはいられません。コカコーラ・ルートカーといえば、通常ラインのトミカでも度々ナンバリングされてきたトミカの定番車種ですが、無数に付属した黄色いケースに入ったコーラの瓶や、配達員人形、運搬台車など、1/64スケールならではのオプションパーツも豊富で、まさにルートカーの集大成ともいえる商品となっています。
数年前に最初の商品が発売されてから、限定品も含めすべてのラインナップをコンプリート中のこのシリーズですが、これからもその渋い商品化センスに目が離せません。

何度も借りる本

2010-07-24 14:46:29 | Quatre Collection

ご存知のように、我が家ではこちらに引っ越して来て以来の8年、借りてきては遅れて返却…そしてまた借りてきては遅れて返却(笑)の繰り返しで、途切れることなく常に図書館の本との付き合いが続いています。
1回に借りてくる册数は、平均すると各自約20冊前後。なかなかの読書家である妻に関しては、時に30冊以上の本を借り、専用のトートバッグに収まりきらない時もしばしばです。
ただ、これだけの長い期間、図書館に通い続けていると、好みの本はすでにだいたい一度は借りて読んでいるものが多く、新鮮な新刊との出会いが減ってきているのも事実。しかし、小説や絵本が中心の妻と違って、私には「お気に入りの本は何度でも借りる」という習性があり、実際、「この本…図書館にいる時間よりも、ウチにいる時間の方が長いんじゃ…?」(笑)というような状況におかれている本も多数です。
この8年間の私の「貸し出しリスト」のデータベースを見ることが出来たなら、おそらく最高で15回くらいは借りている本もあるはずですが、もちろん初めて借りた時に、とりあえずは読破しているので、何度も借りたからといって、その都度きちんと読んでいる…ということでもなく、なんとなく手元にあって安心していたり、その思い入れは様々。2~3回借りてきている時点で、「これは購入して手元においておくべき本」だと思うのですが、ついついいつでも簡単に借りられる…という状況に流されている本が、ホントに沢山存在します。
今日の写真「妖怪人間ベム大全」も、今回がちょうど3度目。やはり購入した方がよいのかどうか迷い中(笑)です。

eneloop

2010-07-20 15:14:44 | Quatre Collection

ライフスタイルを全て「お気に入り」で統一したい時に、一番デザイン的なネックとなるのが、電化製品や周辺機器。ソファやテーブルをカリモクで揃えたって、現代風のテレビがそれを相殺し、素敵なキッチン雑貨を集めたって、一番存在感が大きな冷蔵庫がデザイン的な魅力のカケラもない現代風のものであれぱ、実に台無しです。
そういう意味では70年代のテレビや冷蔵庫って、荒削りではあるけどデザイン的な魅力が豊富なものが多いんですよね。現代の家電のデザインはクールなようで野暮ったいものが多く、なかなか好きになれるものが少ないのが私の印象です。
そんな状況の中でも、時折キラリと光るデザイン家電が姿をあらわし、我が家でもここ数年で掃除機電子レンジ炊飯器暖房器具などは、納得のいくデザインのものを導入することに成功。
さて、最近の家電周辺機器のデザインで、私の最大のお気に入りデザインはeneloop。これだけクールでシンプルなデザインの商品が、広く多くの人に愛されていることは素晴しいことだと思います。Wiiをはじめ、Xboxなどのコントローラーは今やすべてワイヤレスなので、常に単3電池が必要。電池ボックスに入れて蓋をしてしまうのが惜しいくらいの充電電池であるこのeneloopは、我が家でも大活躍です。
ちなみに数年前にSANYOさんのパンフレットのお仕事をさせていただいた時に、このeneloopもイラストにおこしたことがあります。

サイケデリック・ミキ

2010-07-18 17:21:53 | Quatre Collection

つい先日このブログでも書いたように、息子たちは昔からドラゴンボールに夢中。当然のように、旧TVバージョンの「ドラゴンボールZ」からのファンである彼らは、PS2版の「スパーキングネオ」や「メテオ」といった旧バージョンベースのゲームに長く親しんでいるため、現在放送中の「ドラゴンボール改」での声優さんの変更が常に気になっている様子。(笑)
メインキャラでは、天津飯を演じていた鈴置洋孝さんが亡くなられているので、代わって緑川光さんが演じておられるけど、これは私にとっても違和感のないナイスなキャスティング。息子たちにとっても、ボボボーボ・ボーボボのソフトンの声であるということで、とっても馴染み深い声優さんみたい。ちなみに緑川さんは旧Zで、人造人間16号やパイクーハンも演じておられるので、DB声優としては常連さん。「改」で私がもっとも違和感を感じた変更はナッパだったけど、基本的にはほとんど旧バージョンと同じ声優さんがキャスティングされているので、安心して楽しめる感じ。
ところで声優さんの変更に関して、実は我が家で一番ナーバスなのが次男。(笑)本日放送の回からいよいよ人造人間16号・17号・18号が登場するということで、先日から「声が代わってないか」を非常に気にしていました。(笑)
今日の放送を観て、なんとなく18号の声の印象が違って聴こえたらしく、ちょっと心配していた次男でしたが、エンディングのキャストを見てホッと安心していました。ちなみに18号の担当は、伊藤美紀さんというベテランの声優さん。次男にとっては一番好きなキャラである19号に続く、お気に入りキャラだけに、伊藤さんの声でホントによかった。ママと同じ名前の声優さんなので、特に思い入れも強いみたいです。
今日の写真はドラゴンボールとはなんの関係もないけど、「ミキ」つながりで「サイケデリック・ミキ」。1971年公開の「ゴジラ対ヘドラ」において、ゴーゴー喫茶のシーンに登場する全身ペイントの女性で、数年前に我が家にやってきた、かなりマイナーなセレクトのフィギュアのひとつです。

人造人間セル

2010-07-16 15:00:09 | Quatre Collection

世代をこえて愛されるという点で、鳥山明氏の作品は本当に素晴しい。親子二世代~三世代にわたって支持される作品の代表としては、ウルトラマンや仮面ライダーが有名ですが、80年代に彗星のごとく登場した鳥山氏の最高傑作ともいえる「ドラゴンボール」も、作品の年齢から三世代とまではいかないにしても、まさに前二者に続く、男の子たちの永遠のヒーロー作品として申し分のないポジションを築いているといえるでしょう。
鳥山氏の作品としては「ドラゴンクエスト」との出会いの方が先だった我が家の息子たちも、幼児の頃からドラゴンボールの魅力に取り付かれ、彼らが生まれるずっと以前から私が所有していた全巻のコミックスに自然に触れ、数年に渡ってその種類を増やし続けているガチャガチャのフィギュアの収集も、今では100体を軽く越えるまでに…。現在は毎週テレビでの放送もあるため、まさにピークを迎えているといえましょう。
ところで後期ドラゴンボールといえば「サイア人編」「フリーザ編」「人造人間編」「魔人ブゥ編」と、大きくわけて4つのエピソードが存在しますが、私が意外と好きなのが「人造人間編」。これに登場するセル(写真)が結構好きなのです。鳥山氏のそのキャラクターデザイン(特に第1形態)も最高なのですが、アニメ版の声優である若本規夫さんの声がまさにハマり役。
実はこの若本さんの声といえば、それ以前はサザエさんの脇役で、マスオさんの同僚であるアナゴくんの声ぐらいでしか聞く機会がなかったのですが、昔から私はこのアナゴくんの声が大好きで、旧ドラゴンボールで初めてセルの声を聞いた時は、本当に感激したものです。今では「人志松本のすべらない話」のナレーション等でもカリスマ的な人気を誇っている若本さんですが、その転機のひとつとなったであろう人造人間セルは、キャラクターとしての魅力と声優さんの魅力が見事に昇華した、必然的な奇跡の産物だと思います。

きょうの猫村さん

2010-07-13 14:21:30 | Quatre Collection

自分の記憶が確かなら、子供の頃の私が最初に手にした漫画は、藤子不二雄の「ドラえもん」の第6巻。巻頭を飾っていた「夜の世界の王様だ」にはじまり、いきなり最終回である「さようならドラえもん」が収録されたこの巻は、初めて出会う漫画としてはクオリティの高すぎる作品でした。
それ以降の小学生時代、私もGペンとインクを手にして、当然のようにストーリー漫画を描き始めることに。おそらく処女作だったと記憶しているのは、「ダメおやじ」に強く影響を受けたと思われるギャグ漫画「ヘン太くん」。初作品にして、はじめてGペンを使用した漫画として、強く印象に残っています。ところがその後も様々な作品を描いていく上で、プロのようにGペンとインクを使用して描くより、鉛筆でスピーディーに仕上げる方が自分にとって楽であることに気づき、70年代後半のアニメの要素を取り入れた「おたふくマン」では、全篇鉛筆描きに逆戻り。高校・大学時代になると、少女漫画のテイストも加わり、よりオリジナリティーな短編を多数制作。この頃には鳥山明氏や江口寿史氏らがサインペンやロットリングを使用した作品を発表され、「漫画はGペンで描かなければならないもの」というひとつの固定概念は崩れて、私自身も好きな画材を使って漫画を描くようになりました。そんな中、1992年に全150話の4コマ漫画として描き上げたのが「タンボーグA」。今から12年程前、ウチのオフィシャルサイトで、毎日1話ずつ更新していたこの作品をご覧になった方も、何人かおられるのではないでしょうか。
18年前のこの作品以来、仕事が忙しくて、自分で漫画を描くことは出来なくなりましたが、変わらず漫画を読むことは大好きです。なかでも3年前に出会った「きょうの猫村さん」は、ネットで毎日1コマずつ更新されるスタイルや、鉛筆描きの作品であるという大胆な作風に大いに共感させられ、お気に入りの作品です。猫村さんの体型が、なんとなく我が家のマロンに似ているのも親しみがわくポイントです。(笑)