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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

1/150 団地

2011-03-26 18:15:58 | Quatre Collection

本日は「春休みにたった2日しかない…」という長男の部活の休日。朝から息子達と2階の子供部屋で、鉄道模型で遊んだ後、家族4人が揃う休日を無駄にしないよう、ランチにくら寿司に出かけた後、食材の買い出しなども兼ねてハズイへ。
そこに併設されたJoshinで、次男と二人で手にしたのが1/150スケールの団地のプラモデル。いろんなタイプの住宅お店商店病院など、我が家の鉄道模型の情景として、私が担当する建物部門もなかなか充実しているのですが、こういった団地レベルの巨大な建物が加わることによって、より一層街並にメリハリが出るだろう…ということで、これを購入。
実はこの商品、随分前に目にした時にも一度買いかけたことがあったのですが、100%組み立てが必要な完全なプラモデルタイプだったので、時間が出来るまで躊躇していました。
今回は次男と二人で制作することに決めて購入。結果的に次男の手先の器用さをあらためて感じさせられる「父と子のプラモデルタイム」となりました。箱を開けると想像以上のパーツ数だったのですが、ニッパを使ってランナーからパーツを切り離す作業は、すべて次男がたった一人で担当。その丁寧かつ迅速なニッパーさばきが本当に見事で、細かいパーツのバリ落としまで、A型らしい完璧な仕事でした。
後半には組み立てや接着にもその手腕をふるった次男のアシストによって、約3時間強くらいで見事に完成。この商品、パッケージの写真が多少イマイチ(笑)なのですが、実際に完成した現物は、パッケージのイメージより確実にいい感じ。出来ればもう一つ購入して2棟並べたいところですが、組み立てになかなかの労力を要するため、その勇気が出せないのが玉にキズかも…。(笑)

3台目のiPod

2011-03-10 16:08:16 | Quatre Collection

去年の秋にMacのハードディスクがクラッシュした時に、一番ショックだったのがiTunesの音楽データの消失。
常にバックアップを心がけている仕事用のファイルと違って、3年近くかけてコツコツと1万曲余りを編集していたiTunesのデータは一切バックアップなしでした。
iTunes Storeから1曲単位でダウンロード購入した数十曲の音源はすべて消えてしまったものの、それ以外の音源は元々手元にあるCDから読み込んだものなので、完全に音源が失われてしまったというワケではありませんが、A型乙女座完璧主義の性格全開で、オムニバス形式のアルバムに含まれる曲のすべての元ジャケットアート等を探し出して、完璧にジャンル分けした約3年にわたる労力が一瞬で水の泡になったことが何よりショックでした。
ただ、唯一の救いがクラッシュしたハードディスクと同調していたiPodの存在。失われた1万曲のデータがそのままの状態で残っているため、ダウンロード購入した曲も無事に聴くことができます。しかし、接続することによってその内容が更新されてしまう新しいハードディスクのiTunesと同調するワケにはいかず、実質、そのiPodは現状の1万曲の状態で殿堂入りさせるしかないということになります。
そんな中、新しいハードディスクに含まれるiTunesの方も、昨年の秋以降に購入した新しい音源を中心に、少しずつ再読み込み作業を進め、ようやく1000曲を越えるくらいまでは復旧。そろそろこれらの音源もドライブに持ち出したいので、先日我が家では3台目となる160GBのiPod Classicを購入しました。同じものだと思って「せめて色だけでも変えよう」と今回はブラックを選んでみましたが、ボディの厚みや細かい仕様が微妙に異なっていたことに、届いてから初めて気づきました。

カロリーヌ

2011-03-09 12:04:30 | Quatre Collection

先日、ダイニングテーブルを買うために妻とお出かけした時に寄ったBook Offにて、久々に夫婦揃って歓喜した掘り出し物が、今日の写真のカロリーヌ絵本7冊。
カロリーヌ絵本と言えば、我が家ではマドレーヌマルチーヌ絵本と共に、3大フランス少女絵本シリーズとして、すっかりお馴染み。最初に手にしたのはまだ京都の岩倉に住んでいた我々の新婚時代の1996年頃で、息子達もいなかったその当時は二人で洋書店を頻繁に訪れては、フィーリングに合う洋書を購入していて、その流れで絵柄の可愛いこのシリーズを数冊我が家に迎えることになりました。
それらの洋書版のカロリーヌ絵本は、もちろんすべてフランス語表記であるため、絵を見て内容をなんとなく想像するという読み方が常でしたが、その2年後にはフェリシモから日本語版のカロリーヌ絵本シリーズが復刻され、近くの図書館の絵本コーナーにも並ぶようになったことで、ようやくそのお話の内容を知ることが出来るようになりました。
でもすでに数冊の洋書版カロリーヌを所有していた我が家では、この貴重な日本語版のカロリーヌ絵本を購入することなく月日が流れ、その後は古本市や古書店での発掘で少しずつ入手していくことになりました。
そんなワケで、先日はまだ手元になかった何冊かの日本語版カロリーヌ絵本を1冊\105で、まとめて見つけることが出来ました。ピエロ・ダミさんのせかいのちしき絵本かがく絵本との出会いなど、Book Offはやっぱり侮れません。
ちなみに日本語版カロリーヌは、絵の中に組み込まれている文字もすべて日本語になおされていて、その雰囲気がまた味わい深いのが特徴です。

ランドクルーザー

2011-03-04 17:09:49 | Quatre Collection

このところずっとぽかぽかと暖かかったので、もうてっきりこのまま春になるのかと思いきや、この2日間は積雪と吹雪で完全に冬に戻った感じ。夜になるとゴウゴウと激しい風の音が響き、朝になると外は辺り一面の雪景色。気温もぐうんと下がって、久々にエアコンとデロンギのタプル暖房に頼っている程…。
本日もずっと雪が降り続いた一日でしたが、午後から次男の「3年生最後の参観」があるということで、いつも通り妻と二人で小学校に出かけてきました。一度に凄い点数の制作が必要だった案件も、2週間に渡る休日返上の地道な努力によって、本日の午前中でほぼ一段落。今週末は久々に完全に仕事から離れた休日が過ごせるかも…。
ということで、一番仕事が忙しかった先月の後半に届いたTLVを、ようやくゆっくりと開封する時間的余裕が出来ました。毎月4~6点の新商品がリリースされるTLVですが、2月は日野のタンクローリーをはじめ、トヨタランドクルーザー2色、ニッサンテラノ2色の5点が登場。中でもランドクルーザーはなかなか渋いセレクトで、このシリーズの幅をさらに広げるラインナップのひとつとなりました。

2つボタンのペンケース

2011-03-02 16:42:10 | Quatre Collection

この数週間にわたって休みなく作業してきた数件のお仕事が、ほんの少し一段落の兆し。ということで、本日は午前だけをオフにして、妻と二人で草津方面にショッピングへ。
昨日amazonから届いた冨田恵一さんのベストCDをBGMに、久々のショッピングモール「SARA」に到着すると、まずは私の新しいシャツを求めて洋服屋さん巡り。しかし残念ながら私が思い描いていたような「アーティスティックでミッドセンチュリーっぽい色合いの長袖の柄シャツ」には出会えなくて、服の購入は断念。仕方なく次の目標である我が家の3代目のiPodを購入すべく、Macの専門店へ移動。でもこれもよくよく考えたら、これまでの2台のiPod同様、刻印サービスのあるアップルのオンラインストアで購入した方がよいだろう…という結論になり、ネットでの購入に切り替えることに。
そして何気なく入ったお隣の家具屋「Simple Style」で、限りなく好みに近いダイニングセットと出会ってしまい、いい感じのお店のスタッフさんとの話もはずんで、なかなかの長時間滞在。ダイニングセットの新規購入は、これまでにこのブログでも書いている通り「気に入ったものに出会えたら」決行する予定の我が家の計画のひとつ。このシンプルで素敵なウォールナットのテーブルとの出会いにより、いよいよこの計画実行の現実味が出てきました。
その後は「おかあさんとmikaちゃんにプレゼントを買いたい」という妻の言葉で、二人でINOBUNを散策。無事にプレゼントをセレクトした後は、くら寿司でランチしてBookOffで掘り出し物探し。…と久々に定番コースを満喫したショッピングタイムとなりました。
今日の写真は、少し前に妻が作ったペンケース。アクセントとなっているタグと2つのボタンがキュートなデザインです。

Pilot Black Ink

2011-02-28 14:14:20 | Quatre Collection

このブログでは、幼稚園の頃から愛用しているホッチキスや、初めて買ってもらったポラロイドカメラなど、今でも愛用している懐かしいアイテムを時折紹介していますが、今日もオフィスにあるそんなアイテムを…。
現在発売されているものがどんなデザインなのかは未確認ですが、あきらかにシンプルなラベルがなんとも70年代っぽい、パイロットの黒インクです。
これは元々父が自分の会社で使用していたインクだったのですが、当時小学校の低学年だった私が漫画を描き始めた時に、ペンとともに画材として譲り受けて以降、ずっと私の元にあります。
ビンの中にはまだまだインクは残っているので、そんなに多くの漫画を描いてはいなかったことになりますが、あらためてこのピンを見てみると「MADE IN JAPAN」の文字がガラス瓶の型抜きの段階で入っていたりして、なんとなく貴重そうな雰囲気が感じられます。
結局漫画家にはならなかったので、現在でもこの黒インクを使用することはないのですが、同じく父から譲り受けた計算機とあわせて、京都の町家だった父の会社の思い出の品として、これからも大切に受け継いで残していきたいと思います。

ガモーリアン・ガード

2011-02-26 17:56:39 | Quatre Collection

毎年この時期「2月は28日までしかないから、納期までの制作日数が通常より3日も少ない!!」という事実を念頭において作業を進めていて、このことが頭によぎるたびに「もう1年が経過したのか…」と、月日の流れの早さを実感する要素のひとつにもなっています。
制作日数が3日少ないことは意外に大きな要素なので、どうしてもどこかにその分のしわ寄せがでてくるのですが、それがここ数週間の「土日の休日なし」に結びついていて、本日も土曜日ではありますが、完全に仕事から離れた休日にはならない…という状況に落ち着きました。(笑)とはいうものの、先週の土日に比べると、あそこまで仕事一色の休日にしなければならない程、山積みの仕事量を残してはいないので、金曜日だった昨夜の夜、久々に深夜の3時前まで集中して作業を進行したことが功を奏して、本日は「ぷち仕事+休日」くらいの一日になりました。
さて今月も月末恒例の趣味の荷物-到着ラッシュが続いていますが、中でもインパクト(大)だったのが、SWの12インチの新作2点でした。これまで俳優さんが演じた人間キャラが多かったSWの12インチですが、年末のグリードから今回の2点に関しては、変化球ともいえるクリーチャー系が続いております。写真のガモーリアン・ガードは「レギュラー素体」が通用しないキャラとして、完全な新規作品となっていますが、そのボリューム感が圧巻。より精密なホットトイズの商品に慣れた目で見ると大作りな印象は否めないですが、こんなサブキャラがこのサイズでリリースされること自体が凄いことです。同時に届いたモモー・ネイドンに至っては、実際、映画では1カットしか登場しないんですから…。(笑)

黄色いDS

2011-02-19 15:17:43 | Quatre Collection

今週はとにかく何かと忙しく、久々に「土日にはゆっくり休みたい」と心から感じた一週間だったのですが、昨日の夕方、ブログを書き終えた後くらいから、どういうワケだか次から次へと新規のオファーのメールや電話がラッシュに。
正直なところ、現在受けている数件のお仕事だけで、手一杯な状態なのですが、せっかくいただいたお話をお断りするワケにもいかず、いくつかのオファーをお受けすることにいたしました。ということで、ゆっくりと休むつもりをしていたこの土日も、のんびりしているワケにはいかなくなり、本日は終日お仕事の日となりました。
唯一のお出かけとなったのは、午前中の約1時間半ほど。「お年玉で自分用のDSを買いたい」という次男のリクエストに応え、彼と二人だけで出かけた買い物のひとときです。3DSの発売が目前に迫ってはいますが「カングー色のDSがいい!!」というナイスセンスな彼の意見を尊重して限定色のLLを購入。昨日紹介したコダックのパッケージやGolaのバッグと同色のこのDSは、我が家では4台目(最初の2台は完全に故障して臨終)のDSとなります。
さて、本日はちょっぴり風邪気味で、珍しく家で留守番していた妻と、テストが間近でずっと勉強に励んでいる長男のために、マクドナルドでランチを購入して帰宅。珍しく「おうちマック」のランチも新鮮な一日でした。

Kodak instant camera

2011-02-18 17:05:10 | Quatre Collection

昨日の夕方、私がまだ仕事をしていた時に、リビングから「これは絶対に観た方がいいよ~」という妻の呼び声がしたので行ってみると、バック・トゥ・ザ・1970年代的なイギリスのテレビ番組が放送中で、ついつい二人で見入ってしまいました。
懐かしいシンプルなテニスのテレビゲームや、「電卓」が収録されたクラフトワークの名作「Computer World」のジャケットみたいな、何とも言えない素敵なデザインの初期のパソコン等が登場したり、お家の中の壁紙ももの凄く可愛い柄で、60-70年代が大好きな私にとっては見所満載な番組でした。
昨日の取材でライターさんの質問に答えていく中でも、あらためて自分の作風のルーツに大きな影響を与えていることに気づかされたこのミッドセンチュリーモダンの品々の魅力ですが、ここ数年で我が家にやってきたキャサリンホルムFinel等の北欧雑貨に混じって、実際に自分が子供だった70年代から愛用しているものも沢山オフィスに置いてあります。
その代表的なアイテムが今日の写真のコダックのポラロイドカメラ。私が小学生の頃に買ってもらった初めての自分専用カメラでしたが、今のデジカメの何倍もある大きな本体のデザインも何とも70年代っぽくて、当時より今の方がそのフォルムにシビレてしまう程ですが、コダックのイメージカラーであったイエローのパッケージの素敵さは群を抜いて素晴らしいです。
子供の頃にこのような素敵なデザインに出会っていることは、やっぱり私のイラストの独特の色使いの基礎の部分に多大な影響を与えてくれていることに間違いないと、あらためて感じさせられます。2000回以上続けているこのブログでも、まだまだ紹介していない素敵なお気に入りは沢山あるもんですね。

メトロイド

2011-02-13 18:01:31 | Quatre Collection

先日私の弟がウチに来た時に熱烈に薦められたのが、現時点でのメトロイドの最新作である「Other M」。あまりにも熱心に薦めてくれたので、弟がウチにいる時、amazonにてその場でオーダーしました。
私と弟がメトロイドシリーズと出会ったのは、もちろんファミコンのディスクシステム時代の第1作目。今から25年近く前の1986年のこと。たしか当時画期的な面白さだった「ゼルダの伝説」をプレイした後のディスクシステムソフトの新作として、その期待度は高く、発売当日に入手して二人で夢中になったものです。その後もゼルダとメトロイドに関しては、ゲームボーイやスーパーファミコン、アドバンスに64、ゲームキューブと、ハードの移り変わりにあわせて発売されたシリーズはひとつ残らずプレイしていて、進化しても一作目の手触りが残る任天堂ブランドのお気に入りのシリーズとなっています。
最近はモンハンのプレイ時間が生活の中に組み込まれているため、去年の秋発売となった「Other M」にたどり着くのが少し遅れましたが、弟のおかげでようやくプレイ。ちなみにこれまでのすべての作品において大満足の後味を残す良シリーズであるメトロイドですが、発売前のワクワク感という点では「スーパーメトロイド」が最高だった…というのが、私と弟の共通意見。今回の「Other M」は、物語の順番的にこのスーパーメトロイドの続きにあたるエピソードである…という点も捨て難い魅力です。
音楽や書籍に関しては「生涯のベスト5」の選考はほぼ不可能ですが、ゲームに関してだけは4つまでは確定。一作目からリアルタイムで全てのシリーズをプレイしている「ドラゴンクエスト」「ゼルダの伝説」「メトロイド」、そしてプレイ時間において、すでに過去のゲームの全てを超越している「モンスターハンター」シリーズです。

こびとづかん

2011-02-06 18:46:04 | Quatre Collection

あまりの肌寒さで、ほぼ一日をこたつの中で過ごした昨日とはうってかわって、この冬で一番寒さがやわらいだ日曜日となった本日。せっかく暖かくなったので家族でどこかに遊びに出かけたいところですが、相変わらず長男は部活で忙しいため、彼の留守の間に残った3人だけで食材の買い出しに出かけることに。
そんな向かった先で出会ったのが、次男の大のお気に入り絵本である「こびとづかん」のストラップのガチャガチャ。数年前までは様々な種類の商品が次から次へとリリースされ、とても活気のあったガチャガチャ界も、今ではその全てが夢だったのか?…と感じてしまうくらいに寂しいジャンルになっておりますが、久々に「回したくなる」商品に出会えた午後のひとときとなりました。
種類は全部で7種類…ということで、久々に次男と二人で全種が揃うまで回し続けましたが、ダブったのは2個だけであっさりとコンプリートすることが出来ました。最近のガチャガチャはガチャボール(商品ケース)の色で中身がわかるため、機械の窓の隅から中の残りの状況を確認して、「これ以上チャレンジするか否か…」を判断出来るのですが、今回はその術が大いに役立ちました。
ということで、次男がお庭でママのサニーレタスの植木鉢にこびとたちを並べていたので、撮影してみました。

めぞん一刻

2011-02-05 17:29:45 | Quatre Collection

毎晩寝る前に少しずつ懐かしい漫画を読み進めている私ですが、少し前に紹介した「うる星やつら」全34巻を読み終えた後に読み始めたのが、同じ高橋留美子さんの名作「めぞん一刻」。
全15巻のこの作品を最初に手に入れたのは今から25年近く前のことで、購入当初と14年前の新婚時代に各1回ずつ…と、これまで過去に2回通しで読んでおり、今回で3回目の通し読みとなりますが、あらためてその見事に構築されたストーリーと際立つキャラクター設定を賞賛せずにはいられない素晴らしい内容に酔いしれました。
80年代当時、アニメ化もされた超有名作品ではありますが、実はアニメ版はきちんと続きで観ていなかったので、私にとっての「めぞん一刻」は、この原作がすべて。長い連載期間中にタッチが完成されていく様子や、高橋さん独特の小気味良いやり取りやギャグセンスにどんどん磨きがかかっていく様が、手に取るようにわかるのもこの作品の魅力です。
14年ぶりなので、ところどころ細かいシーンを忘れていたりして、新鮮な気持ちで毎晩読み進めていましたが、数えきれない程のすれ違いと誤解をくぐり抜けて、主人公の二人がいよいよ結ばれようとする14~15巻あたりは、全く息もつかせぬ展開の連続で、一気に読み切ってしまいました。…で、「一日でいいから、私より長生きして」のシーンではやっぱり涙してしまいました。
管理人さんに人気が集中しがちな作品ではありますが、やはり大事なのは五代クンの成長の描写かと。宇宙で一番の浮気者の諸星あたるも、生き方が不器用な五代クンにも、「それでも、こうであって欲しい」という優しげな希望的要素が微かに感じられるのが高橋さんの描く男性キャラの魅力。同じような特徴をもつキャラクターを男性作者が描いても、絶対にああはならないでしょう。どんなにふざけていてもギャグだけのキャラでも「根が誠実」なのが、高橋キャラ全般にいえる心地の良い特徴だと私は思います。
さて、「めぞん一刻」を読み終えたので、次は「らんま1/2」に…と思いましたが、ここは少し趣向を変えて「がきデカ」か「まことちゃん」の2本…で悩んだあげく、昨夜から「まことちゃん」の第1巻を手に取りました。梅図さん…絵が細かいです(笑)

ねんどろいど ぷち

2011-02-03 15:33:07 | Quatre Collection

先日いつものように妻と二人でスーパーに食材の買い出しにいったら、ショッピングカートの中にきっちりと豆まき用の豆と鬼の面が…。息子たちが小さかった頃から、毎年欠かさず豆まき用の豆を買って豆まきをしているのは、妻のこだわりのひとつです。
そんな感じで、つい先日年が明けたばかりのような気がするのに、もうひと月が過ぎて節分なんて、ホントに最近は時間が光の速さで流れていくようです。
さて、なんの予備知識もなく店頭でfigmaを見かけたことがきっかけで我が家に浸透することになった「けいおん!」ですが、いよいよ今月発売のブルーレイに最終回が含まれている…ということで、毎日妻と二人でお昼に順番に見ていたのも、現在までに発売されている21話のところでストップ中。ファンの間では最終回と並んで「もっとも感動するシーン」とされている第20話では、妻も見るたびに涙しておりますが、最終回では再びうるっときてしまうことでしょう。
本日の写真は、figmaに続いてウチにやってきた「ねんどろいど ぷち」のけいおんメンバー。例によって箱買いですが、1BOXで11種+シークレットが揃う良心的なアソートでした。これまでほとんど可愛い系のフィギュアには手を出したことがありませんでしたが、クオリティの高い造形と彩色で、本当にセンスよくまとめられています。

優しいポーチ

2011-01-30 18:29:11 | Quatre Collection

久々に長男の部活が休みとなった本日は、「マクドナルドに行きたい」「絵本が欲しい」という息子たちの2本のリクエストに応えるべく、家族揃ってイオンモールへ。
ただ、日曜日のイオン…。やはり想像以上の人混みで、息子たちの本だけ購入して早々に退散。空席のないフードコートを一目見て「ここにいたら確実にインフルエンザをもらってしまいそう…」と感じてしまう程の混みようだったので、クルマで別のマクドナルドまで移動してドライブスルーで購入し、広くて静かな公園の駐車場にて、結局カングーランチとなりました。
ちなみに暇さえあれば小説を読んでいる読書家の長男の最近のお気に入りは「八雲」、個性的な絵に惹かれる絵本好きの次男のお気に入りは「こびとづかん」ですが、それぞれ本日は続刊を無事入手出来てご機嫌の様子でした。
さて今日の写真は、先日紹介したボタンと生地を使用して妻が作った可愛らしいポーチ。存在感のある昭和ボタンが、まるでお弁当の中の梅干しのように個性を放っています。表面にあしらわれたレースは私の妹からプレゼントされたもので、中面の生地には以前ルルコレカのhitomiさんからプレゼントしていただいたものを使用。いろんな人のセレクトセンスが一つの作品としてカタチになった、優しいポーチです。

昭和のボタン

2011-01-27 15:10:19 | Quatre Collection

今から14年前、長男をお腹に身ごもったのをきっかけに、デモンストレーターという華々しいお仕事を引退した妻。それ以来、彼女は専業主婦としてずっと息子たちの成長を常に側でささえながら、お料理やお菓子作り、ガーデニング、手芸など、本来なら主婦の仕事の一部であるはずの様々な仕事を、新たな自分の趣味として、常に向上心を旺盛にしながら身につけていきました。
これまで5年以上にわたって、このブログで紹介してきた彼女のお料理やお菓子、寄せ植えや手芸作品などを振り返って見てみると信じられないかもしれませんが、結婚前の彼女はお料理もお菓子作りもお裁縫もほとんどやったことがなかった…というから驚きです。
本人いわく、私や息子たち…「尽くしてあげたい人たち」がいるから、自然に頑張れて、それらの趣味にも一層磨きがかかるそうです。自分の趣味が家族の潤いの元にまで昇華したのは、彼女が専業主婦としての時間をいかに有意義に過ごしているかがわかる、素敵すぎる結果かも…ですね。
今日の写真は、先日二人で訪れたPieri内のお気に入りの「昭和ショップ」で見つけた、掘り出し物の昭和のボタンなど。そういえば木製の糸巻きの芯も、今では珍しいものになってしまっているのでしょうか。これらの材料を使って彼女が作った作品はまた後日に。